拓陽日記

「海からの贈り物(ウニ)」

●1年生の普通科の授業でウニ(バフンウニ)の発生実験を行いました。
●小学校ではメダカの発生のようす、中学校では生殖と発生のしくみを学んでいます。
●保健体育ではヒトの誕生について学びます。
★このような学習と関連づけて、今回、海の生物であるウニの発生について学びました。
(予定)実習がうまく進むと、以下のような変化が観察できます。
Step1 受精のようすの観察、初期発生の観察
    (左:未受精卵 右:受精卵 ※形成された受精膜と周りに精子が見られる)

Step2 幼生の飼育 受精後11日経過のプルテウス幼生(4腕から6腕へ)
 
Step3 飼育途中の幼生の観察(3月2日 受精後約4週間経過)
    液晶液晶ディスプレーで観察しました。
    ※状態が悪化ぎみです。飼育終了としました。(3月5日)
 

    
(紹介)
◆今回の実習は、お茶の水女子大学の海洋教育促進プログラム(日本財団助成事業)に応募して行うことができました。
◆実習の様子は、本校のホームページで紹介するほか、お茶の水女子大学湾岸生物教育センターにも報告します。
(コロナウイルス感染症対策)
※緊急事態宣言下のため、生物工学科から顕微鏡観察装置をお借りし、液晶ディスプレーで提示する形式で行いました。