日誌

100年前の上棟板

 本校の応接室に飾られているこちら↓

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介するのは、一番右側にある上棟板です。

上棟板とは、

建物の上棟の際に、建築物名、工事の由緒、年月日、建築費を出した人物、大工・鍛冶・屋根葺きの名前などを、

木札や板に書いて棟木などに打ち付けたものをいいます。

こちらの板にも、それらが書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棟梁や鳶・左官などといった職名と担当した職人さんのお名前がわかります。

 裏面には、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大正15年1月23日上棟式」

上棟式の日付けが書かれてあります。

当時の黒磯町長や校長のお名前も書かれてあります。

おおよそ100年前の上棟板にもかかわらず、とてもきれいな状態で保管されていたことに驚きです。

表面に書かれてある「天長地久(てんちょうちきゅう)」とは、

天地の存在は永遠であること。

天地が永久であるように、物事がいつまでも続くことのたとえ、だそうです。

当時の本校舎は残念ながら現存はしておりませんが、

創立当初の熱い想いは、

100年後の今でもしっかりと引き継いでおります!