放送部
  私たち放送部は、体育館で集会時にマイクの準備をしたり、年間行事の記録撮影や清掃開始の校内放送を行っています。また、NHK大会と新人大会が近くなると、顧問の先生のご指導のもと、全国大会に向けてテレビドキュメントの映像作成に取り組みます。さらに、聴衆の前で原稿を読み上げる朗読・アナウンス部門もあり放課後になると発声練習を行います。

活動実績
 ・第60回NHK杯全国高校放送コンテスト 栃木県予選
   テレビドキュメント部門 最優秀賞 「噂調査隊」
 ・栃高文連放送部会 第32回放送新人コンテスト 
   ビデオメッセージ部門 最優秀賞 「大地のメッセージ~守る、伝える~」
 ・栃高文連放送部会 第34回放送新人コンテスト
   ビデオメッセージ部門 優秀賞 「心を繋ぐ間々田紐」
 ・第66回NHK杯全国高校放送コンテスト 栃木県予選
   テレビドキュメント部門 優秀賞 「もう一つの学び」
 
日誌

放送部 活動記録

令和5年度栃高文連放送部会第42回放送コンテスト新人大会

令和5年11月11日(土)に新人大会が行われ、朗読部門に4名、ビデオメッセージ部門に1作品(3名)が出場しました。

朗読部門では、2年生が向田邦子の「学生アイス」を朗読し、36人中上位10人の決勝に進出しました。県代表には選ばれませんでしたが、今後の励みになりました。

ビデオメッセージ部門には「上三川町が折り紙の町になるまで」という作品を出品しました。入賞はしませんでしたが、取材をとおして、上三川町や地域おこしについて考えるよい機会となりました。

第70回NHK杯全国高校放送コンテスト出場

令和5年7月24日(月)、25日(火)に東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた第70回NHK杯全国高校放送コンテストにテレビドキュメント部門で出場しました。「学校を支えている方」というタイトルで学校の公仕の方を取り上げた作品を出品しました。結果は準々決勝敗退でしたが、全国の放送部の作品を観ることができ、大変勉強になりました。生徒は次のコンテストに向け意欲を刺激された様子でした。

  

第70回NHK杯全国高校放送コンテスト栃木県予選結果

【全国大会出場】

令和5年6月10日(土)、11日(日)に第70回NHK杯全国高校放送コンテスト栃木県予選が行われ、本校は朗読部門、アナウンス部門、テレビドキュメント部門に出場しました。結果はテレビドキュメント部門において優良賞を受賞し、全国大会に出場することが決まりました。

Nコン予選(放送部)

 今年度のNHK放送コンテスト栃木県予選が、去る6月12・13日に行われました。

 朗読部門に3名出場しましたが、惜しくも予選突破はなりませんでした。

 秋の新人大会に向け、アナウンス力、映像編集の技術に磨きをかけていきたいと思います

ういろううり 第三節

こんにちは。第三節です。

この節は、何のことやらさっぱり分からない…と思いつつ練習した覚えがあります。
しかし、この第三節をクリアしたときの嬉しさったら!!
さあ、今回も頑張りましょう!!!


第三節

そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ。
そりゃそりゃ、そらそりゃ、回ってきたわ、回ってくるわ。

あわやのど、さたらなしたに、かげさしおん、
アワヤ候、サタラナ舌に、カ牙サ歯音、

はまの ふたつは くちびるの けいちょう、かいごう さわやかに、
ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、

あかさたな はまやらわ、おこそとの ほもよろお。
あかさたなはまやらわ、おこそとのほもよろお。

ひとつ へぎへぎに へぎほし はじかみ、ぼんまめ ぼんごめ ぼんごぼう
一つへぎへぎに へぎほし はじかみ、盆豆 盆米 盆ごぼう、

つみだて つみまめ つみざんしょう、しょしゃざんの しゃそうじょう
摘み蓼 つみ豆 つみ山椒、書写山の社僧正、

こごめの なまがみ こごめのなまがみ こんこごめの こなまがみ、
粉米のなまがみ 粉米のなまがみ こん粉米の小生がみ、

しゅす・ひじゅす・しゅす・しゅちん、
繻子・ひじゅす・繻子・繻珍、

おやもかへい こもかへい、おやかへい こかへい こかへい おやかへい、
親も嘉兵衛 子も嘉兵衛、親かへい子かへい 子かへい親かへい、

ふるくりのきの ふるきりくち、あまがっぱか ばんがっぱか、
古栗の木の古切口、雨合羽か番合羽か、

きさまの きゃはんも かわきゃはん、われらが きゃはんも かわきゃはん、
貴様のきゃはんも皮脚絆、我等がきゃはんも皮脚絆、

しっかわばかまの しっぽころびを、みはり はりながに ちょと ぬうて、
しっ皮袴のしっぽころびを、三針はり長にちょと縫うて、

ぬうて ちょと ぶんだせ
ぬうてちょとぶんだせ、

かわらなでしこ のせきちく、のらにょらい のらにょらい みのらにょらいに むのらにょらい、
河原撫子 野石竹、のら如来 のら如来 三のら如来に六のら如来。

ちょっと さきの おこぼとけに おけつまずきゃるな、ほそどぶに どじょ にょろり。
一寸先のお小仏に おけつまずきゃるな、細溝にどじょにょろり。

きょうの なまだら なら なま まながつお、ちょと しごかんめ、
京の生鱈 奈良生学鰹、 ちょと四五貫目、

おちゃだちょ ちゃだちょ ちゃっと たちょ ちゃだちょ、
お茶立ちょ茶立ちょちゃっと立ちょ茶立ちょ、

あおたけ ちゃせんで おちゃ ちゃと たちゃ。 
青竹茶筅でお茶ちゃと立ちゃ。


今回はここまでです。私は第三節の最後、「お茶立ちょ~」からのフレーズが好きでした。皆さんはお気に入りのフレーズ、ありましたか?

ういろううり 第二節

こんにちは。
第一節は練習できましたか?続きの第二節です。張り切っていきましょう!


いや さいぜんより かめいの じまんばかり もうしても、
イヤ最前より家名の自慢ばかり申しても、

ごぞんじないかたには、しょうしんの こしょうのまるのみ、
ご存知ない方には、正身の胡椒の丸呑み、

しらかわよふね、さらば いちりゅう たべかけて そのきみあいを おめにかけましょう。
白河夜船、さらば一粒食べかけてその気味合いをお目にかけましょう。

まず このくすりを かように ひとつぶ したのうえに のせまして、
先ずこの薬をかように一粒舌の上にのせまして、

ふくないへ おさめますると いや どうもいえぬは、
腹内へ納めまするとイヤどうも言えぬは、

い・しん・はい・かんが すこやかになりて
胃・心・肺・肝がすこやかになりて

くんぷう のんどより きたり、こうちゅう びりょうをしょうずるがごとし
薫風候より来たり、口中微涼を生ずるが如し。

ぎょちょう・きのこ・めんるいの くいあわせ、そのほか、まんびょう そっこうあること かみのごとし。
魚鳥・茸・麺類の食い合わせ、その外、万病速効ある事神の如し。

さて、このくすり、だいいちのきみょうには、
さて、この薬、第一の奇妙には、

したのまわることが、ぜにごまが はだしで にげる。
舌のまわることが、銭独楽がはだしで逃げる。

ひょっと したが まわりだすと、やもたても たまらぬじゃ。
ひょっと舌がまわり出すと、矢も楯もたまらぬじゃ。


ーーーと、ここまでが第二節です。ふだんの読み方と異なるものもありましたね。ハッキリと発音する、口の周りの筋肉をフルに使うことを意識してみてね。

ういろううり 第一節

こんにちは。

皆さんは放送部ですから「ういろううり」はもちろん知ってますよね?
アナウンサー、声優等々、『喋り』を生業とする職業人は必ず練習しています。人と会わないと、滑舌も悪くなります。お話しませんからね。
口をきちんと開き、頬の筋肉ごと動かす気持ちでね!


「ういろううり」
「外郎売り」

せっしゃおやかたともうすは、 おたちあいのうちに、
拙者親方と申すは、 お立会の中に、

ごぞんじのおかたも ござりましょうが、
御存じのお方もござりましょうが、

おえどをたって にじゅうりかみがた、
お江戸を発って二十里上方、

そうしゅうおだわら いっしきまちを おすぎなされて、
相州小田原一色町をお過ぎなされて、

あおものちょうを のぼりへ おいでなさるれば、
青物町を登りへおいでなさるれば、

らんかんばし とらやとうえもん
欄干橋虎屋藤衛門、

ただいまは ていはついたして、えんさいとなのりまする。
只今は剃髪致して、円斉と名のりまする。

がんちょうより、おおつごもりまで、おてにいれまする このくすりは
元朝より、大晦日まで、お手に入れまする此の薬は、

むかし ちんのくにのとうじん、ういろうというひと、わがちょうへきたり
昔ちんの国の唐人、外郎という人、わが朝へ来たり、

みかどへ さんだいのおりから、
帝へ参内の折から、

このくすりを ふかくこめおき、
この薬を深く籠め置き、

もちゆるときは いちりゅうずつ、
用ゆる時は一粒ずつ、

かんむりの すきまより とりいだす。
冠のすき間より取り出だす。

よってそのなをみかどより、とうちんこうとたまわる。
よってその名を帝より、透頂香と賜わる。

すなわちもんじには、いただき、すく、においとかいて「とうちんこう」ともうす。
即ち文字には「頂き、透く、香い」と書いて「透頂香」と申す。

ただいまはこのくすり、ことのほか せじょうにひろまり、
只今はこの薬、殊の外ほか、世上に弘まり、

ほうぼうに にせかんばんを いだし
方々に偽看板を出だし、

いや、おだわらの、はいだわらの、さんだわらの、すみだわらのと、いろいろにもうせども
イヤ、小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと、いろいろに申せども、

ひらがなをもって「ういろう」としるせしは、おやかた えんさいばかり。
平仮名をもって「ういろう」と記せしは、親方円斉ばかり。

もしや おたちあいのうちに、あたみかとうのさわへ、とうじにおいでなさるるか、
もしやお立会いの中うちに熱海か塔の沢へ、湯治にお出なさるるか、

または いせごさんぐうの おりからは、
または伊勢御参宮の折からは、

かならず かどちがい なされまするな。
必ず門違いなされまするな。

おのぼりならば みぎのかた、おくだりなれば ひだりがわ
お上りならば右の方、お下りなれば左側、

はっぽうが やつむね、おもてが みつむね ぎょくどうづくり。
八方が八つ棟、表が三つ棟玉堂造り。

はふには きくにきりのとうの ごもんをごしゃめんあって
破風には菊に桐のとうの御紋を御赦免あって、

けいずただしき くすりでござる。
系図正しき薬でござる。


―――
今日はここまで。また近々続きを載せます。練習してみましょう。

部員の皆さんへ。

お久しぶりです。お元気ですか。
新米顧問の伊藤(洋)です。

残念なお知らせをします。
NHK杯全国高校放送コンテストが中止となりました。そのため、栃木県予選も行われないことになりました。これまで準備を進めてきた皆さんの気持ちを考えると、非常に悔しく、悲しい思いがします。

ただ、皆さんの健康と安全を考えるにやむを得ない決定だと思います。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、今は部室の三密状態を回避し、可能な限りの自己研鑽を積んでいただくのが最善と考えています。

取り急ぎ、ご連絡まで。
その他、連絡があればまたお知らせします。