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今回は、学校を語るうえで外せない制服についてです。
それでは、100年前の制服をのぞいてみましょう!
これは大正14年卒業記念写真です。着物に袴を着用していますが、よく見ると袴紐の上に校章バックル付きのベルトを締めています。このベルトは同年12月に配布されました。それ以前は、女学生の象徴として袴の裾に黒い線を入れていたようです。ベルトができてからは袴の線は取り払われました。下の写真と図が校章付きバックルとベルトのイメージになります。
続いてこちらは昭和5年度の修学旅行記念写真です。
この制服は大正15年に宇都宮の山口洋品店に見本制作を依頼し、三種類の見本から選んで制定したものです。希望者から着用させ、この頃までには定借しました。この制服でも校章バックル付きベルトを着用しています。
レトロブームの令和の現在でも、十分におしゃれな制服だと思います!
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に