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通信制からのお知らせ
通信制)〝人権教育講演会〟 開催
11月30日(火)、2・3時限目に会議室で通信制の生徒の皆さんを対象とした〝人権教育講演会〟が開催されました。
この講演会は、例年この時期の行事として企画され、「人権教育をとおして、生徒一人ひとりの自尊感情を醸成し、他者を思いやる心を育成する」ことを目的に行われています。
今回の講師には、山口信子先生をお招きしました。先生は、中国黒竜江省ハルピン生まれの朝鮮族の方です。平成12(2000)年4月に語学留学のために来日。現在は、県内の大学で非常勤講師として中国語や異文化理解を担当されているほか、医療通訳・法テラス弁護人通訳・多文化ソーシャルワーカーなど、さまざまな分野でご活躍です。
演題は、「常識?非常識?」。私たちがふだん気づいていない人権に関する話を、中国の文化の話を交えながらご講演いただきました。
〔生徒の感想から一部紹介〕
●自分たちの「当たり前」は、他人にとってそうではないことに改めて気づかされた。
●異なった環境で育った人は、「見え方」が違うため理解できないことがある。「見え方」が違っているだけで、決して間違っている訳ではない。わかり合おうとする努力が大切だ。
●たくさんの「気づき」があった。物事を色々な角度から見て、色々な考え方があるということを知ることが大切だと感じた。「十人十色」という言葉があるように、人それぞれ違うし、生活スタイルも様々なのだなと思った。
●「日本人」だから、「外国人」だからといって偏見をもって接するのではなく、同じ人間として接することが大切だと改めて実感した。