日誌

通信制だより

令和5年度進路説明会②開催

6月25日(日)6時間目、県内の大学・短大・専門学校等の先生方を講師にお招きし、第2回進路説明会を実施しました。

 大学(作新学院大学、白鷗大学、国際医療福祉大学)・短大(佐野日本短期大学)・専門学校等(宇都宮アート&スポーツ専門学校、国際情報ビジネス専門学校、国際看護福祉保育専門学校、宇都宮メディア・アーツ専門学校、国際テクニカル理容美容専門学校・国際ペット総合専門学校、国際ファッションビューティー専門学校)の皆様にお越しいただき、各教室に分かれ、それぞれの志望に応じて少人数で丁寧な説明を聞くことができました。生徒は各分野・学科や各校種・学校の特徴などを直接伺い、理解を深めました。

 また、就職希望の生徒は、ライセンスアカデミーの先生から就職試験応募の実際や就職試験での面接の心構え等を分かりやすい形でご指導をいただき、これから始まる入社試験対策をしていただきました。

 参加した生徒たちは、それぞれ担当となった講師の方から具体的な話を聞き、今後の進路に向けて意欲を高めていました。ライセンスアカデミー様並びにご説明くださいました学校関係者の皆様、ご協力くださいましてありがとうございました。

防災避難訓練

5月28日(日)、30日(火)の両日4時限目に防災避難訓練を実施しました。

今回は、地震が発生し、そのために理科室から火災が発生したという想定で行いました。

災害時の心構えや各教室での身の安全を守る行動「押さない・走らない・喋らない・戻らない・ふざけない(お・は・し・も・ふ)」についての確認を行った後、地震発生の放送が流れ、落下物等から頭部を守るために机の下に隠れました。揺れが収まった後「火災発生」の放送を受け、避難場所への避難を行いました。

訓練に参加した生徒は、二日間で208名でしたが、各年次生とも安全かつ迅速に、落ち着いた様子で避難場所への移動を完了することができました。

安全な社会づくりのためには、私たち自身の危険予測や危険回避行動が重要です。

いつ、何処で地震や火災、その他の災害に遭っても、落ち着いて行動できるよう、日頃からの防災意識を高めていきたいものです。

令和5年度 前期生徒総会・校長講話

5月7日(日)の3・4時限目を使い、今年度の前期生徒総会と校長講話が実施されました。

  

                  

 

この日はあいにくの雨でしたが、集まった生徒たちは真剣に議事進行に聞き入っていました。

令和5年度の生徒会役員たちです。本校を大いに盛り上げてくれることを期待します!!

後半の校長講話では、「数楽へのアプローチ」と題して、校長先生の専門でもある数学をテーマに

講話をいただきました。

  

講話は、「直角の通路を通過できる面積が最大のソファーの形は?」や、「ある条件下で4人が全員橋を渡るためにかかる最小の時間は?」と、クイズのような形式で行われ、生徒たちも頭をひねっていました。
後に正解が発表された時、「やっぱりそうか」などとつぶやく声も聞こえ、生徒も楽しみながらも一生懸命に取り組んでいたことがうかがい知れました。

校長先生は、講話の最後に、「発想の転換に興味を持ってもらいたい」というメッセージを贈ってくださいましたが、生徒たちにとって、積極的に考えるためのよいきっかけになったと思います。

入学式~宇高通信制にようこそ!

 4月9日(日)午前10時より、本校講堂にて令和5(2023)年度入学式が挙行されました。今年度も、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、換気や消毒といった対策を十分に行った上での式となりました。

 


 式では、1年次生101名、2年次生34名、3年次生20名の計155名が新入生として校長より入学を許可されました。

 式辞では、年齢や職業も様々な方が入学する本校では、生徒ひとりひとりが個性を伸ばし、多様性を形成していくことが財産となるということを述べた上で、しかし、個性を伸ばすことと自分勝手になることとは違い、周りの個性も尊重することが大切である、ということも新入生に申し上げました。

 また、今年度は久しぶりに新入生の「誓いのことば」を実施することができました。

 新入生代表からは通信制に対する力強い決意の言葉が述べられ、学校生活に対する期待とやる気をうかがい知ることができました。

 新入生の皆様、改めまして入学おめでとうございます。そして、宇高通信制にようこそ!!

第67回卒業式

 2023年3月5日(日)、第67回卒業式が挙行されました。今年度はコロナ対策に細心の注意を払いつつも、現状に鑑みて卒業生・職員についてはマスクを外しての式典が可能となりました。久々に見る卒業生たちの表情は、輝かしいばかりの笑顔で満ちていました。
 皆様のご協力により、厳かな雰囲気の中、110名の卒業生を温かく送り出すことができました。この場をお借りして感謝申し上げます。

 

 校長式辞では、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』や、金子みすゞの「わたしと小鳥と鈴と」を引用しながら、詩にある「みんなちがって、みんないい」という言葉をこれから社会に羽ばたく卒業生たちへのはなむけとされました。

 

 在校生送辞では、全日制と比べ、なかなか年次を超えて活動をする機会が無い中、皆で力を合わせて取り組んだ宇高祭(文化祭)についての思い出が語られ、卒業生への敬意と祝意が示されると共に、「皆様がそうだったように、後輩たちの見本となれるよう、精一杯精進を続けます。」という決意の言葉がありました。

 

 卒業生答辞では、通信制での学校生活を振り返り、入学当初の休校の戸惑いと、スクーリングを重ねていく上でだんだんと学校が楽しみになっていったこと、そして、いつの間にか語りつくせないほどの思い出を作ることができたこの場所に対する惜別が語られました。その後、社会人として、「私たちは過去のどの時よりも自由な時代に生きています。反面、目の前に無数の選択肢が示され、常に自らの裁量が問われているような、そんな時代でもあります。何を選び、何を選ばず、その結果がいかなるものであろうと自らの責任であると、そういった覚悟で進んでいかねばなりません。」という決意と共に、今まで自分たちを支えてくれた全てに対する感謝が述べられました。

いつまでも名残は尽きませんが、本日卒業した生徒の前途に幸多からんことを心より祈念いたします。