SGH 活動報告 

SGH活動日誌(R2)

SGH海外班活動報告

令和22020)年7月17日(金)1605より、本校英語演習室にてSGHクラブ海外班のマレーシアのグループが、オンラインでマレーシアの中等学校の生徒と交流を行いました。4月末からマレーシア・サラワク州クチンにあるSaint Teresa Secondary Schoolの Susie MathewAin先生と連絡を取り始めようやく生徒たちによるface-to-faceのミーティングを開催することができました。マレーシアへのフィールドワークが実施できなくなり、オンラインで協働研究を進めていけばよいのではないかと準備を進め、実現することができました。内容は、スリランカの小学生との交流を高校生バージョンにしてみました。

 

内容

1 自己紹介(協働学習グループごと)

2 ダンス(パプリカ英語バージョン)

3 Quiz(てるてる坊主は何のため?など)

4 Q&A(コロナ禍でサラワクは8月末までRecovery Movement Control Order(回復のための活動制限令)があるようだが、友達が訪ねてきてしまったらどうするのかなど)

 
 

SGH海外班活動報告


 令和22020)年7月14日(火)1605より、本校英語演習室にてSGHクラブ海外班のスリランカのグループが、オンラインでスリランカの小学1年生と交流しました。以前オンライン交流でお話を伺った宇都宮大学国際学部准教授の栗原俊輔先生のご紹介で、楽しい交流会を実施することができました。

内容

1 自己紹介

2 ダンス(パプリカ英語バージョン)・・・スリランカの小学生も一緒に踊りました。

3 選択クイズ・・・いろいろな質問を出題したのですが、「日本語で“Thank you”は何と言いますか」などの質問にも素早く正解を出してくれました。

4 質問タイム・・・「学校は好きですか」「どんな教科が好きですか」など子どもたちはニコニコと答えてくれました。

5 スリランカの子どもたちの作品紹介・・・アヒルやチョウチョの絵などの作品を見せてくれました。

 

 途中で音声が切れてしまうというハプニングが起こりましたが、20分ほどで復活し交流を続けることができました。生徒の一人が、「自分の英語で相手に伝わるか、とても不安でした。しかしスリランカの子どもたちの笑顔を見て、自然と自分も笑顔になっていました」と感想を書いてくれたように、小学生の笑顔がとても印象的で生徒たちは「かわいい」を連発する交流会となりました。今回の交流会に尽力してくださった方々に感謝します。
 
 

SNS注意喚起リーフレット作成最終ミーティング

7月13日(月)16:05~ 選択3教室 において、
「SNS注意喚起リーフレット作成最終ミーティング」を実施しました。
 佐野市の職員の方々6名が来校され、1年時19班だった2年生のメンバー6名と話し合いを行いました。これは、佐野市からSNS注意喚起のためのリーフレット作成を依頼され、これまでに作り上げてきた原稿の最終打ち合わせです。1時間にわたり、リーフレットの細部までチェックをしました。
 このリーフレットは、7月中に完成予定であり、佐野市立城東中学校での配布イベントが計画されています。

 



ミーティングの様子は、佐野ケーブルテレビで放送予定です。

高1総学活動報告

 令和22020)年7月2日(木)56時限目に、高校1年生が今年の3月に卒業した先輩11名から課題研究についての発表をしてもらいました。スリランカ班から、茂木愛唯さん、大芦さくらさん、若田部亜季実さん、米粉班から河野航平さん、神林拓未さん、台湾班から松澤あさひさん、西川紗生さん、坂井里衣さん、教育班から新井康平さん、古橋愛唯さん、杉江悟さんが佐野高校に来てくれました。大学の方はオンラインでの授業になり、多くの人がまだ大学に通学できていないようです。そんな中、後輩たちのために、自分たちが高校生の時に行った課題研究の話をしてくれました。高1の生徒たちは、フィールドワークの実施の仕方や情報の信ぴょう性に注意する必要あることなど課題研究の実施方法について多くのことを学ぶことができました。11名の卒業生の皆さん、ありがとうございました。
 
 

SGH国内班活動報告

 令和22020)年6月29日(月)16時に、SGH国内班の講座の打合せを、エコロジーオンライン・マダガスカル事務局代表の浅川日出男さん、同理事長の上岡裕さんと本校教員4名とで行いました。上岡さんには6月19日(金)にオンライン講座をしていただきましたが、今回は現地、マダガスカルにお住いの浅川日出男さんに講座をお願いすることができました。浅川さんはアフリカに20年、マダガスカルに25年お住まいで、会社経営をなさっておりますが、JICAのプロジェクトに参加するなど、自然を破壊しないエネルギーの普及にも尽力されており、お話をお聞きできることを楽しみにしております。

高1 オンライン会議ツール使用でのCTPの授業

 令和22020)年6月25日(木)6時間目に、高校1年生が学校設定科目CTP(クリティカル・シンキング・プログラム)の授業をオンライン会議ツールを用いて受講しました。今回は公民関連のCTPで、この分野に関して、より専門的知識を持っている本校の島田佐智夫教諭より、演繹法や帰納法を使って結論を導く方法を学習しました。4クラス同時展開で、1年3組の授業を他の3クラスに配信しました。準備に時間がかかりましたが、初めての試みとして次回につながるものと思います。7月2日(木)は卒業生が高校1年生に対して、総学課題研究の話をしてくれることになっており、とても楽しみです。

 


 

SGHクラブ国内班、オンライン講座

 令和22020)年6月19日(金)に本校SGHクラブ国内班が、今年度初めてオンライン講座を受講しました。講師は、地球温暖化防止や再生可能エネルギーの普及を推進している、特定非営利活動法人エコロジーオンラインの理事長上岡裕さんです。上岡さんには、以前本校のリーダーズ・シンポジウムにも参加していただいており、今回も講師依頼を快く引き受けてくださいました。エコロジーオンラインは、平成30年度 地球温暖化活動環境大臣賞を受賞し、地域ESD(Education forSustainable Development)活動推進拠点に登録されている団体です。今回は、本校のロールモデルである田中正造氏が環境問題解決の先駆者であることや、エコロジーオンラインが取り組んでいるマダガスカル支援のお話などをお伺いすることができました。今年度の国内研究班は、国内を拠点に世界にも目を向けながら研究を進めていく予定です。
 

SGHクラブ海外班、第2回オンライン講座

  令和22020)年6月17日(水)に本校SGHクラブ海外班が宇都宮大学農学部大久保達弘教授より第2回オンライン講座を行っていただきました。大久保先生には63日(水)に第1回オンライン講座を実施していただき、2度目となります。今回は「マレーシア・サラワクの教育と自然」というタイトルでお話をしていただきました。マレーシアの教育制度や森林伐採に関わる問題など、研究対象として考えられるものをたくさん紹介していただきました。大久保先生には昨年に引き続きご指導いただいており、本当に感謝しております。
 

SGHクラブ海外班 宇都宮大学国際学部とオンライン交流を行いました。

令和22020)年6月16日(火)に本校SGHクラブ海外班が宇都宮大学国際学部とZoomを使いオンライン交流を行いました。国際学部准教授の栗原俊輔准教授と学生6名の方に宇都宮大学のUU-TEA Projectについて説明をしていただき、12名の本校生がいくつかの質問をさせていただきました。学生の中に本校の卒業生がおり、SGH活動が大学までつながっていることを実感することができました。今後の活動として、リモートでスリランカの子どもたちとの交流を進めていくことになり、スリランカの子どもたちとの楽しい交流が期待されます。 
 

SGHクラブ海外班の引継会

 6月10日(水)に、SGHクラブ海外班の引継会を行いました。新3年生が、昨年度行ってきた研究内容を後輩達に引き継ぐことを目的とした会です。ここには昨年度から研究を一緒に行ってきた新2年生と、新たにSGHクラブ海外班での研究を希望する新1年生14名が参加しました。
 新3年生からは、とにかく事前調べを念入りに行った方がよいいうアドバイスがありました。今後のSGHクラブ海外班の発展を期待します。3年生の皆さん、大変お疲れ様でした!
 

SGHクラブ海外班のオンライン講義を実施しました。

令和22020)年6月3日(水)16:00-17:00SGHクラブ海外班のオンライン講義が実施されました。宇都宮大学農学部の大久保達弘教授に「マレーシア・サラワクの地理・民族・教育・自然」と題し、国の大きさや、気候、政治体制、経済等のお話をしていただきました。ボルネオ島の大きさが本州よりもかなり大きいなど地理的なことから、マレーシアと日本の歴史的な関係など説明をしていただきました。この後、6月17日(水)に第2回オンライン講座が行われますが、そちらもとても楽しみです。大久保先生、興味深い講義をありがとうございました。

 

オンライン講座           昨年の活動の感想を話しているところ


SGH研究班説明会を開催しました。

令和22020)年6月2日(火)に今年度のSGHクラブ海外班と国内班の説明会を実施しました。今年度はマレーシアや福島に行くことはできないので、どのくらいの生徒が説明を聞きに来てくれるか心配でしたが、海外班が21名、国内班が20名と多くの生徒が説明を聞きに来てくれました。ぜひ、それぞれの生徒が今年度の研究員として活躍してほしいものです。
 
        国内班                  海外班

SGH海外研究班担Web会議 宇都宮大学農学部 大久保達弘教授

令和22020)年5月28日(木)17時から、本校英語演習室にてSGHクラブ海外研究班を御指導をいただいている宇都宮大学農学部の大久保達弘教授、本校非常勤講師である赤堀雅人先生と校長及びSGHクラブ担当者の8名でWeb会議を行いました。マレーシアでの活動に30年以上の経験をお持ちの大久保先生に本校の海外班に対して講義をしてき、今後の研究についても御意見を伺えるかお尋ねしたところ、快諾していただけました。今後の活動がとても楽しみです。

 

大久保先生には、昨年度の海外班が御指導を頂いており、今年度実現すれば2年目となります。昨年度の成果を踏まえ、さらに良い研究になることでしょう。

 

また、現在SGHクラブ国内研究班も計画を進めていますので、楽しみにしてください。

 


SGH海外研究班担当者打合せWeb会議

令和22020)年519日(火)10時から、マレーシアのサラワク州クチンにあるセントテレサ中等学校の協働研究の担当者とWeb会議を実施しました。初めは担当者同士でWeb会議システムのチェックを兼ねて実施予定でしたが、両校とも校長先生が出席してくださることになり、フォーマルな会議となりました。セントテレサから5名、本校からは4名の先生方が会議に参加しました。セントテレサ校の先生方は休校中でご自宅からの参加となりました。

 

今年度はマレーシアを訪問することができない状況です。SGHの海外班を希望していた生徒諸君はとてもがっかりしているのではないでしょうか。

 

しかし、マレーシアでのフィールドワークができなくても研究をすることはできるのでSGH海外研究班の募集は昨年同様行いたいと思っています。マレーシア訪問はありませんが、Web会議やSNSを利用して、マレーシアのセントテレサ中等学校との協働研究を考えています。

 

今回の会議では、合同チームを作成し協働研究をしていくことで合意しました。各校それぞれ15名を募集し、本校から3名、セントテレサから3名の6名で1チームを作成します。合計で5チーム作成することになります。

 

セントテレサ高校との協働研究をしたい生徒の皆さんは、6月に募集を行いますので応募してください。係は大嶋(英語科)になります。トピックはユニセフのSDGsから選ぶことになります。

 

令和2(2020)年度 SGH第1回アドバイザー会議

令和2(2020)414()14:00から校長室にて、SGH1回アドバイザー会議が行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、web会議での実施となりました。

 

休校となっているため、生徒の皆さんのSGHオープニング講演会は中止となりましたが、アドバイザー会議を実施することができ、アドバイザーの先生方から様々な御助言をいただくことができました。先生方の言葉は今年度の我々のSGH活動に大いに勇気を与えてくれるものでした。

 

本校SGHのグローバル教育統括アドバイザーの宇都宮大学教授松金公正先生にweb会議をご提案いただき、もうお一人のグローバル教育統括アドバイザーの東京海洋大学教授小松俊明先生にも快く承諾していただき、web会議が実現することができました。

 

会議の中では、今年度SGH活動がどのように行えるのかが一つの大きな議題となりましたが、アドバイザーの先生方からは、国内外に限らずonlineでのミーティングなどを行い「集まれないデメリットをメリットに」変えていくアイディアや「学び方のオプションを広げる」こと、さらに「今年は新しいものを作り出していく」と宣言するとよいなどのアドバイスをいただきました。先生方のアドバイスは、今年は公的機関や企業などにフィールドワークができないのではないかと思っていた私たちにとって明るい兆しを与えてくれるものでした。

 

生徒の皆さん、今年度の課題研究はいろいろと制限が起きることが予想されますが、視点を変えるといろいろと実行できることはありそうです。昨年できなかったものが、今年だからできたというものを作り出していきましょう。ピンチをチャンスに変えていけるといいですね。

 

最後になりましたが、web会議を提案してくださった松金先生に感謝し、さらに、会議後もアドバイスを下さった小松先生に感謝致します。ありがとうございました。