数理科学科

数理科学科の活動の様子を紹介します

数理科学科 日本原子力文化振興財団出張講義

5月24日、数理科学科の特別授業として日本原子力文化振興財団出張講義が行われました。内容は以下の通りです。

①講義 放射線の基礎について

講師:自治医科大学 RIセンター管理主任 菊地 透 先生

 

②実習 

実習Ⅰ:霧箱による放射線の観察

実習Ⅱ:放射線測定器を用いた自然放射線の測定

東日本大震災による福島原子力発電所の事故から、放射線、放射能に対して注目が集まっています。しかし、情報を正しく理解するためには、放射線の正しい知識を持つことが大前提です。今回の講義では、レントゲンやCT等医療現場でも使われている放射線を紹介するなど、身近な例で放射線の基礎知識を学ぶことが出来ました。

また、実習では普段見ることの出来ない放射線を霧箱により可視化し観察することが出来ました。加えて、学校内の様々な場所で自然放射線を測定することで、放射線が身近なものと感じられたと思います。

  

  

        

授業の中ではなかなか学ぶことが出来ない内容だったので、数理科学科の生徒として科学的に“正しく怖がる”知識が身についた良い機会だったと思います。
 

数理科学科特別授業

6月20日(金)
 数理科学科特別授業が行われました。

 講師:東京理科大学 理学部第一部 数理情報科学科
     教授  佐藤 洋祐 先生
 テーマ 「 あなたは分数の計算ができますか」
      ~公開 鍵暗号の数学的からくり~

 分数の計算という分かりやすいテーマから入り、プログラミング、2進法、
ユークリッド互除法、鍵暗号などについてかみ砕いて説明していただきました。

  
 
         

第2回数理科学科特別授業

2月18日(火)
 第2回数理科学科特別授業が行われました。
今回は企業の方をお招きし、以下の演題で最先端の科学技術についての
講義をして頂きました。

 「航空機に使われる複合材料とその製造」
      富士重工(株)航空宇宙カンパニー 伊藤友美 氏 
 「駅務出改札システムで使用されている技術について」
      日本信号(株)ICTソリューション総括技術部 田嶋了 氏

    
 航空機に使われる複合材料について     駅務出改札システムについて

1年数理科 日光自然探究合宿報告会

1月28日(火)

 1年数理科学科 日光自然探究合宿報告会が行われました。
今回はiPadを用いた初の試みということで、合宿の写真や動画の撮影から
プレゼンテーションの作成まですべてiPadを用いて行いました。

発表内容は以下の通りです。

 ・日光の植物の種類と生態      ・日光の岩石
 ・奥日光のキノコ             ・日光の鳥の生態系
 ・日光のカエデ              ・Animal in Nikko
 ・日光に住む蝶の生態         ・地衣類の生態
 ・日光に生息する甲虫

  
       発表の様子1                発表の様子2
  
      発表を聞く生徒達           先輩達からのアドバイス
  
     情報の先生からの講評          教頭先生からの講評

 保護者の方にも多数ご来校頂き、ありがとうございました。

数理科 課題研究発表会

12月10日(火)

 「平成25年度 数理科学科 課題研究発表会」が行われました。
数理科2年生が、自ら選択したテーマや個人研究について、宇都宮大学の山田先生、
保護者の方々、数理科一年生に向けて、パワーポイントを用いての発表を行いました。

  
    先輩の発表を聞く1年生           研究の成果を発表        

  
     実演を取り入れた発表      宇都宮大学、山田先生からの講評
 
 発表内容は以下の通りです。
  ① 細胞シートで再生医療の実用化に挑む
  ② 大気圏突入時の温度と空気抵抗と形状の関係
  ③ DNAの抽出
  ④ 土砂災害について
  ⑤ ミルククラウン
  ⑥ ルービックキューブ攻略法
  ⑦ 液体の金属、水銀の科学
  ⑧ 自作PCをつなげてスーパーコンピューターを作る
  ⑨ 植物によるジベレリンの研究
  ⑩ 小山高校で見られる薬草・毒草
  ⑪ 増幅回路制作