卒業生からの報告

2019年7月の記事一覧

ニーハオ

北京から帰国しました
矢東生が夏休みに入りました。
大学生もまもなく夏休みになるでしょう。
今春、北京の大学へ進学した卒業生が
夏休みになったということで、
帰国して進路室を訪ねてくれました。

「授業は全て中国語です。ついていくのが
大変ですが、大学生活はとても楽しいです。
日本語と中国語ができる友達がいて、その子に
和訳してもらいながら勉強しています。後期
からは英語の講義も始まります。

向こうでは寮に住んでいています。
様々な国の人と交流ができ、異文化を感じています。
廊下ですれちがうときにお互いの母語で挨拶したり、
キッチンから香る料理のにおいがスパイシーだったり、
毎日が充実しております。

日本ではスマホを使った支払いが始まったばかりですが、
北京ではもう当たり前です。
外出のときに財布は持ち歩きません。
友達とご飯を食べに行って割り勘するときも
お互いのスマホをかざしあってバーコードを読んで、
ピッで終わりです。」

高校時代にはあまり見なかった笑顔の様子から、
現地では「水を得た魚」なんだろうな、
と想像しました。
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後輩たちの勉強の動機づけに

またしても数学
先日、経済学部在籍の卒業生から
こんなメッセージをもらいました。

(以下本文)
突然すみません。
公認会計士の資格試験の勉強をしているときに
線形計画法が出てきました。
久々だったので楽しかったです。

他にも企業法という科目で
法律も勉強しているんですが、
先生がおっしゃっていた
「法律は数学を使う」
という意味がわかりました(笑)
(本文以上)

本文の前半に補足すると、
著作権の関係で載せてはおりませんが、
テキストの写真も添付されていて、
セクションタイトルが
「最適セールス・ミックスの意思決定」
となっておりました。

線形計画法は
数学Ⅱの教科書で扱われています。
教科書の例題は
正直あまり味気なく、
初めて勉強するときは
「なんだこれ」と感じるかもしれません。

しかしその分、
いろいろな味付けが可能です。
大学入試では
最大利益や栄養摂取の問題と関連づけて
出題されています。

高校時代にきちんと勉強しておけば、
時が経ってその内容が出てきたとしても、
すぐに理解できると思います。
今、「大人の学び直し」が叫ばれています。
若い時に力を注いで身に付けたこと
(知識、スキル、経験 etc. )は
その人の財産であり、
後の世に up-date するときの
基礎になるものと考えます。


いつまでも out-of-date じゃいられない。
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