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中学生のための 科学英語ディベート講座

1.行事名 


  中学生のための科学英語ディベート講座

 2.実施日時 


  平成27年8月4日(火)

 3.実施場所 


  本校 教室
 

 4.参加者

 

  さくら市立氏家中学校
  下野市立南河内第二中学校
  日光市立東中学校
  宇都宮大学教育学部付属中学校
  宇都宮短期大学付属中学校

  本校 デイベート部生徒



  

 5.実施概要 

 
  昨年に引き続き、県内各中学校に通学する生徒、教職員を対象に、本校英会話部の生徒と学ぶ英語ディベート体験講座を開催した。

 (1) 演題 

  「 Summer is better than winter~夏の方が冬よりよい」    

    
 2) 内容
  
①ディベートについての説明 
  ②宇女高生によるデモンストレーション
  ③準備の仕方の説明 
  ④準備~宇女高生と一緒に班(各学校2~3人で1班)ごとに準備
  
  ⑤ディベート体験  
   

中学生のための科学英語ディベート講座1


中学生のための科学英語ディベート講座





 

 まず、部長からディベートのやり方等の説明をした後、本校1年生によるモデルディベートを行った。
身近で親しみやすいテーマであったため、中学生も理解できたようで熱心に見入っていた。
 その後、グループに分かれて本校生のサポートを受けながら、準備を進め、体験ゲームを行った。
昨年同様、海外経験のない中学1年生の参加も少なくなかったが、どのグループも活発にディベートを行っていた。
 
 全国的には、高校生が行うこと自体難しいと言われる英語ディベートを、「高校生が中学生に英語ディベートを教える」という
全国でも例のない挑戦的な試みを2年行ったが、科学ディベートセミナー等で自分たちが学んだことを還元でき大変有意義であった。

【講座を終えて】
 ほぼ100%の本校生が、「やってよかった」「次回も(指導に)参加したい」という結果であった。当日のセミナーの盛り上がりの様子からしても十分納得できる結果であった。
また、思ったように指導内容が伝えられないことに対する反省等も見られ、生徒達も意識を更に一段階上げることができたように思う。

 本セミナーは、高校生が学ぶのでさえ困難と言われる英語ディベートを、「果たして高校生が中学生に教えることが可能なのか」ということに対する一つの挑戦でもあり、
また、科学英語ディベートセミナー等を通して何年間か学んできたことの地域や縦を意識した中学生への還元活動でもあったわけだが、
2年間行ってみてそれが可能であったこと、また中学生のアンケートの結果に見られるように100%近い満足度であったこと等を見て、
当初の目的が十二分に達成されたことが確認できて大変嬉しく思う。
 本セミナーは今回を持って一つの区切りとし、また機会を見て新たな企画に挑戦してみたい。