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令和7年度  創立記念式典・同窓会賞授与式・芸術鑑賞会

 5月30日 (金) 令和7年度  創立記念式典・同窓会賞授与式・芸術鑑賞会を行いました。

 創立記念式典では校長先生から式辞があり、本校の歴史や校訓が制定された背景、そして先人たちの努力についてお話をいただきました。大金同窓会長からも式辞をいただき、生徒たちは、改めて本校の歩んできた道を知り、自分たちが受け継ぐべき伝統と責任を実感する機会となりました。 

     

 同窓会賞には、植松 峰己雄様と神山 裕史様のお二人が選ばれ、表彰されました。
 植松様は、長野の清冷な天然水を活用して「いぶきサーモン」の開発に取り組み、その高品質なサーモンは無添加で引き締まった身と驚きの食感を持つイクラが特徴です。このブランド魚は、料理人や旅行客を魅了し、地域の水産業の新たな可能性を広げることに貢献しています。
 神山様は、淡水養殖業に従事し、自ら開発したブランド魚「頂鱒」がその味と香りで県内外から高く評価されており、淡水魚としての枠を超え、多くの人々に新しい食の魅力を届けています。加えて、神山さんの取り組みはメディアにも取り上げられ、その活動は全国的にも注目されています。地域経済にも大きく貢献しており、その功績は多くの人々に影響を与えています。

 授与式では、お二人からご講話をいただき、生徒たち一人一人が真剣な眼差しで耳を傾けていた様子でした。

 式典には同窓会、PTAの皆様にも多数ご臨席いただき、厳かな雰囲気の中で一人ひとりが学校の歴史をかみしめる時間となりました。

     

 午後には、三年に一度開催される芸術鑑賞会が行われました。今年は、日本楽器演奏グループ「雅の風(みやびのかぜ)」の皆様をお迎えし、和太鼓、三味線、篠笛を中心とした和楽器による迫力ある演奏を披露していただきました。

 生徒たちは、普段触れることの少ない日本の伝統音楽に触れ、その美しさと力強さに心を動かされたようです。
 また、演奏に続き、和太鼓の体験の時間も設けられました。9名の生徒が参加し、実際に和太鼓を叩きながら、その力強い音の響きやリズムの魅力を体感しました。体験後の生徒たちは笑顔を浮かべながら、「和楽器の奥深さを感じた。貴重な体験ができた。」と口々に語っており、非常に充実した時間となりました。

     

 「雅の風」の皆様による演奏と体験は、音楽の魅力だけでなく、日本文化の奥深さを再確認できる貴重な機会となり、生徒たちの感性を豊かにした一日となりました。本日はありがとうございました。