院内学級学習の様子(2024年度)

院内学級学習の様子(2024年度)

ボッチャ2

 3月3日(月)、雪が降っている中、病棟のカンファレンス室で、生徒2名の熱いボッチャバトルが始まりました。

 2エンドマッチの試合が行われ、第1エンドはどちらのボールが近くにあるか見分けがつかないほどの戦いになり、僅かな差で1-0となりました。
 第2エンドは、先にリードしていた生徒が2投目でナイスショットを見せ、ジャックボールの近くに寄せてきました。
 その後、1点差でリードを許している生徒の残り2球で投げたボールが、相手のボールより僅かにジャックボールに近づき逆転しました。
 1点リードをしている生徒は、このままだと同点で終えてしまう状況の中、最後の1球を投げて再逆転のスーパーショットを見せてくれました。
 最終的に2-0という結果となりましたが、 どちらの生徒もボールの質感を感じながら、しっかりとつかんで投球することができました。

  

 

 

 

 

 

 

立志の集いについて

 院内学級の中学2年生が、本校の会議室にて「立志の集い」を行いました。
 校長先生のお話を聞き、担任の先生と一緒に「誓いのことば」を発表しました。
 記念撮影も行い、これまでの成長を皆で喜び、よい節目を迎えられたことと思います。
 これからも、元気に一歩ずつ進んでいってほしいと思います。

 

節分

 1月下旬から2月上旬にかけて、節分の制作や豆まき会が行われました。
 制作では、紙のお皿やカップ焼きそばの器を使って、毛糸のふわふわした感触を感じながらボンドで貼り付けたり、マジックペンを持って鬼の顔を描いたりして鬼のお面やかぶり物を作りました。
 豆まき会では、普段関わることの少ない児童生徒が一緒になって節分の歌を歌ったり合奏したりしました。また、福豆に見立てたボールを投げたり転がしたりして悪い鬼を笑顔の鬼に変えることができました。 

   
   
   
   
   
   

「継続は力なり」その2

 

高等部2年生が、中学部のときから『BIGmack』という赤い大きなスイッチ部分を押すと録音した音声が再生する教材を使い、授業の始めが意識できるように繰り返し取り組んできました。

録音した音声は、学校のチャイム音です。

 

 初めのうちは、補助スイッチを使いました。呼吸で動く腹部にスイッチを置き、圧がかかると「カチッ」とスイッチONになり、「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」と再生されます。

 

⇦ 目を閉じています。

 

スイッチの重さ、腹部にかかる圧やスイッチのカチッとなる感覚、チャイム音が鳴り、教師が話し掛け、授業が始まる という流れを継続すると、次第に目を開けることが増えてきました。スイッチ、チャイム音、授業が始まるという因果関係が分かり、目を開けることが増えてきたのではないかと、考察しました。

⇦ チャイム音が鳴り終わる前にパチッと目を開けました。(動画でお伝えできなくて、残念!)

高等部2年生になった今年度、体調不良で体に触れられない期間がありました。教師が『BIGmack』の赤い大きなスイッチ部分を押し、チャイム音を鳴らすようにしました。

 

⇦ 目を閉じています。

 

補助スイッチを使わず、チャイム音のみで目を開けるようになりました。

 

⇦ チャイム音に気付き、目を開け始めます。 

 『ん、ん?チャイムなった?』

 

 

 

⇦ ぱっちり目を開けました。 

 『あ、先生。今日はどんな授業をするのかな?」

 

中学部から『BIGmack』を使い始めた教師に動画を見てもらうと「おぉ~」と、うれしそうに喜んでいました。あきらめず、繰り返しの取組が生徒の力になり、教師も繰り返しの指導が大切であることを改めて感じた出来事でした。

 

チューリップの球根植え

 11月28日(木)、生活単元学習の時間に、中学部3年と高等部2年の生徒が農林中央金庫様からいただいたチューリップの球根を植えました。
 中学部の生徒は、 テーブルの上に球根を置いて、手を一生懸命に動かして、汗を流しながら楽しく取り組むことができました。植え終わった後も「もっとやりたい。」と伝える様子が見られました。 
 高等部の生徒は、教師と一緒に球根を持って植え、じょうろで水をあげました。球根の感触を楽しみながら、上手に植えることができました。
 インターネットで調べたところ、「球根の外側の皮をむいて植える」と記載があったため、球根の一部は皮をむいてから植えました。
 皮をむいてから植えたものとそのまま植えたものでは成長に違いがあるのか、また、どんな色の花が咲くか楽しみです。

   

秋の制作(赤とんぼ、きのこ)

 11月8日(金)~12日(火)、「赤とんぼ」と「きのこ」の制作をしました。 
 赤とんぼは、水性絵の具で足の裏を染めて足型をとり、羽に見立てて作りました。「くすぐったい?」と聞くと「うん。」と声を出していました。
 きのこは、教師と一緒に新聞紙を丸めて、きれいな折り紙で包んで作りました。
 「完成したよ。」と、きのこを見せると、一段と声を出して喜んでいました。

   

マリーゴールドにかまきりがやってきました!

10月17日(木)

 登校した中学部生徒が、今週もマリーゴールドの観察をしています。本日はオレンジ色の花が15個、黄色の花が10個、あさがおの種が44個でした。
 すると、とても大きなかまきりを見付けました!おなかが大きな雌のかまきりです。「かまきりがきてくれた!」

   

10月24日(木)

 先週のかまきりがまだいました!でも、ほとんど動きません。心配です。「かまきりのたまご、うまれるかな。かまきりのあかちゃん、うまれるかな。」

  

10月30日(水)

 病棟に帰ろうとしたときに、かまきりが卵を産み始めていました!白い泡のような卵です。

  

  

「かまきりのたまごがうまれて、とってもとってもうれしかった!」

 産卵時間はおよそ3時間。マリーゴールドでの滞在期間は2週間。産卵が終わったかまきりは、そっと草むらに帰っていきました。

 

ハロウィン制作

 10月23日(水)、ハロウィンにちなんだ制作をしました。

 生徒は、教師と一緒に折り紙を折ったり、はさみで切ったりして、蜘蛛の巣や蜘蛛、コウモリ、十字架、ジャック・オー・ランタンなどを作りました。

 初めは、はさみを持って紙を切ったときの感触に驚いていましたが、少しずつ、はさみを持とうとする意欲が見られるようになりました。

  完成した作品を色画用紙に貼って、感触を確かめたり眺めたりしました。

  

 

 

 

矢板高等学校との交流及び共同学習

 10月22日(火)、矢板高校との交流及び共同学習がありました。
 院内学級の高等部生徒2名は、学校のプレイルームからWeb中継で参加しました。
 自己紹介後に、的の中央の高得点を狙ってボールを投げるボッチャをしました。2名とも高得点を獲得することができ、楽しく参加することができました。
 最後に、ハロウィンの仮装をして記念写真を撮りました。

 

修学旅行・校外学習

 10月17日(木)に、院内学級の修学旅行・校外学習を病棟周辺で実施しました。
 当日は天気にも恵まれ、みんなで宝探しをしたり、曲に合わせて合奏したりして、楽しいひと時を過ごすことができました。
 病棟の関係者の方々、ご協力、誠にありがとうございました。

「継続は力なり」

 小学部のときから、リボン結びの練習に取り組んできた中学部3年生。少しずつステップアップしていき、今では作品作りで活用したり、靴や体育着のひもまで結んだりできるようになりました。自信がついて、先生が手伝おうとすると手を払いのけるまでに!やったね、すごい!!

①異なる色のひもを使ってチャレンジ!

かた結びからスタートし、ひも結びのコツをつかんでいきました。

②靴の形の筆箱でひも結びの練習。

同じ色のひもでも、迷わずつかんで結べるようになりました。

③夏祭りのちょうちんのひもも結べるようになりました。

麻ひもなど、いろいろな素材のひもでも大丈夫です。

④靴を履く姿勢でも正しく結べるようになりました。
⑤よく見えない体育着のひもも、結べるようになりました。

  次は何に挑戦しようかな?!

     

         

とちのき祭当日

 10月12日(土)、晴天に恵まれ、無事にとちのき祭が行われました。 

 院内学級の児童生徒は、学校に登校してWeb中継の画面を視聴したり、各居室でiPadに録画してある発表会用の動画を視聴したりして参加しました。  

 Web中継を視聴していた生徒は、曲に合わせてダンスをしている様子を見て喜んでいました。

  iPadを視聴した児童生徒は、自分や友達が出てくると笑顔になったり、恥ずかしがったりしながら観ていました。 

 最後に、先生から、とちのき祭の参加賞をもらって記念写真を撮りました。 

 

   
   
   
   
   

秋の訪れ

 10月10日、外が涼しくなったため、病院の敷地内を散歩しました。

  途中、道路にいろいろな車が走る様子を眺めたり、コスモスの花を観察したりしました。

  生徒は、両手を上げたり体を揺らしたりして景色を楽しみながら、少し肌寒い風を受けて、秋の訪れを感じました。 

   

 写真のコスモスは、調べてみたところ「キバナコスモス」という品種のようです。

 「キバナ」とありますが、オレンジ色をしています。

 キバナコスモスの花言葉は、「野性的な美しさ」とのことです。

楽器遊び♪

 10月9日(水)、病棟のカンファレンス室で楽器遊びをしました。
 生徒の好きな音楽を流して、タンブリンとダブルベルスティックを使って演奏をしました。 

 生徒は、タンブリンのヘッドをたたいたり、プラチネラ(横の小さなシンバル)を弾いたりして音を楽しみました。
 また、ダブルベルスティックを持つと、早い曲調の音楽に合わせて振り、きれいな音を出すことができました。

 

 

 

マリーゴールドとあさがおを調べたよ!

9月26日(木)天気は晴れ、最高気温は30℃の予報でした。
マリーゴールドの花が、たくさん咲いていました。
プレイルームに登校した中学部生徒が、花の数を数えました。

  

オレンジ色の花が15個、黄色の花が10個でした。
高さをメジャーで測ると、53cmでした。

あさがおの花も調べました。

  

今日咲いたあさがおの花は、7個でした。
種ができているようなので、一つの実を取ってみました。
全部で3個の種が出てきました。

一生懸命調べることができました。

とちのき祭に向けて Ⅱ

 夏休みが明けて3週間が過ぎました。今、院内学級ではとちのき祭の準備に一生懸命取り組んでいます。
 院内学級の児童生徒は感染症防止対策のため、事前にビデオに撮って、とちのき祭当日に映像を流します。今日は、大きな蝶のカチューシャを着けたり、キラキラの衣装を着たりしながらパワーを送ったり、隠れている球を見つけ出したり、それぞれのシーンを撮影しました。
 児童生徒は、完成した衣装を身にまとって、それぞれのキャラクターの演技やダンスを頑張っています。

  

 
   
   
   
   

色水遊び

プレイルームに登校した生徒が、色水遊びをしました。
あさがおの花殻を摘んで、瓶に水と一緒に入れ、シャカシャカ振ります。
きれいな紫色になりました。

   

 魔法の粉1(ベーキングパウダー)を入れると、泡立ちながら青っぽくなります。

   

 魔法の粉2(クエン酸)を入れると、ピンク色になりました。とてもきれいな色です。

  

色が変わって、びっくりしました!
面白くて、魔法の粉をたくさん入れました。
「間違えて飲まないでね!」と先生に教えてくれました。

とちのき祭に向けて Ⅰ

 2学期が始まり、10月に予定されている「とちのき祭」に向けて学習が始まりました。

 生活単元学習等の時間を使って、演技する物語の学習や衣装作りをしています。

 児童生徒は、登場人物の帽子や猫耳のカチューシャをかぶる練習をしたり、衣装にマークを貼り付けたりして、本番に向けて頑張っています。

 

 
   
   

2学期始業式

 9月2日(月)、長かった夏休みが終わり、病棟の各居室とカンファレンス室で始業式が行われました。 

 校長先生と教頭先生から、「2学期は一番長い学期になるため、体調に気をつけながら授業も行事も頑張っていきましょう」と、お話をいただきました。

 10月には「とちのき祭」が行われます。学校の授業に体を慣らしながら、とちのき祭に向けて準備していきましょう。

 

 
   
   
   

 

マリーゴールドが咲きました

 8月12日 マリーゴールドが咲きました!つぼみも次々出ています。仲良くアサガオも咲いています。

  

  

 

 8月22日 たくさん咲きました!ますます大きくなっています。

   

  早くみんなに会いたいな!