日誌

校長室だより

校長室より「今日は創立記念日です。」

 皆さん、昨日・一昨日の分散登校はいかがでしたか。
 1年生にとっては、高校に入って初めての授業、緊張の面持ちが見られました。
 2・3年生は、久々にクラスメートと会えた喜びからか、随所で笑顔が見られました。
 さて、今日5月20日は、宇都宮北高等学校の創立記念日です。
 創立10周年記念誌には、本校創立記念日の由来が次のように記されています。
 『本校の創立記念日は5月20日であるが、それは昭和55年が開校であるので5月とし、工事の鍬入れが6月20日であったことから20日を選び、5月20日とした。』
 また、創立10周年記念誌には、昭和57年5月20日に、校舎落成・校旗樹立記念式典が盛大に執り行われ、本校第2代校長花村冨士男先生が式辞で「今日、学校がこのように立派に完成したのは、地域の人々をはじめとする県民の協力の賜である。人間は一人では生きられない。両親をはじめとして社会の人々や大自然の恵みに報いるために真剣に学んでほしい。………本校は国際理解教育を特色とし、成果を挙げているが単なるコスモポリタンになることなく、自国認識を深め自ら郷土を愛し、国を愛する、すばらしい誇り高き日本人になってほしい。」と生徒を励ましたとあり、現同窓会長である四十物英晴先輩が生徒代表として「開校時の不自由さが、かえって宇北高の基礎づくりの意欲をかきたてた。あとに続く後輩のためにも、独自の校風と伝統を持ち、存在感ある学校になるよう一同努力する」と力強い誓いの挨拶を行ったと記されています。
 コロナウイルス感染症によって世界が劇的に変化している今、創立当時に思いを致し、宇都宮北高校のアイデンティティーを考える日としてください。
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