SGH 活動報告 

SGH活動日誌(R2)

SGHクラブ国内班と生徒会役員でHUGゲーム体験

 令和22020)年108日(木)1300より、本校にてHUGゲーム(避難所運営ゲーム)を行いました。参加者はSGHクラブ国内班と生徒会役員の20名で、カードや校内図を用いて本校における避難所運営シミュレーションを実施しました。

 

 

【全国大会出場決定】ディベート班

SGHクラブディベート班が、12月26日(土)、27日(日)に行われる「第15回全国高校生英語ディベート大会」とい全国大会への出場が決定しました!



ついに悲願達成! by 校長)

11月3日(火祝)に行われた「第15回全国高校生英語ディベート大会栃木予選大会」で県3位に入賞しましたが、実はその段階では、全国行きは決まっていませんでした。

1位の宇都宮高、2位の宇女高は確定でしたが、3位で全国に行けるかどうかは、他県の3位校との獲得ポイントの差で、出場枠の64校に入れるかどうかで決まるのです。その結果がわかったのは、15日(日)の夜8時を回っていました。

第一報は、昨年までのSGHディベート班の顧問の野城先生(現在は、作新学院高校です)からでした。(以下に一部を紹介します)
「全国高校生英語ディベート大会出場おめでとうございます。なかなか破れなかった栃木予選の壁が破れて、これで佐高のステージが上がりましたね。…」

そうなんです。本校のディベートは、確かに全国レベルで活躍している印象がありますが、県大会で宇高、宇女高、宇東高の牙城を崩して、全国の切符を勝ち取ったことはなかったのです。(もちろん、全国大会から始まる大会にはエントリーし実績を上げています。)

思えば、中高一貫の一期生が高校1年になった平成23年、まだ、ディベートという言葉も普及していなかった頃、当時の英語科教諭であったT先生が、ディベートに興味を持った生徒たちを誘い、精鋭部隊をつくり、栃木県のディベート界に果敢に挑戦しました。結果は、宇高、宇女高、宇北高に次ぐ4位、この時も、もしかしたら全国に行けるかも、という期待が高まりましたが、他県の高校とのポイント差で、残念ながら、栃木県からは3校しか全国に出られませんでした。あれから、9年の月日が流れました。

さて、今回の結果ですが、64校の枠に対して64位で全国への切符を手にしました。本当におめでとうございます。嬉しいです。

栃木県のディベートのレベルは極めて高く、栃木県で優勝すれば全国で優勝するくらいのレベルであるといわれています。

野城先生のラインには、こんな言葉が続いていました。
「宇東高を下した3位決定戦を見る限り、全国でも8以上も狙える力はありそうなので、できる準備を無理なくして、佐高旋風を巻き起こしてくれることを期待しています。」

全国に出場する4名に今の気持ちを聞きました。

江部青飛くん「連絡が入る直前にいねむりをしていたので、ああ、全国行けんだ、とぼーっとしてましたが、数分後に嬉しさがこみ上げてきました。」

小林杏珠さん「これを目標にこれまで頑張ってきました。このメンバーで行けて良かったです。実感が湧いてきました。」

岡部豪太くん「連絡が来たときは塾にいました。思わず、行けたぜー、と叫んでしまいました。たまたま近くにいたディベート班の後輩から、おめでとう、と言われ実感が湧いてきました。本当に行けるんですね。」

兵藤かほるさん「もしかしたら行けるかも、いや五分五分か、とやきもきしていましたが、行けると聞いて、安心しました。宇東高との3位決定戦では、もしかしたら負けたかも、と一瞬思いましたが、5人のジャッジが全員佐高に上げてくれました。宇高との試合もどっちが勝ってもおかしくなかったという講評だったので、全国大会は優勝を目指します!」

素晴らしいです。ぜひ優勝目指して頑張ってください

本来であれば滋賀県での開催でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、オンラインでの開催となります。オンラインであっても、"make friends"の精神を忘れず、全国の強豪校と切磋琢磨してきてください。応援しています。

【高校】英語ディベート【県3位】


SGHクラブディベート班が、113()に行われた「第12D-1英語ディベート選手権大会
兼第
15
回全国高校生英語ディベート大会栃木県予選大会」に出場しました。


本大会には栃木県内の
12校、計38チームが参加しました。

A
リーグとBリーグに分かれており、Aリーグは全国大会の予選大会を兼ねています。

全チームが予選として4試合を行い、勝ち上がった上位4チームで決勝、3位決定戦を行います。

 

ディベートには準備型、即興型の2種類ありますが、本大会は準備型のディベートです。

今回の論題は“The Japanese Government should ban production and sales of fossil-fueled cars, including hybrid cars, by 2035.”
「日本政府は、ハイブリッド車を含む化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。是か非か。」でした。

 

Aリーグ】

Aリーグには各校2チームまで出場することができ、佐野高校からは2年生からなる佐野Aと佐野B(佐野B5人中1人は1年生)が出場しました。

 

予選の結果は以下の通りです。

佐野A:第1試合vs.大女B ◯、第2試合 vs.大高B ◯、第3試合 vs.宇高A ✕、第4試合 vs.宇東B (引き分け)

佐野B:第1試合vs.宇女B (引き分け)、第2試合vs.栃女A ◯、第3試合vs.宇高B ✕、4試合vs.足女B

 

名だたる高校と対戦する中、生徒は相手の話をよく聞き、的確なスピーチをしていました。

そして、予選の結果、佐野A3位決定戦に勝ち上がることができました。

 

3位決定戦は、宇東Aとの対戦です。

昨年の全国大会出場校である宇都宮東高校との試合は混戦を極めましたが、
シンプルで分かりやすい論がジャッジに評価され、
3位に入賞することができました。




Bリーグ】

Bリーグには、佐野C、佐野D、佐野E3チーム(全て1年生)が出場しました。

結果は以下の通りです。

 

佐野C:第1試合vs.宇高C 、第2試合vs.足女C ◯、第3試合vs.宇東C ◯、第4試合vs.作新D

佐野D:第1試合vs.大女D ◯、第2試合vs.栃女D ◯、第3試合vs.宇女D 、第4試合vs.大女C

佐野E:第1試合vs.栃女C 、第2試合vs.大女D ◯、第3試合vs.大女C 、第4試合vs.矢東C

 

4試合の結果、佐野Dが第4位、佐野Cが第5位に入賞することができました(Bリーグは決勝や3位決定戦を行わないため、以上の4試合で最終結果を出します)。
多くのジャッジの先生方からお褒めの言葉をいただき、
1年生とは思えないスピーチぶりでした。


【高2】英語プレゼンテーション・コンテスト

 令和22020)年109日(金)、本校武道場にて、高校2年生の英語プレゼンテーション・コンテストが行われました。各クラスで予選が行われ、代表となった8名の生徒がパワーポイント使い、SDGsの問題解決策を提案しました。

 

上位3名がコンテストで表彰されました。

 

1位 碓氷 敬大   Title: Marine Pollution by Plastics

(タイトル「プラスチックによる海洋汚染」)

 

2位 中島 碧    Title: Forests and Global Warming

(タイトル「森林と地球温暖化」)             

 

3位 小林 杏珠   Title: To be Fair World

(タイトル「公平な世界になるために」)

 

 1位の碓氷敬大さんはプレゼンの初めから笑いを取り、堂々とペットボトルの使用数を減らす提案をしてくれました。2位の中島碧さんは、森林伐採が招く危険性を示し、ナチュラル・フォレストの保全を訴えました。3位の小林杏珠さんは、フェア・トレードの重要性を示し、それを知った上でフェア・トレードの商品を購入すべきだと訴えました。今回のプレゼンでは、グラフを使ってデータを示しており、それが説得力を増していました。

 

出場者の生徒全員がとても素晴らしいプレゼンをしてくれました。また、司会や計時をしてくれた皆さん、そして、審査員の先生方、お疲れ様でした。

 
 

【高校】SGHクラブ オンライン講座

 令和22020)年918日(金)、図書室にて、NPO法人エコロジーオンライン理事長で本校OBの上岡 裕先生と同法人マダガスカル事務局代表の浅川日出男先生から、SGHクラブ国内研究班・フランス語班の生徒20名に対して、「マダガスカルにおける現在の取り組みと今後の展望」というテーマで現地での具体的な支援活動について、田中正造翁の精神やSDGsと関連づけてお話をいただきました。次回はマダガスカルの高校生や大学生と、英語とフランス語による交流活動を行なう予定です。