日誌

水産教育講演会が行われました

1月10日(金)

今年は、「宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター 松田勝 教授」をお招きし、「水産へも利用されているDNA研究」という題目で講話をいただきました。

松田先生は、メダカの性決定遺伝子を発見した先生で、(現在性決定遺伝子が発見されているのは、ほ乳類とメダカのみ)生徒たちは講話の内容をとても楽しみにしていました。

遺伝子の基本的な内容から、全国に分布するメダカの遺伝子型や栃木県内に生息するメダカの遺伝子研究の現状などメダカに関する内容について詳しく教えていただきました。また水産で活用されている「マッチョマダイ」の作出で活用されているマーカー遺伝子や「サバからマグロを生む」研究で有名な生殖幹細胞移植の話など、多岐にわたる内容をお話いただきました。

講話の後は質問にも答えてくださり、「好きなことを突き詰める」ことの大切さを改めて実感する機会になったのではないでしょうか。

松田先生、本当にありがとうございました。