学校生活[全日制]

2019年2月の記事一覧

第1学年奉仕活動

各学期ごと、学年ごとに奉仕作業を行ってきました。3学期は1年生が担当です。6・7時間目に校内外を綺麗に清掃しました。今年の奉仕活動では初めて講堂内も清掃しました。例年卒業式に向け、1年生が講堂担当になっています。活動の様子を紹介します。

まずは教室の様子から。机と椅子を移動して、床全面にワックスを塗布しました。

廊下の汚れている箇所をはスポンジを使って磨き込みました。

正面玄関の周辺は、床や窓・ドアのガラスなど人海戦術で隅々まで綺麗に。

トイレは便器を一つ一つ丁寧に磨き、普段の清掃では落としきれない汚れを落とし磨き上げました。

講堂は窓枠を拭いたり、絨毯の掃除機がけをしたり。器具庫内の整理もしました。

講義室もワックス掛けをし、校外のゴミ拾いや落ち葉の清掃もおこないました。廊下清掃は特にたくさんの生徒が作業していて、長い直線の廊下に赤いジャージが並んで一生懸命作業をする姿は壮観でした。

数学科研究授業

1年3組で数学の研究授業がおこなわれました。授業は「正多面体」がテーマでした。学校教育課と総合教育センターの副主幹も見学にいらっしゃいました。

紙に印刷された田の字に4つの正方形が集まった図と、正三角形6つで六角形となった図を紙から切り出し、それぞれを折って2つのパーツをつくり正多面体の性質を考えてみました。

生徒には紙とはさみが配られ、印刷された図形をハサミで切り出して、立体パーツを作り出しました。

面が多くなると、それぞれに作ったパーツでは正多面体を完成することができず、正八面体以降の正多面体は、何人かのパーツを工夫して組み合わせて作り上げました。

参観の先生や県から来校された先生方も、本校生たちの間を回って工夫して多面体を作り上げる様子を興味深く観察されていました。

正六面体(立方体)、正四面体、正八面体を組み合わせて成立条件などを確認をしました。正二十面体は、個人でつくったパーツの簡単な組合せではつくることができず、重ねたり隙間を埋めたり苦労をしていました。生徒5,6人で集まって協力しあい、1つの班がやっと完成させた時には拍手がわきました。できあがった正多面体の形状を実際に確認しながら正多面体ができる条件を理解していました。
 今回の授業では、正多面体の定義「すべての面が同一の正多角形で構成されてあり、かつすべての頂点において接する面の数が等しい凸多面体」から、成立する多面体は正四面体、正六面体(立方体)、正八面体、正二十面体、正二十面体の全5種類になることを理解することができました。

第1学年租税教室

1年生のLHRで、本校OBで栃木税務署長の中山透氏をお迎えし、租税教室がおこなわれました。

税金の種類や、税金の仕組みから、納めた税金が医療費や道路などのインフラにどのように使われるかなど教えていただきました。教育費にも使われており、私たち高校生にも1人あたり年間100万円ほどの税金が活用されていることを知りました。
 子どもから大人までみんなが支払っている消費税も、その役割などは深く考えずにただただ税率が高いなどと考えてしまいがちです。しかし今回の講演で、身近な税金について、所得の多い少ないに関わらず誰もが公共サービスを公平に受けられるようにする役割など、改めて考えるきっかけができました。