日誌

進路講演会(保護者)

親亡き後の問題

 

 10月21日(水)、保護者を対象に進路講演会が開催されました。
 (一社)認知症予防&サポート研究所アンクルの河村俊一様を講師として招き、判断能力が十分でない方の権利を守るための成年後見制度について御講演いただきました。
 成年後見人の役割としては、「現預貯金の管理」「不動産の管理」「定期的な収入・支出の管理」「保険手続き」「相続の承認等」「医療や介護サービス等の契約・支払い」「本人の生活状況の把握」「支援関係者らとの連絡調整」があるとのことです。
 資料をもとに説明いただきましたが、最後にお話しいただいたことを御紹介します。


【提供資料一部抜粋】
障害のあるなしに関係なく、いずれ子は育ち、親の手を離れていく時が訪れます。そんな時に「お金」の心配をさせたくないのはもちろんです。ですが、「お金」は、暮らしこそ支えてはくれるかも知れませんが、生きていくためには「人」の支えが誰しも必要となります。幼い頃含め家族が健康面や経済面でも良好な状態であれば、「人」の支えは保たれると思いますが、保ち続けることは難しい面も多いです。
そのために、①親あるうちは、身内以外に親御さん自身が相談のできる方を見つけませんか。②親亡き後の支え手づくりを、法曹職や福祉関係者等と考えてみませんか。③後見人報酬払うくらいなら・・・という声もあります。その結果、別の点で本人の利益を損なってしまう場合もあります。


このようなことも含めて、お子さんの将来について考えてみてはいかがでしょうか。

 

「初めてでもよくわかる!成年後見制度普及啓発セミナーin足利」

足利市社会福祉協議会主催のセミナーが開催されます。御興味のある方は、是非お申し込みください。

詳しくは、PDFファイルをご覧ください。(佐野市在住の方も参加できます。)

開催要項.pdf  参加申込書.pdf

 

関連リンク(成年後見制度相談窓口)
足利市社会福祉協議会(足利市成年後見サポートセンター)足利市東砂原後1072 TEL0284-44-5005
http://www.ashikagashakyo.or.jp/welfare/guardianship
佐野市社会福祉協議会 佐野市大橋町3212-27 TEL0283-22-8126
https://www.sanoshakyo.or.jp/publics/index/208/