日誌

芸術鑑賞会

 去る12月9日(水)、芸術鑑賞会が行われました。コロナ禍で中止になる行事が多い中、12月に開催を移しての実施となりました。今年は、現役の東京芸術大学生をおよびし、木管5重奏を聴きました。5本の楽器による最初の一音が体育館に鳴り響いた瞬間から、その芳醇な響きに生徒たちは一気に引き込まれていきました。木管楽器特有の暖かさや深み、そして木管五重奏で使用される唯一の金管楽器であるホルンの、広い体育館を包み込むような重厚な響き。それぞれの楽器は個性豊かな音であるにもかかわらず、5本の音が合わさることで色彩豊かな響きを見せてくれます。5人の息の合った演奏は、生徒の心をしっかりつかんでいたようです。やはり生の音はいい!と実感した90分でした。