ブログ

2学年 修学旅行

10月1日(火)~4日(金)にかけて、2学年の修学旅行が行われました。

 

今年も関西方面に向けて出発。保護者のご協力もあり、遅刻や欠席の連絡もなく、無事予定通りに出発することができました。

初日は兵庫県姫路市を中心とした活動でした。

昼食を終え、まずは国宝姫路城へ!白鷺城の別名で知られる姫路城、生徒たちは、白漆喰が施された城を写真におさめていました。1時間という短い時間でしたが、天守閣まで見学することができました。

その後は、加西市にある鶉野飛行場跡地にて平和学習を行いました。実際に使用されていた滑走路や防空壕を見学し、神風特別攻撃隊である「⽩鷺隊」に関する動画や説明を受けました。ガイドの方からの説明を真剣に聞く生徒たちを見て、生徒それぞれが感じたことを忘れずにいて欲しいと思いました。

 

2日目は、兵庫県から大阪府に移動です。まずは、明石市にある明石海峡大橋を見学に行きました。海が見えた瞬間から生徒たちの楽しそうな声が聞こえてきました。明石海峡大橋の下に作られ、海面からの高さは約47mの空中歩道である舞子海峡プロムナードでは、天気にも恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。

ここからは、普通科・水産科に分かれてのクラス別見学です。

普通科は、神戸ハーバーランドでの昼食後、人と未来防災センターにて防災教育を行いました。阪神・淡路大震災の経験を体験した方々の講話や展示を通して、防災に対する意識を向上させることができたのではないでしょうか。その後は大阪海遊館に行き、海遊館の目玉である「ジンベエザメ」や海の生き物たちとの触れ合いの時間でした。日本でも最大規模の水族館に生徒たちは「楽しかった」などたくさん話をしてくれました。

水産科は、淡路島へと向かいました。日頃学んでいる内容を実際に目で見て、体験します。まずは、うずしおクルーズに出かけました。鳴門のうずしおは、瀬戸内海の干満差で生じる自然現象です。実際に潮が引いている様子や多くのうずしおを見ることができ、教科書で学んだ内容の復習となりました。昼食後は、地引網体験です。普段は淡水魚ばかり目にしている生徒ですが、大漁の海水魚を前に、興奮がとまりません。漁師の方からお話を伺うこともできました。

普通科・水産科共に充実した1日になりました。。 

雨の降る3日目は、班別行動です。USJや大阪観光など、それぞれの班が予定通りに出発していきました。夕食を済ませ、ホテルに帰ってきた生徒たちに話を聞くと、雨で予定が変更になった班も多くいたようですが、楽しかったと笑顔で話をしてくれました。

 

最終日は大阪から京都に向かいます。渡月橋を見学し、最後の見学地であるトロッコ列車に乗車しました。大自然の中を走り抜けるトロッコ列車から見る景色と生徒たちの笑顔のコラボレーションはこの旅行を締めくくる最高の思い出となりました。

 

この4日間は大きなトラブル等なく、無事に終了することができたのは、生徒のみなさんが公共の場での過ごし方や団体行動などの約束事を守り、体調管理をしっかりと行えたからだと思っています。4日間で感じたことや学んだことを忘れずに、今後の学校生活がより充実するよう、期待しています。