とちぎ教育振興大会参加報告

去る11月14日(土)黒磯文化会館にて「第24回とちぎ教育振興大会」
≪広げよう!心ひとつに 協働の輪を≫のテーマを掲げ盛大に開催されました。
県内各地から教育関係者・PTA役員が集い、本校全日制・石塚教頭先生、定時制・藤田教頭先生と共に参加しました。
開会アトラクションとして「黒磯巻狩和太鼓」の皆様による和太鼓演奏が行われ、郷土文化を堪能しました。
開会式では田嶋大会会長の挨拶、福田富一知事、地元国会議員などによる祝辞に続き、教育功労者、
ポスター及び意見入賞者などへの表彰式が執り行われました。
(宇商二年生辻萌美さん ポスター入賞!!)
その後、郷土の偉人紹介が行われ、トレインド・ナース大関和氏の功績がスライドを交え紹介されました。

記念講演は登山家三浦雄一郎の女性ドクター大城和恵氏『80歳の青年 世界の最高峰に立つ』と題し
三浦氏の登山の裏話、ドクターとしての苦労を話して下さいました。
三浦氏は決断力に優れ、年を重ねることを楽しむことができる天才としながらも、登山祈祷の際に
眠ってしまったり、処方された薬を独断で飲まなかったりとマイペースな一面もあり医師として
高齢登山家の体調管理に人一倍大変な思いをされているそうです。
でも、三浦氏は登山中、食事の度に全員の所在を確認し、場を和ませるなどいつも気遣いをされている
ことなどを聞き、登山は命懸けの挑戦であり、家族や周囲の方に支えられ、生きることに向かっている方だからこそ
80歳でのエベレスト制覇の偉業を成し遂げられるのだと思いました。
素晴らしい講話を拝聴し、子どもたちに苦境でも「その時」を楽しむこと、「生きること」を楽しむことを伝えたいと思いました。


                   PTA会長 徐 東恵

             
             黒磯巻狩和太鼓        開会式         記念講演