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栃高博物館
2013年9月の記事一覧
栃高博物館 78 イソギンチャク
栃高博物館 78 イソギンチャク
分類 刺胞動物門 花虫綱 六放サンゴ亜綱 イソギンチャク目
学名 Actiniaria
英名 Sea Anemone
大きさ 通常は10cm以下、大きいものは口径60cm(この標本は5cm)
分布 熱帯から寒帯まで世界中の海
触手には毒があり、小動物が触手にふれると麻痺してしまいます。イソギンチャクは、餌を口に
運んで丸呑みにします。ヒトに対してはほとんど毒はないけれど、ウンバチイソギンチャクは毒が
強い。漢字で書くとよくわかります。「海蜂磯巾着」 そういえば、サンゴ礁の人気者カクレクマノミは
毒を感じませんね。英語名は海のアネモネ。カラフルなイソギンチャクが目に浮かびます。
分類 刺胞動物門 花虫綱 六放サンゴ亜綱 イソギンチャク目
学名 Actiniaria
英名 Sea Anemone
大きさ 通常は10cm以下、大きいものは口径60cm(この標本は5cm)
分布 熱帯から寒帯まで世界中の海
触手には毒があり、小動物が触手にふれると麻痺してしまいます。イソギンチャクは、餌を口に
運んで丸呑みにします。ヒトに対してはほとんど毒はないけれど、ウンバチイソギンチャクは毒が
強い。漢字で書くとよくわかります。「海蜂磯巾着」 そういえば、サンゴ礁の人気者カクレクマノミは
毒を感じませんね。英語名は海のアネモネ。カラフルなイソギンチャクが目に浮かびます。
栃高博物館 77 ウミサボテン
栃高博物館 77 ウミサボテン
分類 刺胞動物門 花虫綱 ウミサボテン科
学名 Cavernularia obesa
大きさ 夜になると30cm以上にまで伸びる(この標本は15cm)
分布 石狩湾以南
名前はサボテンですが、植物のサボテンとは全く違います。体から出ている
とげ状のものは、とげではなく、ポリプです。ポリプがあるので、これはクラゲや
サンゴの仲間といえます。刺激を与えると黄緑色に発光するそうです。下村先生
のノーベル賞で有名になったオワンクラゲの発光と、仕組みは同じなのでしょうか。
分類 刺胞動物門 花虫綱 ウミサボテン科
学名 Cavernularia obesa
大きさ 夜になると30cm以上にまで伸びる(この標本は15cm)
分布 石狩湾以南
名前はサボテンですが、植物のサボテンとは全く違います。体から出ている
とげ状のものは、とげではなく、ポリプです。ポリプがあるので、これはクラゲや
サンゴの仲間といえます。刺激を与えると黄緑色に発光するそうです。下村先生
のノーベル賞で有名になったオワンクラゲの発光と、仕組みは同じなのでしょうか。
栃高博物館 76 タコクラゲ
栃高博物館 76 タコクラゲ
分類 刺胞動物門 鉢クラゲ綱 タコクラゲ属
学名 Mastigias papua
英名 Papuan Jeelly,Spotted Jelly, Lagoon Jelly
大きさ 傘径10cm(この標本は3.5cm)
分布 日本では関東以南の温暖な海域
本校にはクラゲの標本が2本ありますが、この標本もすばらしい保存状態です。体内に褐虫藻
が共生しているため、褐色になっています。標本では、褐虫藻が死んでしまったため白色です。
傘の下から8本の口腕(コウワン)が出ていて、これが蛸に似ているために、この名前がつきまし
た。パラオ諸島のジェリーフィッシュレイクは、タコクラゲの湖として有名です。
分類 刺胞動物門 鉢クラゲ綱 タコクラゲ属
学名 Mastigias papua
英名 Papuan Jeelly,Spotted Jelly, Lagoon Jelly
大きさ 傘径10cm(この標本は3.5cm)
分布 日本では関東以南の温暖な海域
本校にはクラゲの標本が2本ありますが、この標本もすばらしい保存状態です。体内に褐虫藻
が共生しているため、褐色になっています。標本では、褐虫藻が死んでしまったため白色です。
傘の下から8本の口腕(コウワン)が出ていて、これが蛸に似ているために、この名前がつきまし
た。パラオ諸島のジェリーフィッシュレイクは、タコクラゲの湖として有名です。
栃高博物館 75 カツオノカムリ
栃高博物館 75 カツオノカムリ(鰹の冠 カツオノカンムリ)
分類 刺胞動物門 ヒドロ虫綱 ギンカクラゲ科 カツオノカンムリ属
学名 Velella velella
英名 by-the-wind sailer, purple sail
大きさ
分布 暖海性 外洋性
クラゲの仲間です。左写真のラベルに「カツヲノカムリ」「腔」の字がかろうじて読めます。
標本は2体入っているので、少々見づらい。右の写真中央に三角形の頂点があり、一番下側
(三角形の底辺)に短い触手がたくさん生えています。これが1個体です。日本名は鰹がかぶったら
似合うかもしれない帽子(冠)で、英名はヨットの帆(sail)です。この三角形の帆には気体が入って
いて、本当の帆のように水面に突き出して風を受けます。また三角の帆の周囲は、生きているとき
は濃い青色で、美しいです。(purple sail)
クラゲの標本はその柔らかさのため、形が壊れてしまいがちですが、この標本は、すばらしい
保存状態です。残念ながら色は消えました。
分類 刺胞動物門 ヒドロ虫綱 ギンカクラゲ科 カツオノカンムリ属
学名 Velella velella
英名 by-the-wind sailer, purple sail
大きさ
分布 暖海性 外洋性
クラゲの仲間です。左写真のラベルに「カツヲノカムリ」「腔」の字がかろうじて読めます。
標本は2体入っているので、少々見づらい。右の写真中央に三角形の頂点があり、一番下側
(三角形の底辺)に短い触手がたくさん生えています。これが1個体です。日本名は鰹がかぶったら
似合うかもしれない帽子(冠)で、英名はヨットの帆(sail)です。この三角形の帆には気体が入って
いて、本当の帆のように水面に突き出して風を受けます。また三角の帆の周囲は、生きているとき
は濃い青色で、美しいです。(purple sail)
クラゲの標本はその柔らかさのため、形が壊れてしまいがちですが、この標本は、すばらしい
保存状態です。残念ながら色は消えました。
1999年11月26日開設
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栃木県立
栃木高等学校
〒328-0016
栃木県栃木市入舟町12-4
TEL 0282-22-2595
FAX 0282-22-2534
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