通信制からのお知らせ

通信制)先生からのメッセージNO4

生徒の皆さんへの先生達からのメッセージ4回目です。

【理科 橋本恭男先生】
不要不急の外出が自粛されている現在、外出できずストレスを溜め込んでいる方も多くいられると思います。ですが、外出を控えれば感染のリスクが低下するのも事実ですから、私個人としても生徒の皆さんには家にいてほしいと思うわけであります。
では、家で何をすればいいのか?
 他の先生方からは「勉強のすすめ」や「運動のすすめ」などのメッセージとして発信されているので、私からは「家で遊ぼう!」と言わせていただきたいと思います。「家で遊ぶ」、これは何でもいいのです。TVを見る、You Tubeを見る、読書する、漫画を読む、ゲームをする・・・などなど、家で楽しめることをして過ごす。それでいいのだと思います。「それは不健康だ」とおっしゃる人がいるかもしれませんが、言わせておけばいいのです。もちろん、規則正しい生活を送ることと学生の本分である勉強をすることは忘れてはいけませんよ?
今までそういう生活を送ってきたことのない方はこれを機にそういう生活を送ってみてはいいかがでしょうか?

 
【地歴科 木村由香先生】
 皆さんお元気ですか?
 今日は楽しみながら歴史や地理の勉強ができてしまう方法を教えます。
 それは、歴史を題材にした「映画」を鑑賞すること!!
 例えば、今から2200年以上も前に、5万人の兵と37頭の戦闘用の象を率いて、スペインからアルプス山脈の険しい山を越え(途中で冬になってしまい雪も降り始めたようです)イタリアのローマ軍を相手に次々と戦勝を重ねたカルタゴの名将「ハンニバル」の話。(世界史Aの教科書p.38、21行目の「ポエニ戦争」第1回~第3回のうちの第2回ポエニ戦争がこれにあたります。)
 「ガーディアン ハンニバル戦記」(2006年 イギリスBBC)という映画で鑑賞できます。巨大な象を引き連れて、険しい山道をどうやって越えていったのでしょうね。(ちなみにアルプス山脈は「新期造山帯」ですよ、地理受講の皆さん。)いや、その前に、どこから象を調達したのでしょうか?
 この映画を見ると、世界史Aの教科書p.39上の4 「ローマ帝国の領域とその分割」という地図を興味深く見ることになります。「カンネーの戦い」「ザマの戦い」は映画に出てくるし、ハンニバルと宿敵スキピオの動きも地図を見るとよくわかります。カルタゴはどこにありますか?そう!アフリカ大陸ですね。ということは、連れていった象はインド象よりも気性の荒いアフリカ象だったのかな?(諸説あり)アフリカ象を飼い慣らしていたとすれば、すごい!
 さて今回は、ハンニバルを主人公にした映画を紹介しましたが、他にも史実を基に作られた映画がたくさんあります。「ジャンヌダルク」「三国志」「南北戦争」など、気になった言葉と、「映画」で検索してみてください。関連する映画が出てくるはずです。作り手が想像して作られた部分、史実とは異なる部分もあるということを念頭に、映画を楽しんでみてください。


【家庭科 渡辺淑子先生】
 筍をたくさんいただきました。色々な料理にして楽しんでいます。写真を撮りましたのでいくつか紹介します
    筍づくし(渡辺淑子).pdf   ← ファイルをクリック!


【理科 村田愛美先生】
 皆さんはじめまして。地学基礎と化学を担当します村田愛美です。4月を楽しみにしていましたが、少々残念なスタートとなってしまいましたね。
 最近、チキンラーメンの開発者である安藤百福について書いた『転んでもただでは起きるな』という本を読んだのですが、開発のきっかけは戦後混乱の中で食こそが人々を幸せにすると考えたからだそうです。外食も難しい今、即席麺にお世話になっている人も多いのではないでしょうか?
科学のスタートは疑問を持つことだと思います。おうち時間の中で、身近なものに目を向けてみるのはいかがでしょう。