2017年12月の記事一覧

全国高等学校ビブリオバトル栃木県大会

 12月10日(日)に栃木県庁東館で上記の大会が開催されました。「ビブリオバトル」とは、「書評合戦」とも訳されるもので、何人かがそれぞれ自分の好きな本をもって集まり、1人5分の持ち時間でその本を紹介し、その後3分間、質疑応答をします。全員が紹介し終わったところで、「どの本が1番読みたくなったか?」の決を採り、最も多くの票を集めた本が「チャンプ本」に選ばれるという知的なゲームです。本校では5年ほど前からこの催しに力を入れており、校内読書会で実施するほか、LHRでもクラス単位で毎年1回行っています。
 今回の県大会には、校内読書会でチャンプになった2年生の図書副委員長、郷間水咲さんが出場しました。紹介した本は恩田陸さんの『七月に流れる花』です。ビブリオバトルが大好きという百戦錬磨の強者も出そろう中、郷間さんはまず予選グループ6人の中でチャンプになり、見事決勝に進出しました。決勝戦は広い大講堂で行われ、ステージ上での発表となりました。結果、チャンプに選ばれたのは真高の2年生でしたが、郷間さんには入賞の賞状が授与され、講評では県教育委員会の先生から、「個人的には郷間さんの話が良かった。物語の中に引き込まれるようだった」との言葉をいただきました。
 また、この大会は平成29年度栃木県高校生読書交流会県央大会と同時開催で、本校から参加している4名の読書コンシェルジュ(読書案内人。栃木県高校生読書活動推進事業を行っている)たち(2年生の大木陽菜乃さん、大堀遙香さん、小林みのりさん、髙島琴音さん)が大会の運営に携わり、活動報告の発表や交流活動の準備などさまざまに活躍しました。

 
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