令和7(2025)年度 高等部だより
全国アビリンピック大会に出場しました
10月17日から愛知県の愛知国際展示場で開催された全国アビリンピック大会(全国障害者技能競技大会)に、本校から製品パッキング部門の栃木県代表として生徒が出場しました。
全国大会では、県大会とは異なる課題に挑戦しました。課題1は、緩衝材の組み立てと結束(2セット×5束)を30分以内に行うもの。
課題2は、小箱・中箱・化粧箱・外箱の組み立てと梱包作業(4箱分)を60分以内に行うものでした。
いずれの課題も、作業の正確さやスピードだけでなく、仕上がりの美しさや手順の工夫などが評価のポイントとなります。
全国から集まった25名の代表選手が技能を競い合う中で、本校の生徒もこれまでの練習の成果を十分に発揮し、落ち着いて競技に臨むことができました。
また、壮行会の際に校長先生から「こつこつ努力を積み重ねることの大切さ」というお話がありましたが、競技を通して、日々の努力が確かに実を結ぶことを実感することができました。
この貴重な経験を通して得た学びを、今後の学校生活や進路実現にいかしていけることを期待しています。
校内実習 受注班(もったいない班)
14日(火)から校内実習が始まりました。
受注班では「株式会社もったいない」様からストーブの燃料であるペレットの袋詰めの仕事をいただいて作業を行っています。
商品としてお客様の手元に届く物を扱っている緊張感を大切に、丁寧な作業や大きな声での報告・返事などを目標に取り組んでいます。
大きな袋から、10㎏の製品袋に詰め、計量、空気穴の穴あけ、検品、納品準備などの工程を経て出荷になります。
全国アビリンピック大会壮行会
7月5日に開催された栃木アビリンピック大会の製品パッキング部門において、本校の生徒が見事「金賞」を受賞し、栃木県代表として全国アビリンピック大会(10月18日開催)への出場が決定しました。
これを受けて、壮行会を行い、校長先生および生徒会長から温かい激励の言葉が贈られました。代表生徒からは「全国大会でも全力を尽くしてきたい」と力強い決意が述べられ、会場は大きな拍手に包まれました。
全国大会出場が決まった7月以降、夏休み中も練習に励み、技術の向上に努めてきました。時にはプレッシャーに悩むこともあったかもしれませんが、持ち前の粘り強さと努力で乗り越え、今は全国の舞台に向けて前向きな気持ちで準備を進めています。
全国大会での健闘を心より期待しています。皆さまの温かい応援をよろしくお願いいたします。
2学期実習激励会を行いました!
10/7(火)、2学期の産業現場等における実習に向けて、激励会が行われました。
校長先生からは、会社の方に時間や仕事をいただいていることに感謝の気持ちをもって実習に取り組んでほしいと話をいただきました。
進路指導部長からは、それぞれの学年に対して
1年生は、時間を意識したり、報告・連絡・相談をしたりすること
2年生は、実習を行う中で、自分の適性や課題に気が付けるようにすること
3年生は、意欲をもって、進路先となることを意識して仕事をすることが大切という話をしていただきました。
どの学級も発表するときの態度は、もちろん、聞くときの態度も素晴らしくとても充実した時間となりました。今回発表した目標に向かって、来週から頑張っていきます。
ちょっとした気遣い
体育館で27日に行われた第31回ハートピック陸上大会表彰伝達式が終了した後・・・
1年の生徒数名が体育館の窓の施錠を行っていました。
いつも体育館を使用後は「窓を閉める」ということを理解していて、自ら進んで行っていたことに、とても嬉しく思いました。
自分だけでなく、「周りに気遣いができること」
これは目に見えないところまで、思いを巡らせる力だと思います。
「次に使う人が快適に過ごせるように片付けをする」
「困っている友達に声をかける」
も同じ気遣いだと思います。
誰かに頼まれたから動くのではなく、自ら動けるその姿に
日頃の成長と温かさを感じました