日誌

通信制だより

令和4年防災避難訓練

5月29日()、31日(火)の両日4時限目に防災避難訓練を実施しました。

今回は、地震が発生したことをきっかけにして、理科室で火災が発生したという想定で行いました。災害時の心構えや各教室での身の安全を守る行動についての確認を行った後、初期対応訓練と避難場所への移動訓練を行いました(31日は雨天の為、移動訓練は実施できませんでした)。
 

訓練に参加した生徒は、二日間で190名でしたが、各年次生とも安全かつ迅速に、落ち着いた様子で訓練に参加することができました。

いつ、何処で地震や火災、その他の災害が起きても、落ち着いて行動できるよう、日頃からの防災意識を高めていきたいものです。

令和4年度前期生徒総会と校長講話

 5月8日(日)3・4時間目を使い、皐月の薫風が心地よく吹き込む本校講堂にて、
 令和4年度前期生徒総会と校長講話を実施いたしました。
 
 3時間目の生徒総会では、生徒会役員を中心とした生徒たちが自ら進行役を担い、
 議事が進行されました。

校長挨拶 生徒会長挨拶

 生徒会役員の紹介の後、前年度の行事や決算の報告、今年度の行事計画と
 予算案についての議案が提出され、協議の上、承認されました。

生徒議長による進行 生徒会役員紹介 協議の様子1

競技の様子2 協議の様子3 議事終了

 これをもって、委員会・クラブを含めた様々な生徒会行事が本格始動します。
 
 生徒のみなさん、ぜひ大いに宇高通信制を
 盛り上げていきましょう!!
 
 
 4時間目の校長講話では、「ほん?本?Book?~本の世界を通して~」と題して、
 主に「読む」ことについてのお話をいただきました。
 
  

 

 校長先生のお話にもあったように、「本」そして「読書」に対しては、多様な
 考え方があります。しかし、いずれにせよ、「読む」ことで自分の心に残る何か
 を得られれば、それは価値ある時間となる、ということがわかりました。
 
 含蓄に富むひとときであったと思います。
 

奨学金係よりお知らせ

独立行政法人日本学生支援機構
大学等奨学生予約採用の申し込みについて

 3年次生のうち、今年度で本校を卒業し、来年度に大学や短大、専門学校などへ進学する予定の人が対象です。

 給付奨学金・貸与奨学金とともに4月22日(金)から受付が始まります。
 (申込期間については下のpdfファイルをご覧ください)

 希望者には必要書類をお渡ししますので、担任を通じて連絡してください。

 

入学式~出会いを大切に

 4月10日(日)午前10時より本校講堂で令和4(2022)年度入学式が挙行されました。今年度も、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、換気、消毒を十分に行い、マスクを着用しての式となりました。1年次生68名、2年生次30名、3年次生20名、の計118名が、新入生として校長より入学を許可されました。
 式辞では教育哲学者の森信三氏の「人間は一生のうちに会うべき人には必ず会える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない」という言葉を引いて、入学生に対し「人との出会いを大切にしてほしい」と述べました。

 宇都宮高校通信制での新たな出会いのスタートです!

本校 講堂
本校 講堂
入学許可
入学許可
校長式辞
校長式辞
生徒代表 歓迎の言葉
生徒代表 歓迎の言葉

第66回卒業式

卒業式

2022313日(日)第66回卒業式が挙行されました。今年度も感染症等拡大防止のため参列者を減らし、換気・消毒を行い、マスクを着用しての開催となりましたが、皆様のご協力により、厳粛な雰囲気の中、温かみのある式で卒業生を送り出すことが出来ました。感謝申し上げます。

 

 校長式辞では「至誠」(人を欺かず己を欺かず、自己の善(良心)と信じることは必ず実行する)の実践や、「情と温かみのある人間性の大切さ」が説かれ、結びに次の自作の歌を披露されました。

 なべて子の 行く末ゆかし 嬉しとは かかる姿を 見ぬ人や言ふ

(総じて世間では、子どもたちの行く末を見たいとか、嬉しいことだとか言うけれども、それはこの通信制の生徒さんの姿を知らない人たちが言ったのだろうか。そんな言葉では言い尽くせない素晴らしさががあることだ。)

 

 在校生代表送辞では、「自主性を持つことの素晴らしさ、自らを奮い立たせる術を知るということが、本校に於ける卒業の証なのではないかと思います。」と、祝意が表されました。そして、卒業生代表答辞では、「私たちは今、新しい扉を開こうとしています。その扉は十人十色で、一人ひとりが改めて己の心に向き直り、考えに考え抜いた末に選んだ扉だと思うからこそ、期待に溢れていると思います。でも、だからこそ不安にも溢れているような気がします。」との率直な思いが述べられ、そのような不安な心に本校での経験が勇気を与えてくれること、先生や友人、そして家族への感謝が述べられました。
 121名の卒業生に幸多からんことを祈念いたします。