拓陽日記

牛の除角・去勢を行いました

 

3年総合実習の授業で、ホルスタインと黒毛和種の除角・去勢を行いました

(除角9頭、去勢3頭)

注意除角

角のある牛は、群内の優劣を順位付けるために、角突きなど多くの闘争や競合を繰り返します。除角によりこれらが減少し、ストレスが緩和され、管理が容易になります。それだけでなく、飼料を平均して摂取するようになり、発育がそろいます。また、肉質への悪影響が減少するなどの利点もあります。

 

注意去勢

去勢しない雄牛を群れで飼育すると、牛どうしの争いが生じ、負傷が発生しやすく肉質も好ましくないものになります。このため日本の肥育牛では、雄の多くが去勢されます。去勢には無血去勢と観血去勢がありますが、拓陽高校では、切開抜き取りによる観血去勢を行いました。