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本校の応接室に飾られているこちら↓
今回ご紹介するのは、一番右側にある上棟板です。
上棟板とは、
建物の上棟の際に、建築物名、工事の由緒、年月日、建築費を出した人物、大工・鍛冶・屋根葺きの名前などを、
木札や板に書いて棟木などに打ち付けたものをいいます。
こちらの板にも、それらが書かれています。
棟梁や鳶・左官などといった職名と担当した職人さんのお名前がわかります。
裏面には、
「大正15年1月23日上棟式」
上棟式の日付けが書かれてあります。
当時の黒磯町長や校長のお名前も書かれてあります。
おおよそ100年前の上棟板にもかかわらず、とてもきれいな状態で保管されていたことに驚きです。
表面に書かれてある「天長地久(てんちょうちきゅう)」とは、
天地の存在は永遠であること。
天地が永久であるように、物事がいつまでも続くことのたとえ、だそうです。
当時の本校舎は残念ながら現存はしておりませんが、
創立当初の熱い想いは、
100年後の今でもしっかりと引き継いでおります!
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に