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2年化学「ボルタ電池」

こんにちは。理科教員です。

実験① 亜鉛と硫酸
亜鉛を硫酸に入れると、水素の気泡が発生!これは亜鉛が電子を失ってイオンになり、水素イオンが電子を受け取って水素になる反応です。

実験② 銅と硫酸
銅を硫酸に入れても…反応しません。銅はイオン化しにくい金属だからです。

実験③ 亜鉛と銅を同時に硫酸へ(接触なし)
亜鉛側では気泡が出るけれど、銅側は変化なし。

実験④ 亜鉛と銅を導線でつなぎ、硫酸へ
すると…銅の表面から気泡が発生!
教員:「その気泡の正体は?仮説を立ててみよう」
生徒:「水素!電子が導線を伝ったはずだから、オルゴールも鳴るんじゃない?」
→ 検証成功!オルゴールが鳴り、電池のしくみを実感しました。


生徒の声
「電子が動くってこういうことなんだ!目で見えるのが面白い」
「オルゴールが鳴った瞬間、電池の仕組みがつながった」

この授業で、生徒たちは「化学反応が電気を生み出す」という電池の本質を、実験を通して体験しました。

ただ、、、、音が安定しない、、、なんでだろうか、、、、。次回へ。