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UJOKOZAとは
平成14年度から学校週5日制の完全実施に伴い、本校では土曜日の学校開放を行っています。これは、いかなる時代の変化の中でも学校が「学びの場」としての機能をより効果的に発揮し、個々の生徒の「確かな学力」の向上を図るためのものです。土曜日の学校開放の枠組みの中で様々な内容を含んだ土曜講座「UJOKOZA」を実施しています。
土曜講座「UJOKOZA」を実施するにあたってのねらいは、次の4点です。
1 基礎学力の向上を図る。
2 生涯学習社会の中で「生きる力」を培う。
① 自学自習の態度を身につける。
② 年次を越えた学習環境により、異年齢集団の中で、学び合う態度、教え合う態度、
切磋琢磨する態度を身につける。
3 生涯にわたって学び続ける意識や意欲を高めるための教養を深める。
4 将来に対する夢や希望の実現を図る。
土曜講座「UJOKOZA」の趣旨・ねらいを踏まえ、生徒・保護者・教職員等からの要請・要望に応えるため、検討委員会、推進委員会、運営会議で審議し、講座の内容等について毎年検討を行っています。
↓↓令和7年度UJOKOZAの概要はこちら↓↓
| 令和7年度 UJOKOZA 開講予定講座一覧 | |
| 講座名 | 実施予定日 |
| 韻文の魅力に触れよう | 5/24・6/14・7/12・11/8 |
| 物語を読む | 6/14・7/12・11/8・12/13・12/20・1/24・1/31 |
| 国語講座 | 6/14・7/12・11/8・12/13・12/20・1/24・1/31 |
| 3年次選択科目プレ講座 | 7/12・11/8 |
| 地理力アップ講座 | 5/24・7/12 |
| 地理オリンピック講座 | 11/8・12/13・12/20・1/24・1/31 |
| 日本現代史概観 | 5/24・11/8・12/13・12/20 |
| 古文書講座 | 6/14 |
| 現代史概観(世界) | 5/24・6/14・7/12・11/8・12/13・12/20・1/24・1/31 |
| 小説で学ぶ現代イギリス社会 | 12/20 |
| 宇女高に眠る昔の教科書を見てみよう | 12/13・1/31 |
| 数学講座 | 5/10・6/14・7/12・9/20・11/8・12/13・1/24 |
| 化学実験講座 | 1/31 |
| Microsoft Forms 講座 | 5/24 |
| 県立博物館バックヤードツアー | 6/14 |
| ブタ頭部解剖 | 5/24・6/14 |
| 科学の甲子園・化学分野 対策講座 「mol」の計算 | 9/6 |
| 大道仮説実験〈モクモク〉 ~ドライアイスの実験を楽しもう~ |
6/7 |
| 篆刻 | 5/24・6/14・7/12 |
| 蒔絵の書 | 11/8・11/15 |
| 言語学オリンピック ことばのパズルで世界を解く |
7/12 |
| 英語スピーキング講座 | 12/13 |
| Cinematic Time Travel | 1/31 |
| micro:bit入門 | 7/12 |
| エクセルの基礎・基本 | 11/8 |
| 検察官・検察事務官 キャリア説明会 | 12/20 |
UJOKOZAの様子
「検事・検察事務官のお仕事」(保護者参加型UJOKOZA)
令和7年12月20日(土)、「開け!未来の扉 PG*からUJK生へ『検事・検察事務官のお仕事』」と題し、現役の検事・検察事務官によるキャリア説明会(UJOKOZA)を実施しました。
講師として、本校OGである影山あき子氏(宇都宮地方検察庁 検事)、舘野はな氏(同 検察事務官)、小林啓介氏(同 検察広報官)をお迎えし、実際に担当された事件のエピソードを交えながら、仕事のやりがいや魅力、検事・検察事務官を目指す上での心構え、高校生活がどのように活きるかなど、卒業生ならではの貴重なお話をうかがうことができました。90分はあっという間で、参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
当日は、生徒29名(1~3年次)、保護者・ご家族16名、教員3名の計48名が参加しました。質疑応答では、部活動との両立、司法試験に向けた学習方法、女性としてのキャリア形成など、多岐にわたる質問が次々と寄せられました。講師のお二人には一つ一つの質問に丁寧かつ具体的にお答えいただき、会場の明鏡寮ホールは終始活気に満ちていました。
影山検事、舘野検察事務官、小林検察広報官の皆さまの今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
*P=検事、G=検察事務官
栃木県立博物館バックヤードツアー
6月14日(土)に栃木県立博物館のバックヤードツアーをUJOKOZAで実施しました。
令和3年から本格的に使用が開始された新収蔵庫を中心に見学させていただきました。博物館の裏側に入り、収蔵品や収蔵庫の設備、職員の皆さんの仕事の様子なども含めて詳しく解説していただきました。裏側を知ることで、博物館をより身近に感じることができました。
UJOKOZA「古文書講座」
6月14日(土)、UJOKOZAにて「古文書講座」を実施しました。
栃木県立文書館の職員の方を講師としてお招きし、江戸時代の農村に関する史料を活用しつつ、
江戸時代における農民の生活の実態についてお話をいただきました。
講座の中では実物の史料を見たり、解読に挑戦したりしました。
前半で解読に挑戦した「慶安二年触書写」は、農民の生活の規範を示したものとされています。
漢字やひらがな混じりの文体で、生徒たちはその解読に苦労していました。
後半では、農村における婚礼で振る舞われた献立の解読に挑戦しました。
「江戸時代の農民は質素な生活をしていた」というイメージを抱いていた生徒は、
解読した献立に書かれた豪華な食事に驚いていました。
文書館の職員の方の解説もあり、教科書ではあまり触れられない江戸時代の農民の暮らしについて、
生徒は意外な事実を学ぶことができました。