給食の様子

2024年7月の記事一覧

パリオリンピック応援献立

 1学期最後の給食は、7月26日から始まるパリオリンピックを応援する特別献立でした。世界の舞台で活躍する選手たちを応援し、フランスの文化を感じてもらうために、フランスの伝統料理を取り入れたメニューを提供しました。

 

7月18日(木)【パリオリンピック応援献立】

<朝焼きパン・ラフランスジャム・コンソメスープ・チキンソテーのラタトゥーユがけ・コーンサラダ・牛乳・ブラマンジェ風デザート>

 

 ラタトゥーユとは、南フランスの伝統的な野菜の煮込み料理です。ナス、ズッキーニ、トマト、ピーマン、玉ねぎなどの夏野菜とハーブをオリーブオイルで煮込んだもので、小学部の児童が育てたトマトとローズマリーを使いました。

 トマトはカゴメ様から頂いた「凛々子」という苗からできたトマトで、加熱料理に適した品種です。塩分が控えめでも、ローズマリーの香りとトマトをはじめとしたフレッシュな夏野菜のうまみで、とてもおいしく仕上がりました。野菜が苦手な子どもたちも自分から進んで食べていました。

 

学校で収穫した野菜を使用しました

 本校では中学部、高等部の農園芸班の生徒が育てた野菜を給食に使用しています。

 今年度は3種類(大根、玉ねぎ、じゃがいも)の野菜を給食に使用しました。まずは、高等部農園芸班が育てた『大根』です。2日に分けて汁物に使用しました。

 学校で育てたものだと、野菜が苦手な児童生徒も、一生懸命チャレンジする様子が見られました。

  

  同じく高等部の『玉ねぎ』です。玉ねぎは毎日のように使用しますので、たくさん納品してもらいました。

 

  

 瑞々しい新玉ねぎでしたので、ハッシュドポークやインド煮などの煮込み料理に使用したところ、コクのある甘みが加わりとてもおいしく仕上がりました。

  

 中学部の農園芸班からは『じゃがいも』を提供してもらいました。

 厨房には泥付きでは持ち込めないため、生徒が泥をあらかじめ落としてくれたものを納品してくれました。じゃがいもは専用の機械で皮を剥き、剥ききれなかった芽の部分は手作業で取り除きます。その後は、おいしいジャーマンポテトに調理され、児童生徒に大好評でした。