令和７年度行事報告

　12月23日（火）　2学期終業式が行われました。
　はじめに表彰伝達が行われ、各種大会や活動において優秀な成績を収めた生徒が紹介されました。受賞した生徒たちの努力を称え、会場からは大きな拍手が送られました。

　続いて終業式が行われ、校長先生からは、馬頭高等学校での学校生活を振り返りながら、日々の中で感じた良かったことについてのお話がありました。また、冬休みの過ごし方についても触れられ、次の学期に向けて有意義な時間を過ごしてほしいとのお話がありました。

　最後に生徒指導部から、冬休み中の生活面や安全面についての話がありました。ルールやマナーを守り、健康に留意して充実した冬休みを過ごすよう呼びかけがありました。

　長かった2学期を無事に終えることができました。３学期も馬頭高校をよろしくお願いします。

今年もセラピードッグ１０頭をお迎えし、希望生徒がアニマルセラピーを体験しました。

普通科は動物と触れ合う機会が少なく、ペットを飼っていない生徒も楽しく犬を触ることができました。

様々な犬種を見て、抱っこをしたり抱き着いたり、１年の終わりに癒しをもたらしてくれました。

生徒それぞれ、お気に入りの犬が見つかったようです。

３年２組の荒井英望さんの「令和７年度交通事故防止に関するポスター」が、栃木県最優秀賞を受賞しました。

作品は本校正面玄関に飾られています。担任の郡司先生と記念撮影をしました。

荒井さんは、美術部に所属し、読書感想画中央コンクールにおいても奨励賞を受賞しています。

令和７年１２月５日（金）

教職員一人一人の危機に対する意識を向上させ、危機等発生時の適切な判断力及び対応力の習得を図ることを目的に、本校教職員を対象とした研修会を開催しました。

研修内容としては　

①学校に不審者が侵入した事例の解説と対応

②不審者対応の例

　ア　不審者が凶器を所持していない場合

　イ　不審者が凶器を所持している場合

③実技訓練

　　ア　防護盾の構え方

　　イ　持凶器に対する防護盾の使い方

　　ウ　防護盾とさすまたを使った不審者の制圧方法　以上

　実技訓練は、防護盾およびさすまたの扱い方のみならず、身の回りにある机等の活用、不審者が持参する可能性のあるものへの対応の両面から実施しました。さすまたの扱いづらさや防御盾の重量感、相手が武器となるものを持っている場合の威圧感など、緊張感や臨場感をもって体得できました。生徒の安全、学校の安全のために、今回の職員研修を活かしていきたいと思います。

　１２月１９日（金）　強歩大会を実施しました。強歩大会がマラソンから全員で目的地を目指して歩く形式に変更され、今回が２度目の開催となり、今年は馬頭高校から小川総合福祉センターまでの片道約６キロの道のりを歩きました。

＜開会式の様子＞

　天候にも恵まれ、生徒たちは友人と声を掛け合いながら、ほぼ全員が最後まで歩き切ることができました。目的地である小川総合福祉センターでは、軽食をとりながら休憩し、自由時間を過ごしました。川を眺めてゆっくりと過ごす生徒や、輪になって会話を楽しみながら軽食をとる姿が見られ、和やかな雰囲気に包まれていました。

＜強歩大会の様子＞

　今回の強歩大会を通して、生徒たちにとって、体力面だけでなく、仲間と協力することの大切さを改めて感じる良い機会となりました。今後の学校生活にも、この経験を生かしていってほしいと思います。皆さん、お疲れさまでした。

　１２月１２日（金）、防災避難訓練を実施しました。

　今回の訓練では、地震発生後に校舎内で火災が発生した場合を想定し、生徒の避難行動や教職員の役割分担を確認しながら行いました。放送の指示に従い、生徒たちは落ち着いて行動し、避難先である体育館へ速やかに移動することができました。

　体育館では、消防署の方による消火器の使い方講座が行われ、火災発生時の初期対応について分かりやすく説明していただきました。その後、各クラスの代表生徒が水消火器を使用した消火訓練を体験し、実際の操作方法や注意点を学ぶことができました。

　訓練の最後には、消防士の方から全体の講評をいただき、日頃から防災意識を持つことの大切さについてお話がありました。また、校長先生からも講評があり、命を守る行動について改めて考える機会となりました。今回の訓練を通して、防災への意識を高め、非常時にも落ち着いて行動できるよう、今後の学校生活に生かしていきたいと思います。

　１２月１１日（木）　７時間目に、家庭クラブ役員と生徒会役員を決める選挙を行いました。

　今年は、生徒会役員に９名、家庭クラブ役員に８名が立候補し、定員を超えなかったため信任投票となりました。立候補者はそれぞれ、自分のアピールポイントや今後の活動に対する意気込みを力強く演説し、会場に集まった生徒たちも熱心に耳を傾けていました。

　今回の選挙でも、実際の選挙を想定して、記入ブースに並び、投票用紙に記入後に投票箱に入れるまでの一連の流れを体験しました。生徒たちは係の指示に従い、スムーズに投票を行うことができました。

　投票の結果、立候補者全員が信任され、新しい生徒会・家庭クラブ役員が決定しました。これから馬頭高校を引っ張っていく役員の皆さん、学校をさらに盛り上げていきましょう！

　令和７年　１１月１８日（火）１、２学年を対象に進路啓発セミナーを実施しました。

　
　１年生は５時間目に寸劇ガイダンスを受け、進路選択で直面しやすい悩みや社会で求められる姿勢について、分かりやすく学ぶことができました。続く６時間目には各会場に分かれてセミナーを受講し、企業・学校の方々からお話をいただき、働くことの意義や進学後の学びについて理解を深めました。

＜寸劇ガイダンスの様子＞

　２年生は５・６時間目を使ってセミナーを受講しました。進学希望者・就職希望者それぞれが、自分の希望に合った分野の説明を聞き、将来の選択肢を具体的に考える良い機会となりました。企業の方からは仕事内容や職場環境について、学校の方からは必要となる学習内容やカリキュラムの詳細について説明を受け、今後の進路活動に向けてより明確なイメージを持つことができたと思います。

＜各セミナーの様子＞

　今回の進路啓発セミナーで得た知識や気付きが今後の進路選択に生かされることを期待しています。今回ご協力いただいた企業・学校の皆様、誠にありがとうございました。

令和7年11月18日（火）、NPO法人ウイメンズハウスとちぎ理事長・丸山文子様をお招きし、「性暴力について考えよう～大切な心と身体を守るために～」についてご講話いただきました。
講師の言葉に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、深くうなずく姿が多く見られました。隣同士で意見を交わす様子もあり、学びを深めようとする姿勢が窺えました。
今回の講話を通して、生徒一人ひとりが“加害者にも、被害者にも、傍観者にもならないためにできること”について考える、貴重な時間となりました。

　１１月６日（木）に開催された那珂川町議員さんとの意見交換会に馬頭高校を代表しまして生徒会役員１１名が参加しました。３つの議題について生徒は率直に議員さんに質問することができました。

議題１　広報誌「議会だより」のここが聞きたい

議題２　馬頭高校存続のために町ができることは？

議題３　これからの那珂川町に望むことは？が３つの議題でした。

　議員さんの前で、また、実際に議員さんが利用している議場の中で意見を発表するということで、かなり緊張している様子が見受けられました。ただ、議員さんにたくさんサポートしていただき、生徒たちは堂々と意見を述べられました。この経験を今後ぜひ活かして欲しいですね。生徒のみなさんお疲れ様でした。そして、那珂川町役場のみなさん、議員の皆さん、ありがとうございました。