防災に関する取り組み

学校安全に関する職員研修を実施しました

 8月5日(火)土砂災害時における避難と引渡し訓練シミュレーションを行いました。研修は2部制に分かれて行い、第1部では宇都宮気象台の職員の方と足利市危機管理課の方から土砂災害に関する講話をいただき、天候に関することや避難に関すること、また情報収集の大切さ等についてお話をいただきました。

 

 

 

 

 第2部は土砂災害の危機が迫っていることを想定して、児童生徒役、保護者役、教員役に分かれて引き渡しシミュレーション訓練を行いました。大雨警報の発令を受け、緊急対策本部の設置、対応の検討と情報収集、その後土砂災害警報情報の発令を受け、速やかに児童生徒を安全な場所に誘導しました。

 

 

 

 

 実際の引き渡しを想定したシミュレーションを実施。裏山が土砂災害危険区域のため、北門は使わずに引渡しを実施しました。小学部、中学部・高等部、重複障害学級の3つのグループに分かれて引渡しを行い、どのようにしたら安全かつスムーズに確実な引渡しができるのか、確認をしながら取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 今回の訓練では学校安全総合支援事業実践委員の方や学校運営協議委員の方々にも訓練の様子を見ていただき、貴重なアドバイスをいただきました。改善が必要な点も明らかになり、今後の訓練に生かしていきたいと思います。

 2学期には避難訓練や引渡し訓練、避難所体験等の訓練が予定されています。危機管理に対する意識を高め、児童生徒、保護者の方々、教職員、そして地域の方々の御協力をいただきながら安心・安全につながっていくよう、実践を重ねていきたいと思います。