小山市役所で開催された「田園環境都市おやま平地林シンポジウム〜みんなで考えて、みんなで支えるおやまの森づくり〜」に事例発表者として造園部の3年生で参加してまいりました。発表では、課題研究で先輩たちの頃から取り組んできた研究活動に関する内容や農業科学部を中心に取り組んだ環境保全活動についてお話させていただきました。
今回のシンポジウムを参加したことによって、自然と共生する取り組みをされている関係者の方々とのつながりを持つことができました。色々な活動をされている方々とつながることによって、高校生の力によってできる可能性の幅が増えていくだろうと思います。また、発表や研究活動について様々なご意見を頂きました。シンポジウムのきっかけを下さった全ての方に感謝申し上げます。
事例発表
意見交換会 製作した炭団の紹介
2年生の授業で作製していた竹垣が完成しました。
基本となる四ツ目垣をポイントを押さえながらすすめることができました。
技術が定着するように今後も実習の中で練習を重ねていく予定です。
2年生の授業にて竹垣製作を作るため、寸法を測って胴縁や立子に使用するサイズに切り出しました。
作業を安全にすすめることができました。
学校林内に落ちているどんぐりを使って苗木づくりを行いました。
くま手を使って落ち葉と腐葉土を集め、苗木の土として使用しました。
成長した苗木は毎年参加している「春の植樹デー」で使う予定です。
発芽して大きく成長するのが楽しみですね。
2年生の授業で竹垣の結束に使われる、いぼ結びの練習をしました。
造園の基本的な技術を習得するため、練習あるのみです。
測量の時間に、水準測量で使用する器械「レベル」のすえつけ方法を学びました。
決められた時間内に正確に素早くすえつけられるように取り組む様子が見られました。
造園部門は、課題研究で間伐材や剪定枝を使用した炭づくりに取り組んでいます。
今回は、本校果樹園で使用しない栗のイガを炭にしてみました。
ペール缶の中にもみ殻と一緒に閉じ込めて実験です。結果は成功でした。
トゲの部分まで炭になっていました。他にもナシやブドウで行いましたが失敗です。
色々な飾り炭に挑戦していく予定です。
もみ殻を詰めます 開封してみると…
完成です ウニみたいですね
造園部門で育成管理しているアジサイの苗の除草と追肥を行いました。
1つ1つ丁寧に作業を行えました。来年大きく育つアジサイになるといいですね。
3年生の授業で昇降口付近に施工されていた敷石を改修しました。
崩れている敷石を取り外し、改めて設置しました。生徒たちは一生懸命取り組むことができました。
最後に全体で振り返りをしてみると反省点が多く出ました。今回の経験を今後の施工に生かしていきましょう。
正門周辺に咲くアジサイの剪定を行いました。登下校中の生徒が利用する通路沿いにあるので
歩行者のことを考えて剪定を行うことができました。今年たくさん咲かせたアジサイを来年も
みられるように心を込めて作業を進めました。