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今回は、校章の歴史を振り返ってみましょう。
黒磯実践女学校の校章は、大正14年に制定されました。
校章は、校章バックル付きベルトと校章バッジを作成する際に考案されました。
花弁にペン先(教養)とハサミ(技能)を用いて花の意匠とし、中央に「黒女」の文字を配置しました。
花の意匠は教養と技能を身に着けた「円満なる社会人」を表しているそうです。
下は、昭和24年4月1日に制定された黒磯高等学校の校章です。
左が男子、右が女子と、男女で違う校章でした。
男子の校章は菊の葉を図案化したもの、女子の校章は白菊を図案化したものです。
男子の校章は、昭和38年2月の改定により男女共通のものとなり、現在にいたります。
本校の校歌3番に「栄の白菊 薫れよ永遠に」との歌詞があります。
今はない女子の校章ですが、校歌の3番の歌詞とリンクしていたのでしょうか?
とても素敵な校章だと思います。
黒磯高校 校歌
澄みわたる 青空に
なびく白絹 夢よぶ噴煙
叡智の瞳 集めて仰ぐ
那須は清き山 情熱の山
ここに窓あり 黒磯高校
希望みなぎる われらが母校
風駛り 霰降る
冬の広野も 愛する大地
自律の気風 こぞりて拓く
那須は未来ある 開拓の原
明日の文化のさきがけつくる
意気と純情 われらが胸に
雲はるか 花はるか
流す那珂川 目指すはいずこ
みどりの春も 紅葉の秋も
那須はあたたかき 平和の泉
ここに苑あり 黒磯高校
栄の白菊 薫れよ永遠に