令和5年度 

令和5年度 学校からのお知らせ

第36回ひなまつり会食会

 3月4日(月)に全日本司厨士協会関東総合本部栃木県本部の方23名と協賛企業19社による「ひなまつり会食会」が開催されました。この行事は、司厨士協会様の御厚意により、本校創立間もない頃より続いている伝統行事です。

 新型コロナウイルス感染症の流行により、中止やお弁当形式の開催などが続きましたが、今回はコロナ禍以前に近い形で開催することができました。

 会食が始まると、子どもたちは目の前にあるフランス料理に目を輝かせ、一人ずつ配膳してもらうスープを興味深そうにじっと見ていました。おいしい料理に笑顔があふれる楽しい時間となりました。

  

 

 

手作りベンチ

 高等部の生徒が登下校時等に利用する昇降口には、縁石のあるロータリーがあります。

生徒達は毎日の下校時等、縁石に座って過ごしていました。

 本校に勤務する公仕の我妻 司さん、鈴木 康之さんが、我妻さんの自宅に育っていた「杉」を切り出した

一枚板を使って、生徒達のためにベンチを作ってくださいました。

 木材の厚み、そして温かみを感じる立派なベンチです。

 生徒達はそなえられたベンチを見て「わあ」「おっ」と驚き、

座ってすぐに「うれしい。」「ちょうどいいです。」と喜びの声を上げていました。

 それからの毎日、たくさんの生徒がベンチに座って談笑しています。

 これからも末永く、感謝の気持ちをもって、大切に使わせていただきます。

 

 御来校の折は御覧いただき、ぜひ一度お座りください。心がほっとするベンチです。

 

      

 

 

 

 

 

伸びゆく子どもたちの作品展

 2月2日(金)から5日(月)まで、イオン今市店において、「第54回 伸びゆく子どもたちの作品展」が開催されました。本校児童生徒と日光市内小中学校特別支援学級の作品約160点を出展しました。

 来場者から「子どもたちが頑張って作品を作っている様子が目に浮かび感動しました。」「個性的で可愛い作品が多く見ていて楽しかったです。」などの感想を寄せていただきました。

 お忙しい中、作品展に御来場いただきありがとうございました。


中学部 第3回校内実習

 1月23日(火)~25日(木)の3日間、第3回校内実習を行いました。今回は「ねじ班」と「封筒班」の2班で作業学習を行いました。

 ねじ班は、長さの異なる大小のねじを1本ずつビニール袋に入れて、シーラどめをして運びます。「検品」「ピッキング」「袋詰め」「シーラーどめ」「運搬」の工程に分かれて実習を行いました。

 封筒班は、文書の左上に長方形の印、右上に丸印を押し、三つ折りにして、宛名をはって裏面下部に印を押した封筒に1枚ずつ入れて、テープでとめます。「スタンプ」「三つ折り」「宛名入力」「宛名はり」「封入」の工程に分かれて実習を行いました。

 どちらの班でも、挨拶・返事・報告や丁寧な作業を意識して集中して取り組むことができ、毎日出来高が更新されました。

 1月26日(金)の実習発表会では、一人一人が頑張ったことを堂々と発表することができました。また、班の出来高発表、お互いの班への質問、回答なども積極的に行うことができました。

   

 

 

 

 

 

 

「第54回伸びゆく子どもたちの作品展」開催のお知らせ

「第54回伸びゆく子どもたちの作品展」を下記のとおり開催し、日頃の学習成果の一端を展示発表いたします。御来場いただきまして、ぜひ作品を御覧くださいますよう御案内申し上げます。

 

○日 時                                       

         令和6年2月2日(金)~5日(月)10:00~19:00

     ※2月2日(金)は17:00から

     ※2月5日(月)は15:00まで

 

○場 所   

          イオン今市店 1階中央エスカレーター横催事場

    (日光市豊田字若林79-1、℡0288-30-2000)

 

○主 催  

        栃木県特別支援学校教育振興会

   栃木県立今市特別支援学校

 

○後 援   

         日光市教育委員会

 

○展示内容  

        (1)今市特別支援学校児童生徒の作品

  (2)日光市内小・中学校特別支援学級の児童生徒の作品

  (3)県内特別支援学校紹介

  (4)本校卒業生の進路状況

令和5年度 介護等体験

 本校では、県内の大学や短期大学から、小・中学校の教員免許取得のために介護等体験の実習を行う学生を受け入れています。今年度は、6月、9月、12月に学生を受け入れました。一回二日間という短い期間ですが、特別支援学校についての理解を深めてもらえるよう、講話を行ったり児童生徒と直接的に関わる時間を設けたりしています。

 学生の皆さんは、小学部・中学部・高等部の学級に入って、各教科学習や作業学習など、様々な学習活動に参加することで、児童生徒の学習の様子や、教師の支援方法等を学びます。

 児童生徒からは「楽しかった。」「また来てほしい。」、学生の皆さんからは「はじめは戸惑ったけど、児童生徒の皆さんとコミュニケーションをとれたことがうれしかった。」「児童生徒の皆さんにいろいろな個性があることが分かった。」という感想を聞くことができました。

 

 

 

 

危機管理に関する校内研修

 1月9日(火)に、日光市企画総務部総務課防災対策係の方を講師にお招きして、「避難所運営ゲーム(HUG)」を通して、危機管理に対する基本的知識や危機発生時の適切な判断力を高めるための研修を行いました。グループに分かれて、避難所に見立てた平面図に様々な事情を抱えた避難者を適切に配置できるか、また避難所で想定される出来事にどのように対応していくかを、疑似体験しました。状況に応じて、適切に判断して対応できるよう、各グループで真剣に話し合いながら進めました。

 研修の最後には、各班で作った避難所を見て、互いに意見を交換しながら、より良い避難所の在り方について考えを深めることができました。

 

 災害はいつ、どこで起こるか分かりません。今回の研修を通して、教職員一人一人が危機管理に対する意識をより一層高める必要性を感じました。今後も、児童生徒が安全安心な学校生活を送っていけるよう研修を重ねてまいります。

令和5年度教育実習

 本校では地域の学生さんを中心に、毎年3名までの教育実習生の受入れを行っています。今年度は、9月後半から10月上旬の間に、中学部と高等部で各1名の教育実習が行われました。10日間という短い期間でしたが、生徒の好きなこと、得意なことを基に教材研究を進め、授業を行いました。

 教育に対する情熱と愛情をもって、授業中や休み時間においても生徒に寄り添い、実習生も生徒達も笑顔に満ちあふれる充実した実習となりました。最終日には、生徒や教師から実習生との別れを惜しみ再開を望む声が聞こえてきました。

   

卒業生の皆様へ 令和5(2023)年度ひかり祭について

 今年度は新型コロナウイルス感染症も5類に移行しましたので、ひかり祭に卒業生の皆様も参観していただけることになりました。

 開催日時は11月18日(土)9:30~11:50(受付9:00~)となります。←追記いたしました。

 参観を希望する卒業生は下のURLもしくは、QRコードを読み取っていただき、10月30日(月)までに申込みをお願いいたします。人数を把握する都合上、お申込みいただきませんと参観できませんので、よろしくお願いいたします。また、今後の状況によりましては、参観を見合わせていただくこともありますので、御了承ください。

 詳しい日程については、添付しましたPDFファイルにて御確認ください。

 よろしくお願いいたします。

 当日の日程 HP(卒業生用).pdf

 

 申込みはこちらの『申込URL』か『QRコード』のどちらかを読み取って必要事項を入力の上お申込みください。

     ↓ ↓ ↓

 『参加URL』https://forms.office.com/r/c8BHPnfZEg 

  

 『QRコード』

  

令和5(2023)年度 ひかり祭について

 新型コロナウイルス感染症は5類となりましたが、今年度のひかり祭につきましては、来校者を本校児童生徒の御家族と卒業生のみとさせていただくこととしました。来年度につきましては改めて検討し、時期になりましたらお知らせいたします。

 一般、地域に皆様におかれましては、楽しみにされていた方もいらっしゃるかと思いますが、何卒御理解のほどよろしくお願いいたします。

スクールバスの変更について

一斉メールにてお知らせしたとおり10月2日(月)よりスクールバスが変更となります。

それぞれのバスの画像を添付しますので、参考にしてください。

 A(日光)コース         

B(今市)コース(登校)    E(今市・日光)コース(下校)

C(藤原)コース         

 

D(塩谷)コース(登校)F(塩谷・藤原)コース(下校)

 

 

第19回栃木県障害者スポーツ大会

 9月24日(日)に晴れ渡る秋空の下で、『第19回栃木県障害者スポーツ大会』が約6年ぶりに開催されました。本校からは、陸上競技に6名、フライングディスクに7名の計13名の生徒が参加しました。

 応援に来てくださった保護者の方や教職員が見守る中、「今特スポーツ」(放課後練習)での練習の成果を十分に発揮して、精一杯やり遂げることができました。学校で28日(金)に行われた表彰式では、メダルを手に晴れやかな表情に満ちていました。

       

  

 

  

             

 

第2回オープンスクール

9月11日(月)オープンスクールが実施され、本校の保護者の皆様と地域住民の方に学校を公開しました。

中学部は校内実習期間、高等部は作業学習授業日であり、残暑の中で生徒たちが懸命に作業に励む様子を参観していただきました。また、小学部では自立活動や生活単元学習の授業を公開しました。どの授業も特別支援教育の特色が表れたものであり、児童生徒の生き生き学ぶ姿を見ていただけたと思います。

今回御参加の地域の方は、日頃から学校評議員や学校支援ボランティアとして本校の教育活動を支えてくださっていますが、この日は改めて学校全体をゆっくりと御覧いただき、児童生徒の様々な表情から、本校への理解を深めていただくことができました。

  

緑のステージ表彰式について

 7月20日(木)に緑のステージの表彰式を行いました。

表彰式の進行、パソコン操作、賞状の授与などは全て児童生徒会役員が務めました。

1学期に各学部で育てた花を児童生徒会役員が見て回り、審査をして次のように決定しました。

 小学部 「色のバランスがきれいで賞」

 中学部 「すごくきれいで賞」

 高等部 「きれいにかわいく育っているで賞」

 どの学部も手入れがきちんとされていて、きれいな花が咲いていました。

 後期もさらに素敵な緑のステージにしていきましょう!

 

        

「令和5年度 センター的機能充実事業 夏季研修会(講演会)」

   8月1日(火)に、本校を会場として講演会を実施しました。対面式の講演会は4年ぶりの実施となりました。演題は「特別な支援が必要な子ども達の教育について」、講師は間宵克弘先生(前岡本特別支援学校教諭)にお願いいたしました。間宵先生は、定年退職後も精力的に御活躍されています。

   地域の幼稚園、保育園、小・中学校、高等学校、関係機関、県内の特別支援学校から約60名の先生方と、本校教職員が参加しました。参加者多数のため、外部からの参加者は本校機能訓練室で、本校教職員は職員室(Zoom配信)で、それぞれ受講しました。

   当日は、アンケートやクイズなどに答えながら自分を分析したり、豊富な実践例や動画などで、それぞれの指導や子どもとの関わり方について振り返ったり、指導上の行き詰まりや悩みに対して解決のヒントを得たりと、今後につながる学びを得ることができた講演会(約2時間)となりました。参加者からいただいた感想や御意見からも、本講演会が実りある研修になったことがうかがえます。

  また、同時期に開催した「校内教材・教具展」も、多くの方々に御覧いただくことができました。

  今後も、地域のセンター的機能を果たせるような活動を実施していきたいと思います。


 

引き渡し訓練

 7月20日(木)に全保護者等を対象に引き渡し訓練が行われました。ほとんどの保護者等の方が参加しました。

 昨年度の訓練と同様、今回の訓練では、引き渡しの前にショート避難訓練を行いました。児童生徒はこれまでの訓練どおり、緊急地震速報の音を聞き、落ち着いて身を守る行動をとることができました。その後、校舎内の安全を確認したのちに待機場所へ移動し、保護者等への引き渡しを行いました。本番に近い形で訓練をしたことで、教職員、児童生徒、保護者等参加者全員が、万が一の場合の想定ができたのではないでしょうか。