令和7(2025)年度
夏休みプチ研修「ICT活用に関する講義」「生成AIを活用した校務効率化について」
「みなさん、(校務にかかわらず)生成AIを使ったことがある人はどのくらいいますか?」
参加した約半数の手が挙がり、初めて生成AIに触れる人もいる中、研修がスタートしました
まずは、情報部長より、
「生成AIとは」
「栃木県立学校における生成AI使用上の注意」
についての講話を聞きました
そして、実際に、それぞれの校務用PCで、生成AIを使ってみました
私達教員は、「自分たちで文章を考えてパソコンに打ち込む」という仕事が多々ありますが、それを第3者が見たときに、読みやすいか、誤解を与えるような表現になっていないかなどを、何人もの教員でチェックをしていきます
そのチェックの第1段階に生成AIを使ってみようという研修です
情報部長が、私達がよく文章で使う表現を生成AIに学習させ、互審チェックをする際に使いやすいように「生成AI互審くん」というものを作成・準備しておいてくれました
実際に、よく使う表現で修正部分があると色がついて表示されるような設定がされており、直すべきところが一目瞭然
参加した先生達の
「すご~い」という声があちこちから聞こえていました
続いて、研修講師がK先生にバトンタッチ
生成AIを使ってイラストを作ってみよう
私達は視覚支援教材を作るときに、イラストをよく使いますが、ちょうどぴったりくるイラストがなかったりして、絵のうまい先生にかいてもらったり…
…なんてことがありますが、それを解消できる使い方です
今回は参加者でチームを作り、お祭りのイラストを作成
「アニメタッチで」「おみこしを入れて」など、グループで条件を加えてイラストを作成しました
それがこちら
これ以外にもたくさんのお祭りのイラストができあがりました
みなさん、それぞれのグループの個性が表れていますよね
この中で1つ、違和感があるイラストがあることにお気づきになったでしょうか…
そうです ここです
金魚すくいの金魚が入るべき器にかき氷が
便利なAIですが、使うのは人間
全てAI任せにしてはいけないことがわかる、研修としては良いイラスト素材を生成してくれました
できあがったイラストに
「もっと○○にして」
と条件をつけるとイラストを修正してもらえるので
「女の子の手に持っている器を金魚を入れる器にして」
とでも追加で条件をつけると、金魚入りの器に修正したイラストができあがります
歌も作ってくれるAI
テーマに沿った歌詞とギターコードをつけてくれ、参加者で歌いました
先生達のこの笑顔が、楽しく充実した研修になったことを物語っていますね
生成AI
活用して校務効率化
上手に活用していきたいなと、参加者一同、強く思いました