進路情報

令和5年度 宇都宮南高校 高大連携事業実施報告

 昨年度にひき続き、宇都宮大学工学部との高大連携事業を実施いたしました。

今年度も、2学年理系の生徒を対象に、「総合的な探究の時間」での探究活動についてご指導いただきました。

  ・5月18日(木) 「工学部での学び」

  ・6月15日(木) 「工学実験講座について」

  ・10月12日(木) 「研究の進め方・プレゼンについて」

  ・1月18日(木) 「グループ研究発表」

 ご協力いただいた宇都宮大学工学部の先生方・学生のみなさん、ありがとうございました。

ご指導いただいたことを、進路選択に生かして参ります。

 

(1月18日の「グループ研究発表」の様子) 

1学年進路学習講座

10月16日(月)、1年生を対象に進路学習講座を実施しました。今年度は14の講座を設け、大学等から講師の先生をお招きして出前講義をいただきました。

初めて触れる大学の学びに、難解な内容もありましたが、講師の先生方が丁寧に講義くださり、

生徒たちはメモをとりながら熱心に受講しました。

本日の講義を生かして、今後の学問研究や学校研究、文理選択の際などにつなげて参ります。

 

 

看護・医療系進学希望者の行事

(1)「看護の出前授業」を実施しました

本校ではキャリア研修の一環として、栃木県看護協会による出前授業を実施しています。本年度も看護・医療系進学希望者を対象に、7月28日(金)に「看護の出前授業」を実施しました。今回も昨年度にひき続き、JCHOうつのみや病院地域医療連携室副看護師長の杉山貴子先生にお話いただきました。受講した生徒は、チーム医療や多職種連携の大切さを一層理解し、患者としっかり向き合うためにコミュニケーション能力の向上が大切であることを実感しました。希望進路の実現に向けて、今回の講話を生かして参ります。

看護の出前授業

 

(2)看護・医療系「卒業生による講話」を実施しました

8月3日(木)には、今年3月に本校を卒業し四年制大学看護学部に進学した5名を招いて「卒業生による講話」を実施しました。先輩方は大学で使用している実習着を身につけ、大学での学びや学生生活についてお話しくださいました。授業や実習ではコミュニケーションスキルを高めるグループワークに励んでいるとのことでした。受験勉強のことや夏休みの過ごし方も教えていただいたので、理想の看護師像を思い描いて進路実現に努力して参ります。

 看護・医療系卒業生講話

 

(3)面接練習会を実施しました

それぞれ講話の終了後、面接練習会を実施しました。3~4名1組となって、面接官役、受験生役、観察者のロールプレイで模擬面接をおこないました。面接の手順、注意事項、質問に対する回答例の考え方、志望理由、医療の基礎用語など、受験にむけての基礎知識を学ぶことができました。

面接練習会

3学年進路講演会

6月20日(火)6~7限、3年生を対象に進路講演会を実施しました。

今回は、大学・短大、看護・医療系、専門学校、就職(公務)、就職(民間企業)の進路希望別に、入学・入社試験の現状や受験までの準備や対策など、各会場で講師の先生方のお話を聞きました。さらに、専門学校希望者については、14の専門学校・専門職大学に分かれて、担当の方から直接学校の説明をいただきました。

この講演会を機に、目標をより明確にし、進路実現に向けて主体的・計画的に行動するよう努めましょう。

大学・短大   

令和4年度 卒業生と語る会

3月23日(木)7限目、今年度卒業した3年生を招いて「卒業生と語る会」を開催しました。

1・2年生が4分野7会場に分かれて、進路実現を果たした先輩たちから貴重な受験の体験談を聞きました。効果的な学習、やっておけばよかったこと、おすすめの参考書・問題集など、後輩たちのために一生懸命アドバイスしてくださりました。

1・2年生にとっては、学習や受験について有意義な内容を知ることができ、次年度の学校生活に生かしていきます。卒業生の皆さんにおかれましては、新生活でのご活躍をお祈りいたします。

 

   

①教育・保育・栄養系学校 ②看護・医療系学校(2会場)

   

③文系国公私立大学    ④理系国公私立大学(2会場)

⑤国公私立大学(1年生対象)

令和4年度 高大連携事業(地理総合:防災)実施報告

宇都宮大学地域デザイン科学部の先生方に、防災に関する出前講座を実施していただきました。

参加生徒は、事前に大学から出された課題に従い、身近な防災に関する写真にまとめ準備をしてきました。

それらを材料にして、グループで話し合いを行いました。

各班からは、高校生らしい視点や考え、意見を交わしながら防災に対する見方を広げることができました。

最後に、大学の先生からのまとめとして、「防災は、災害前におこなうもの」という内容で、

ポイントをお示しいただきました。

生徒には、この時間の学びを、家庭や地域等で防災について話す「きっかけ」の一つにしてほしいと願っています。

令和4年度 宇都宮南高校 高大連携事業実施報告

 

今年度、宇南高では宇都宮大学工学部との高大連携事業を実施いたしました。主に2年生の理系・工学系を目指す生徒が大学での学びを体験し、さらに「総合的な探究の時間」での各個人探究について成果のまとめ方、発表の仕方をご指導いただきました。

1学期には4月21日(木)と5月26日(木)の2回にわたり、導入・事前指導として工学部での学びや実験講座の概要について大学の先生から全体説明をいただきました。

(4月21日の様子) (5月26日の様子)

(4月21日の様子)    (5月26日の様子)

 

8月6日(土)には、実際に宇都宮大学工学部のキャンパスを訪問し、オープンキャンパス実験講座に参加する形で「化学実験講座」を受講しました。また、8月19日(金)に「無線通信実験講座」に参加しました。

8月6日「化学実験講座」① 8月6日「化学実験講座」②

(8月6日「化学実験講座」)          

8月19日「無線通信実験講座」① 8月19日「無線通信実験講座」②

(8月19日「無線通信実験講座」)

 

11月17日(木)と12月22日(木)の「総合的な探究の時間」では、個人探究成果発表を行い、大学の先生から発表資料及びプレゼンへの講評とアドバイスをいただきました。

12月22日の様子(発表) 12月22日の様子(講評)

(12月22日の様子)

 

この事業にご協力くださった宇都宮大学工学部の先生方・学生のみなさん、ご指導ありがとうございました。これからの進路実現に向けて、また社会に出てからの活動に役立てるよう、努めて参ります。

1学年進路学習講座

10月20日(木)、1年生を対象に進路学習講座を実施しました。今年度は13の講座を設け、各大学から講師の先生をお招きして出前講義をいただきました。

初めて触れる大学の学びに、難解な内容もありましたが、講師の先生方が丁寧に講義くださり、生徒たちはメモをとりながら熱心に受講しました。本日の講義を生かして、今後の学問研究や学校研究につなげて参ります

看護・医療系「卒業生による講話」、「面接練習会」を実施しました。

 看護・医療系進学講座第2弾として、8月2日(火)「卒業生による講話」実施しました。

今年3月に本校を卒業し四年制大学看護学部に進学した3名を招き、大学での学びについてお話しいただきました。

 大学で使用している実習着を着てきてくださり、近況報告のほか大学生活の楽しさや学習での苦労をお話くださいました。まだ1年生なので実習はそれほど多くなく、身体の部位の習得やコミュニケーション力の向上に努力しているとのことでした。

 受験勉強についても教えていただいたので、お話を参考にして進路実現に向かい進んで参ります。

 

 

 また、前回の「看護の出前授業」と今回の「卒業生による講話」の終了後、面接練習会を実施しました。面接官役、受験生役、観察者で組になり、想定質問に対する受け答えを交代で練習しました。面接の手順、注意すべき点、質問に対する回答例の考え方、志望理由の書き方、医療の基礎用語など確認しました。試験で実践できるよう、しっかり準備を進めます。

1回目(7月28日)初めてなので少し緊張しました 1回目(7月28日)の様子、初めてなので少し緊張しました。

2回目(8月2日)卒業生からもアドバイスもらいました 2回目(8月2日)の様子、卒業生にも見てもらいアドバイスいただきました。

 

「看護の出前授業」を実施しました。

 本校ではキャリア研修の一環として、例年、栃木県看護協会出前授業を実施しています。

本年度も看護・医療系進学希望者を対象に、7月28日(木)に「看護の出前授業」を実施しました。

 今回は、栃木県看護協会からご紹介いただいたJCHOうつのみや病院副看護師長の杉山貴子先生から、看護師になって経験したことややりがい、地域の医療連携についてお話いただきました。杉山先生はさまざまな科での勤務経験があり、診察だけでなく多様な症状の患者さんへの対応について知ることができました。

 本校生も、医療現場で活躍できるよう、進路実現に向けて一歩一歩進んで参ります。

 

第1学年進路講演会

7月19日(火)、第1学年進路講演会を実施しました。
ベネッセコーポレーションから高木悠汰氏をお招きして、進路実現のために今からやること、文理選択についてのアドバイスなどをお話いただきました。
今回の講演をよくふり返り、学習時間の確保、反復学習、アウトプットなど、今日からできることはすぐ始めましょう。

卒業生と語る会(進路指導部より)


 3月15日(火)、令和3年度の卒業生を迎えて、「卒業生と語る会」を実施しました。
 この行事は、希望進路を実現した卒業生に、進路実現に向けた努力の過程を在校生に伝えてもらうために実施しているものです。
 実施内容 
 1年生                   
 参加卒業生合格大学
 ・北九州市立大学 地域創生学部
 ・宇都宮大学 工学部
 ・宇都宮大学 地域デザイン学部
 ・獨協大学 外国語学部
 ・獨協医科大学 看護学部
 ・女子栄養大学 栄養学部
 (3分間プレゼン実演含む)
    

 2年生
 参加卒業生合格大学
 ・宇都宮大学 共同教育学部
 ・宇都宮大学 工学部
 ・埼玉県立大学 保健医療学部
 ・二松学舎大 文学部
    ・大妻女子大学 文学部
 ・衛生福祉大学校・獨協看護専門学校
 ・山梨大学 工学部
    
 
 1,2年生は、卒業生の話を真剣に聞き、自分自身の進路の問題として考えることが出来たのではないかと思います。

高大連携理科実験2(宇都宮大学農学部)


 3月11日(金)、高大連携理科実験として、宇都宮大学農学部 助教 煉谷裕太朗先生により、Zoomでの理科実験を実施しました。
 今回は、「植物の敵だ、病原体!」と題して、LAMP法の説明を聞いたり、簡易顕微鏡を用いて、しらかし という植物に感染したうどんこ病の観察を行ったりしました。
 また、平成29年度に宇南高を卒業後、宇都宮大学農学部に進学した方から、大学での様子や卒業論文の概要を聞くことが出来て、より大学が身近に感じられたのではないかと思います。
 今後もこのような機会を作っていきたいと考えていますので、是非積極的に参加して下さい。

   
   
  

高大連携理科実験(宇都宮大学農学部)

 1月28日(金)、宇都宮大学 農学部 応用生命科学科 准教授 金野尚武 先生による出前実験が行われました。
初の試みとして、宇都宮大学の研究室からオンラインで実験の指導をしていただきました。
 食品の「プルプル「トロトロ」の科学―食感と多糖―
というテーマで、食品の食感がどのような化学物質や化学結合でもたらされているのか、講義をしていただき、その後人工イクラをつくる実験を行いました。
 身近な食品を題材に、化学結合やイオンという化学の切り口で考える機会となりました。
 このような企画を今後も設けたいと思いますので、生徒の皆さん、積極的に参加してください。

高大連携理科実験について(帝京大学)

進路指導部では、生徒の皆さんの教科への理解や大学での更なる学び
への関心を高めるために、毎年、様々な企画を実施しています。
今年度は、高大連携の一環として、帝京大学理工学部と連携して、
11月12日、12月10日に下記のように理科実験講座を実施しました。

11月12日(金) 帝京大学理工学部 教授  作田庄平 先生 による
 「天然のくすりと毒」実験講座 

  
 

12月10日(金) 帝京大学理工学部 准教授 平澤孝枝 先生 による
 「練り香水作り」実験講座

   
 

2講座とも多くの生徒が参加し、楽しく実験を行うことが出来ました。
楽しいイベントだけに終わらせないためにも、参加した生徒の皆さん
には、事後の復習だけでなく、自分自身で更なる学びに結びつけて
いってもらいたいと思います。
また、今後もこのような企画を実施していきますので、参加したい生徒は
積極的に参加してください。お待ちしています。

1学年進路学習講座

10月21日(木)1学年を対象に進路学習講座を実施しました。各大学から講師の先生にお越しいただき、遠方の大学はZOOMにより実施しました。
     
「初めて知ることが多く、家族にも伝えたいと思った。」「学びたい学問だったが、講座を聞いてその思いがより強くなった。」など、充実した内容であったことと、進路のことを強く意識したことが伺えました。

進路学習

8/25(水)群馬医療福祉大学の先生に、2学年を対象にZoomにて模擬授業を行っていただきました。
生徒の理学療法に対する意識が高まった様子が見られました。

キャリア研修実施報告

進路指導部では、毎年夏休みの期間を利用して、体験を通して自らの学びを深めたいと考えている皆さんを応援するためにキャリア研修を実施しています。(R2年度は、コロナ感染症拡大のため実施していません。)今年度は、県外での実施が難しいことや大人数での実施を控えることから、学年を3年生に限定し、県内のアジア学院でのキャリア研修を実施しました。
7月22日(木)、8月6日(金)の2日間に各15名ずつで実施しました。アジア学院は、第2次世界大戦後、アジア諸国の農業振興のために農業指導者を育成する目的で設立された施設です。戦後70数年を経て、その対象をアジア諸国だけでなくアフリカ諸国等まで拡大し、毎年数多くの留学生が学んでいます。しかし、一昨年からのコロナ感染症拡大を受けて、今年度の留学生は3名のみとなっているそうです。生徒達はこれまでのアジア学院の変遷や現状を学ぶとともに、自給自足を旨とするアジア学院での生活を見学しました。更に、食に関する様々な問題についてディスカッションすることで、食に関する問題は、単純に農業の問題ということだけでなく、各国の政治状況や環境問題等が複雑に絡み合った現代社会全体の問題であることに思い至った様子でした。また、奉仕活動として畑の草むしりなども体験しました。
参加した生徒の皆さんには、この学びを一過性のものとするのではなく、今後の様々な学びにつなげていただきたいと思います。また、キャリア研修に興味関心のある在校生の皆さんは、次回の募集時に是非参加してみて下さい。

 見学前研修の様子                 農作業用の道具小屋
 
 自給自足の説明(鶏小屋)             奉仕作業(大豆畑の草むしり)
  

   ディスカッションの様子                  
 

「看護の出前授業」および卒業生の話を聞く会実施報告

 進路指導部では、毎年夏休みの期間を利用して、看護医療系の進路を希望している生徒を対象として、面接練習等の体験活動を実施しています。
 今年度は面接練習だけでなく、7月21日(水)には栃木県看護協会の方をお招きして「看護の出前授業」を、8月3日(火)にはこの3月に宇都宮南高校を卒業し、それぞれ自治医科大学看護学部および獨協医科大学看護学部に進学した卒業生を講師にお呼びして卒業生の話を聞く会を実施しました。
 「看護の出前授業」には、主に3年生に参加してもらいましたが、人の命を扱う医療従事者としての心構えや仕事のやりがいなど、地元の医療のために日々力を尽くされている方の話は説得力があり、生徒たちはとても勉強になったと思います。
 また、卒業生の話を聞く会では、卒業生がどのように高校3年間努力を重ねてきたか、志望大学に進学後4月から7月までどのような日常を送っているかを、高校の時に使っていた問題集や参考書、学習時間等を記入した白ノート、実際に面接練習の時に使った面接用ノート、大学の授業で使っているテキストなどを見せていただきながら、細かな部分まで説明していただきました。部活動を頑張りながら希望進路を実現した先輩の話は、部活動と学業の両立のための苦労など、これから学習を続けていく生徒にとってとても参考になったと思います。
 後半の面接練習についても、生徒たちが自ら、面接官、受験者、観察者と立場を変えて何回か取り組む中で、自分のできていない部分や取り組まなければならない部分が見えてきたのではないかと思います。
 進路指導部では、今後も生徒達が希望進路を実現できるよう、バックアップを続けていきます。
 
 「看護の出前授業」の様子       グループでの面接練習の様子

SDGs模擬授業について

進路指導部では、キャリア教育の一環として、宇南の生徒の皆さんに様々な学びの機会を提供しようと考えています。今年度は6月25日(金)放課後 大学の先生をお招きしてSDGs模擬授業を実施しました。

今回おいでいただいたのは 
 東洋大学 国際社会学部 教授 高橋典史 先生
講演テーマは
 「宗教文化を学んで日本と世界の人々について理解を深めよう」
参加生徒は、生徒3年生75名の他、2年生1名、1年生2名 の計78名、他教員5名が参加しました。

先生からは、日本の移民の現状を様々な事例をあげて教えていたいただきました。
西欧諸国の移民政策が世代をまたいだ恒久的な受け入れであるのに対し、日本の移民政策は、就労を目的とした一時的な受け入れであること、日本に在留している移民の方々が、地域の宗教施設を拠点として、様々なボランティア活動などに参加し、地域の活性化にも一役買っていることなど、学ぶことがたくさんある模擬授業でした。参加した生徒からも、「学ぶことが多かった」「国籍や宗教が違っても、違いがあることを理解し、互いを尊重していきたい」など前向きな感想がたくさん寄せられました。
参加した生徒の皆さんは、模擬授業を聴いただけで終わりにせず、自分自身の学びへと学びを深化させていってもらいたいと思っています。
進路指導部では、今後も生徒の皆さんの学びをサポートする企画を実施していきますので、興味のある生徒は是非参加してください。