平成29年度 SPH活動報告・ニュース

SPH活動報告・ニュース

本校のSPHを発信 in 県総合文化センター(その1)

 11月2日(木)午前中に、県総合文化センターで開催された「とちぎの高校生課題研究等発表会」において、SPHの研究指定校となって3年目となる現在の取組と、研究を通して得られた成果等についての発表を行ってきました。
 「とちぎの高校生課題研究等発表会」は、県内代表5校がそれぞれのテーマで発表を行うことにより、互いに学びを深め合うことを通して、社会や世界とのつながりを意識することを目的として、県教委が今年度初めて開催したものです。
 発表会には、本校を代表して、建築デザイン科3年の伊藤夏洋さん、加藤大貴さん、菊地郁哉さん、小村赳央さん、福岡健太郎さんの5人が参加し、『世界に羽ばたくグローバルエンジニアの育成を目指して~「木造建築物の耐震実験」と「美観を備えた耐力壁の開発」~』というタイトルで、発表を行いました。
 本校SPHの取組内容を、パワーポイントにまとめ、わかりやすく明確にプレゼンテーションすることにより、多くの成果を、来場者を通し、県内高校に広く発信することができました。
 
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アクティブ・ラーニングを活用した実習 ~流速はどう計るか~

 10月30日(月)に、環境設備科3年生の設備実習において、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた公開実習を行いました。
 今回の実習は、水理実習装置を用いて、「流速をどのように計るか」、「流量をどうのように求めるのか」を考える実習です。
 生徒達は、ベンチュリ管(流体の流れを絞ることによって流速を増加し、低速部にくらべて低い圧力を発生させる効果を応用)や、オリフィス板(流量を求める装置)により「流れる力」が変化することに興味を持ち、話し合いを通して考えを深めながら、流速や流量を求めることができました。
 
 
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栃木県伝統工芸品展2017に「鹿沼組子の耐力壁」を出展

 10月28日(土)~29日(日)に、栃木県庁昭和館で開催された「栃木県伝統工芸品展2017」において、「鹿沼組子の耐力壁」を展示、説明しました。
 「栃木県伝統工芸品展」は、本県の風土と生活の中で育まれ、受け継がれてきた栃木県伝統工芸品を見て、触れていただく展覧会です。益子焼、結城紬などの伝統工芸士による製作実演のほか、伝統工芸品の販売や製作体験コーナーが開設されました。
 本校の「鹿沼組子の耐力壁」を出展したことで、たくさんの県民の方々に、これまでの取組みを理解いただき、多くの成果を発信することができました。
 
 
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国土交通大臣の「耐力壁認定」に向けた試験が始まる!

 10月23日(月)~25日(水)に、一般財団法人建材試験センター(埼玉県草加市)で、建築デザイン科3年の課題研究班11名による「国土交通大臣の耐力壁認定」に向けた、「鹿沼組子による耐力壁」の性能評価試験が始まりました。
 今回の試験では、高さ2,700㎜×幅1,800㎜×奥行90㎜の試験体を製作し、板厚22㎜の交差部分をピン接合とした耐力壁と、交差部分をピン接合しない耐力壁の性能評価試験を、それぞれ行いました。性能評価試験は、耐力の再現性を確認するため、3回実施し、計12体の組立と解体を含めて、3日間かかりました。
 (一財)建材試験センターを利用した性能評価試験は初めてで、生徒達は、非常に緊張した面持ちで作業を分担しながら、意欲的に性能評価試験に取り組んでいました。
 
 
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「知的財産」について in サンフェア秋田(その3)

 10月21日(土)~22日(日)、「第27回全国産業教育フェア秋田大会サンフェア秋田」で、「知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業成果展示・発表会」が開催されました。この展示・発表会は、「知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業」における各校の取組内容や成果の展示・発表になります。
 参加13校の実践例を見学することにより、「知的財産」に関する知識が高まり、さらに「起業」への興味・関心を高めることができました。
 
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