吹奏楽部
令和5年度栃木県高等学校文化連盟吹奏楽部会実技講習会
令和6年2月23日(金祝)作新学院高等学校を会場に令和5年度栃木県高等学校文化連盟吹奏楽部会実技講習会が開催されました。ただでさえ寒い宇都宮の冬なのに、当日はみぞれまじりの悪天候。にもかかわらず多くの各校吹奏楽部員が意気揚々と集まっていました。本校は初参加の行事なので希望者のみ参加することにしました。前半は楽器ごとに分かれ、それぞれの楽器の専門の講師による基礎練習。楽器の仕組み・名前の由来から正しい息の使い方・音の出し方まで、時には先生のエピソード等もまじえ楽器の楽しさ・難しさを指導して頂きました。後半はスーザ作曲「雷神」で合奏の練習でした。誰もが耳にしたことのある有名な曲ですが、音の重ね方・パートのまとまり・効果的な練習方法等色々な視点で指導をして頂きました。特に、普段1人1パートの本校生にとって、自分と同じ楽器・同じパートの人がいる合奏ではいつもは経験できない合奏を経験し、学ぶことも多かったようです。今日学んだことをこれからの本校の練習や演奏に取り入れてほしいものです。
第28回栃木県高等学校音楽祭
令和6年1月8日(月・祝)、宇都宮市文化会館にて第28回栃木県高等学校音楽祭が開催されました。例年1・2年生のみで参加することが多かった音楽祭ですが、今年は多くの3年生が協力してくれることになり、これまでの清風吹奏楽部が取り組んだことのない少し難しい曲「モンセラット」(八木澤教司作曲)に挑戦しました。モンセラットはスペイン・バルセロナ近郊にある町でカタルーニャ語でギザギザの山という意味です。その名の通りギザギザの山があり、スペインの有名な建築家ガウディが足しげく通った場所としても有名で、ガウディ建築のモチーフのヒントになっているのではないかとも言われています。また、モンセラット修道院は黒いマリア様が有名で、聖地として、またパワースポットとしても有名な町です。ですので、曲も教会の祈りを思わせるような穏やかな部分とギザギザの山を思わせるような激しい部分が交互に出てくるような曲になっています。
今回の演奏会は審査員はいませんが、お互いの演奏を聴き合い他校に対して応援メッセージを送る形で行われました。他校の生徒さんから頂いたメッセージからは「緩急の差」「抑揚」「音の響き」等私達が今回の演奏で伝えたかったポイントが伝わっていることがわかり嬉しくなりました。そして何より私達の演奏を楽しんで頂けたことがわかり、私達も次へのエネルギーを頂くことができました。
遠いところ足を運び聴きに来て下さった保護者の皆様、有難うございました。
第38回助戸公民館文化祭
10月28日(土)空の天井が抜けたような秋空の下、助戸公民館ホールにて第38回助戸公民館文化祭が開催されました。このイベントはインターンシップで吹奏楽部の部長がお世話になり声をかけて頂いたことがきっかけで2回ほど出演させて頂いたのですが、その後コロナのため文化祭を開催することができず、4年ぶりの開催、そして出演となりました。曲は前回のキッズフェスティバルで演奏した曲に、トランペット三重奏で映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のメインテーマ曲「彼こそが海賊」(編曲:佐藤博昭)、金管五重奏で「ドラゴンクエスト」(編曲:高橋敦・小田桐寛之)、フレックスアンサンブルで映画『リトル・マーメイド』劇中曲「Part of Your World」を加え合計11曲演奏してきました。今回は演奏するだけでなく、使われている曲の登場人物の仮装をしたり、キャラクターを制作したりと、演出にもこだわりお客様にも喜んで頂けたようでした。また、後半は卒業生や旧職員も加え更に厚みのあるサウンドをお届けすることができたように感じられました。
椅子を追加するほどたくさんの地域の方々にお越し頂き盛況のうちに幕を閉じることができました。聴きに来てくださった地域の方々、保護者の皆様、本校職員、卒業生の皆さん有難うございました。
キッズフェスティバル in アシコタウンあしかが
9月16日(土)アシコタウンあしかがのオーバルコートにてキッズフェスティバというイベントが開催され、4年ぶりに参加させて頂くことになりました。今回は本校書道部のパフォーマンスの後に演奏することになりました。曲は1日体験学習の時に披露した曲に加え、1年生・2年生だけで、Ayase作曲、郷間幹男編曲「アイドル」とpeppe/穴見真吾作曲、田嶋勉編曲「Mela!」、3年生の一部も加わり昨年度の吹奏楽コンクール課題曲、鈴木雅史作曲マーチ「ブルー・スプリング」と久石譲作曲、高橋宏樹編曲「となりのトトロ・メドレー」を演奏してきました。普段、私達の演奏を聴いて頂く機会のない一般のお客様もたくさん集まって下さり、少し緊張しましたが、練習の成果を発揮できたと思います。たくさんの拍手や手拍子を頂き、また小さい子達が演奏に合わせて身体を動かす姿を目にし、私達の演奏を楽しんで下さっている様子を感じられ、次の発表に向けてのパワーを頂けたように思われました。
イベントを企画して下さったスタッフの皆様、当日暑い中、私達の演奏を聴いて下さったお客様・お子様達、お忙しいところ会場まで足を運んで下さいました、保護者の皆様・本校職員・卒業生・在校生の皆様、有難うございました。
第45回栃木県高等学校総合文化祭総合音楽祭
9月6日(水)宇都宮市文化会館にて第45回栃木県高等学校総合文化祭総合音楽祭が開催されました。本校では例年吹奏楽オリジナル曲とJ-POP等を組み合わせて披露してきましたが、今年は吹奏楽オリジナル曲1本に絞って参加することに決め部員一丸となって練習に取り組んで来ました。曲は4月から取り組んできた酒井格作曲「ポロヌプ(大原野)」です。今までいろいろな曲と並行して練習してきましたが、この1週間は「ポロヌプ」だけに集中して自分の音の響きを見直すと共に同じパートや同じ旋律を担当するパートも意識しながら練習してきました。当日は体調不良で参加できなくなってしまった部員もいましたが、いないパートも皆で補いながら、一音一音大切に演奏することができました。
まだまだ課題はあるものの審査員の先生方からも「流れの美しさ」「こだわりと美意識を感じられる弱音」「理性的で良くコントロールされた強奏」「柔らかいサウンド」「迫力のある演奏」等々の賛辞を頂くことができました。
当日はお忙しいなか会場まで足を運んで下さった保護者の皆様、ありがとうございました。