拓陽日記

ラジコンヘリによる稲作病害虫管理を行いました。

栃木県の稲作(水稲)の作付面積、収穫量は全国8位であり、平成26年産の米の産出額は467億円で県全体の19%を占めています。那須拓陽高等学校大山農場の作物選択生徒は、将来の稲作農業の担い手をめざして科目「作物」の学習を行っています。その中で、稲作の病害虫の防除作業に要する労働時間は平地モデル指標値で10アールあたり1.5時間といわれ、大変労働強度の高い作業となっています。本校大山農場では5年前より、夏期の病害虫防除を産業用無人ヘリコプター(ラジコンヘリ)によって行っています。

7月29日(金)に那須野農業協同組合のご協力を得て、大山農場水田の慣行栽培区2ヘクタールにイネいもち病、カメムシ、ウンカの防除作業を行いました。農業経営科3年2組作物選択生徒がこの作業に参加して学習しました。





2ヘクタールの水田について、約15分間で作業が完了し、その作業効率の良さに大変驚きました。