日誌

水産科2年生が和舟・カヌー実習を行いました!

9月13日(金)

本日の実習は、午前中に実習場前の武茂川でカヌー、午後は那珂川で、川漁師佐藤様を講師として迎え、和舟を体験します。

2年生は今日が初カヌー!ですが、、、連日の雨の影響で、例年に比べ水量が多く、また水温が低い中での実習スタートとなりました。

まずは教室にて佐々木先生から、本日の内容や注意事項について話を聞きました。今回はカヌーの漕ぎ方だけではなく、川の歩き方や流され方、レスキューの仕方・され方なども学習しました。

いざ武茂川へ!予想通り水温が低いものの、生徒たちは勢いよく次々と川へ・・・。本当に元気な生徒たちです。まずは教室でレクチャーを受けた歩き方やレスキューの際に使用する「スローロープ」の投げ方を実践しました。思うようにいかず、相手にロープが届かない事態もありましたが、声を掛け合いながら何度も挑戦していました。

そしてカヌーに挑戦です。最初は恐る恐る漕ぎ出した生徒たちでしたが、時間が経つにつれて笑顔が増え、武茂川を上流から下流へ、そして下流から上流へと、クラス全員が楽しそうにカヌーを漕いでいました。天気も良くなり、とても充実した時間となりました。

次は和舟です。講師は那珂川現役の川漁師、「佐藤さん」です。まずはお手本を見せていただきました。那珂川本流の強く・早い流れの中を、木でできた舟を竹の棒1本で操る姿を見て、生徒たちから笑い声が消えました。不安な顔になっている生徒を横目に佐藤さんは難なく対岸まで漕ぎで行かれました。ついに乗船です。カヌーとは全く勝手の違う和舟に悪戦苦闘。まっすぐなど進まず、竹を川底に付けることも一苦労でした。「カヌーとは全く違う、立つことだけでも精一杯だった」と操船を終えた生徒たちから同じような言葉が聞こえてきました。生徒全員、改めて佐藤さんのすごさに圧倒された生徒たちでした。中には何度も挑戦し、少しコツをつかんだ生徒もいました。

終日、川での実習で疲れ果てた生徒たちでしたが、とても貴重な経験になったことには間違いありません。

来年のカヌー実習に向けて、今日の感覚を忘れないでくださいね!