進路だより

令和7年度 進路相談会

 高等部では、3年生全員と2年生の該当生徒と保護者等を対象に、一人につき20分ずつの進路相談会を実施しました。

 卒業後、企業での就労を希望する生徒と保護者等は7月22日(火)と23日(水)、福祉サービスを利用する予定の生徒と保護者等は24日(木)、25日(金)の合計4日間で進路相談会が行われました。

 3年生は卒業後を見据えて、2年生は2学期からの実習や進路選択に向けて、居住地域ごとの関係機関の方からお話をいただきました。

 企業の就労を考えている生徒と保護者等には、大田原・黒磯・矢板の公共職業安定所の職員、県北圏域障害者就業・生活支援センタふれあいの職員の方から卒業までの準備すべきことや身に付けるべきことなどのご助言をいただきました。

 福祉サービスの利用を考えている生徒と保護者等には、居住する大田原市・那須塩原市・那須町・矢板市役所の福祉課の職員、各市町の障害児者支援センターの職員の方から福祉施設の利用手続きや障害基礎年金等の説明を伺いました。

 生徒たちは真剣に話を聞いたり、メモをとったりしながら自分の進路を考えることができました。

関係機関のみなさまありがとうございました。

 

 

令和7年度高等部進路情報ガイダンスを実施しました

5月23日金曜日に本校会議室で高等部1・2年生の保護者等を対象に進路情報ガイダンスを行いました。

本校進路指導主事より、「進路決定までの流れ」という演題で講話を行いました。

主な内容は、

・令和6年度卒業生の進路状況と進路先に関する基礎知識

・進路決定までのサイクル

・進路の実現に向けて

一般就労を希望する場合には、どのような仕事がしたいのか、自分の得意不得意なことを理解しておくことが大切です。福祉就労を希望する場合には、希望する福祉施設に見学に行き、施設の雰囲気や活動内容、作業内容等を実際に確認しておくことも必要になります。そのためにも、進路についてよく話し合っていただき、保護者等や本人の希望を明確にしておいてくださいというお話がありました。

今回のガイダンスが、卒業後の進路決定の参考になれば幸いです。保護者等の皆様には、今後も多くの進路関係行事に御参加いただき、お子様の進路決定に向け引き続きのご協力をお願いします。

卒後支援アンケート結果について

本校高等部を令和3年度から令和5年度に卒業した生徒の卒後支援の一環として、卒業生の勤務先(サービス利用先)にアンケートを実施しました。このアンケートは、①就労やサービス利用が継続しているかどうかの確認、②就労(サービス利用)の際に、本校生にどのような力を求めているかの2点を目的に実施しました。

就労やサービス利用が継続しているかどうかを確認し、何か問題があるときは、企業・事業所や障害者就業・生活支援センターに連絡し、その問題改善に努めています。

企業側(施設側)が求める力については、「あいさつ・返事・報告」「素直さ」「意欲」が高い回答となりました。詳しくは下のPDFをクリックしてください。

高等部卒業後の進路実現に向けて、これらの力を高めれらるよう学校全体で取り組んでおります。今後とも御理解・御協力をお願いいたします。

卒業支援アンケート報告.pdf

 

内定証書等授与式

 3月5日(水)、3年生を対象に内定証書等授与式を校長室で行いました。

 ふだん入ることのない場所に生徒たちは緊張した表情でしたが、校長先生から内定証書等を受け取ることにより、改めて就労するということを自覚していた様子でした。

 卒業後は、進路指導部が県北圏域就業・生活支援センター「ふれあい」の職員とともに、進路先と関わりながら長く働くための就労定着支援を行っていきます。