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令和7年10月23日、澄み渡る秋晴れの空のもと、本校創立100周年記念式典が盛大かつ厳粛に挙行されました。
当日は、栃木県副知事 赤岩様、教育委員会委員 尾﨑様、県議会議員 小林様をはじめ、多数のご来賓の皆様にご臨席いただき、心温まるご祝辞を賜りました。
ご来賓の皆様からの励ましのお言葉に、生徒・教職員一同、100年の歴史の重みを改めて実感するとともに、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す決意を新たにいたしました。
式典では、50年前当時の生徒によって作成された「黒磯高校応援歌」の復活披露がサプライズ演出として実施されました。この応援歌は創立50周年記念式典の際に披露されたそうです。その後、時の流れとともに歌われることが無くなってしまいましたが、100周年の晴れの日に、令和の時代に本校の歴史を引き継いだ生徒たちによって、再び命を吹き込むことができました。
式典には、当時この応援歌を作曲された益子様も来賓としてお招きしており、応援歌の復活を大変喜んでくださいました。
午後には記念講演会が実施され、講演者としてUAo株式会社CEO伊藤麻理様をお招きしました。
「挑戦し続けること」と題し、ご自身が手がけた建築物を紹介しながら、夢に向かって挑戦すること、それを諦めずに継続することをお話しくださいました。また、日頃から本校生徒が使う那須塩原市立図書館「みるる」について「森のように自由に歩き回り、学びや気づきが自然に生まれる場所として設計しました。高校生には、勉強だけでなく人と出会い、考えを広げる“自分の居場所”として使ってほしい」と語ってくださいました。
創立記念式典および記念講演会は、参加者全員が本校の歩みと未来に思いを馳せるひとときとなりました。これらの成功は、ご参加いただいた皆様のご協力があってのことと感謝しております。また、これまで本校を支えてくださったすべての皆様に心より感謝申し上げるとともに、今後とも地域に根ざした教育活動を推進し次代を担う人材の育成に努めてまいります。
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に
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