弓道部

栃木高校弓道部の目指すものは「魅せて中てる行射」です。「恒常的な的中」は,弓道教本に即した「丁寧な行射」の先にしかないと考えているからです。個人競技の色が強いと思われがちな競技ですが,本校弓道部は部全体をチームと捉え,より多くの時間,場所,感情を共有することを大切にしています。

弓道


 

日誌

弓道部からのお知らせ

H24年度県総体兼関東大会予選結果報告

去る,4月の29日。宇都宮市弓道場(宇都宮市屋板)にて標記の大会が実施されました。

まず,団体戦ですが本校Cチームが5位という結果でした。決勝リーグに残るにはあと一息,それどころか,彼らの技術からいえば,もっと上位にくい込めたはずでした。

顧みれば,前大会で優勝したことが,監督を含めたチーム全体に重圧やら,慢心やらが複雑にのしかかっていたのであろうと思います。

そんななか,3年生の松本君が個人でみごとに優勝を果たし,精神的な強さと技術力の高さを見せつけてくれました。

インターハイの県予選まで,練習に充てられる時間は決して多くはありません。可能な限り,高い技術力と強靱な精神力を身につけたいと考えています。

応援,よろしくお願いします。

栃木県高等学校弓道選手権大会

3月10日に開催された表記大会にて,本校弓道部が団体優勝という快挙を成し遂げましたので,報告いたします。

さて,大会の概要ですが,団体戦はインターハイと同じ5人立ち。多くの大会は3人立ちであり,5人立ちでは選手層の厚みが如実に現れます。部そのものが組織として機能しているか,部全体がチームとなっているかが問われる,それが5人立ちなのです。

実は,2月は練習時間が思うように確保できず,選手それぞれが,万全どころか不調を抱えたまま試合当日を迎えていたのです。

マイナスイメージを引きずったままの選手団ではありましたが,彼らはひと立ち毎に,それぞれの問題点を洗い出し,ひとつずつ確実にその問題点をつぶしていったのです。

結果として予選で上位8チームに残り,その後のトーナメントを危なげもなく勝ち進んでいきました。

残すタイトルは後2つ,関東大会とインターハイです。今後とも応援よろしくお願いいたします。
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  【トーナメントの結果一覧】           【表彰式の様子】

弓道部南部支部新人大会優勝

さて,今回の報告は南部支部弓道大会です。

この大会は今回で26回目となるもので,これまでその優勝杯は「足工大附属」と「栃木工業」の間を行き来するばかりで,本校に滞在することはありませんでした。

それが今回の大会で,本校のエースチームが念願の初優勝を果たし,「栃木高校」の名を優勝杯に残すこととなりました。

しかしながら,試合内容は前大会ほどではなく,24射17中というなんとも中途半端なものでした。

結果こそ優勝ではありましたが,多くの課題を残してしまったのも事実です。

そんななかでも,特筆すべきなのは,1年生部員の行射の質の向上です。

うまくなったなと,素直に評価できる内容でありました。

第30回 全国高等学校弓道大会県予選

平成24年1月14日(土),栃木県体育館弓道場において,上記大会が行われました。
本校からは3チームが参加し,そのうちのBチームが4位に入賞いたしました。

3人で1チームを編成し,予選で24射したわけですが,20本の的中という快挙を為し遂げ,予選トップ通過をしました。

その後は決勝リーグになるわけですが,そこでは1勝2敗ということで惜しくも破れてしまいました。

結果として本校弓道部の弱点が浮き彫りになり,次の大会につながる有意義な大会となりました。