令和7年8月3日(日)、宇都宮市で開催された「第50回ふるさと宮まつり」において、本校産業システム部建築研究班の生徒7名が「桃太郎山車巡行」に参加しました。
この巡行は、宇都宮城址公園から二荒山神社までを巡るもので、「宮のにぎわい山車復活プロジェクト」との協働により実施されました。
生徒たちは、事前の山車のメンテナンスにも関わり、当日の運行においても力強く担ぎ手として活躍しました。
地域の方々と共に伝統文化に触れ、実際に祭りを支える体験を通して、文化の継承に貢献する貴重な機会となりました。
また、地域と協働しながら責任を持って行動することで、キャリア教育の一環としても大きな学びを得ることができました。
今後も地域との連携を深め、学びを社会に還元できるような取り組みを続けてまいります。
令和7年7月20日(日)、産業システム部の部員たちは、小山祇園祭で使用される大神輿の渡行準備に参加しました。
当日は、地元の鳶(とび)職の皆様からご指導をいただきながら、大神輿と担ぎ棒を縄でしっかりと結びつける「鯱巻(しゃちまき)」と呼ばれる伝統的な技法を学び、実際に作業を体験しました。
普段の実習では経験できない地域の伝統技術に直接触れる貴重な機会となり、生徒たちは真剣な表情で技術の習得に取り組みました。
今回の活動を通して、地域文化の継承に貢献することができ、ものづくりを学ぶ者としての誇りと責任を感じる良い経験となりました。今後も地域とのつながりを大切にしながら、学びを深めていきます。
令和7年7月12日(土)、産業システム部建築研究班は、宇都宮工業高校の皆さんと合同で、「高校生 ものづくりコンテスト(建築大工部門)」に向けた合同審査会を実施しました。
この審査会では、各校の代表生徒が課題に取り組み、図面の精度や木材加工の技術、仕上がりの美しさなどを相互に評価し合いました。参加した生徒たちは、お互いの技術や工夫に触れ、多くの刺激を受けていました。
今回の合同審査会は、技術の向上はもちろん、他校との交流を通して学びを深める貴重な機会となりました。本番に向けて、より一層の練習に励んでいきます。
令和7年7月5日(土)、産業システム部建築研究班は、今市工業高校の皆さんと合同で「高校生ものづくりコンテスト」に向けた審査会を実施しました。
この審査会では、両校の代表生徒が課題に取り組み、図面作成や木材加工の技術を競い合いました。相互に作品を評価し合い、技術面や完成度について活発な意見交換が行われるなど、互いに刺激を受ける貴重な機会となりました。
本番に向けて、さらに技術を磨き、良い結果を目指していきます。今後も学校間の交流を通じて、ものづくりの技術と意識の向上に努めていきます。
令和7年6月14日(土)、産業システム部は鹿沼市にて屋台彫刻研修を行いました。
今回は、鹿沼市を代表する名工「彫工嘉門」こと黒崎孝雄様を講師にお迎えし、彫刻の歴史や技法について学ぶ貴重な機会となりました。
午前中は、黒崎様による彫刻の歴史や技法に関する講義を受けた後、実際に彫刻刀を使った彫刻体験を行いました。
生徒たちは初めて触れる伝統技術に真剣に向き合い、ものづくりの奥深さを体感しました。
午後は、鹿沼市内の今宮神社および十二社神社を見学し、建築様式や社殿彫刻の特徴について黒崎様から丁寧な解説をいただきました。
地域の伝統文化に触れるとともに、建築と彫刻の関わりを学ぶ大変有意義な研修となりました。