キャリアクション・プロジェクト

2022年7月の記事一覧

キャリアクション・プロジェクト④1学年出前授業(その2)

7月5日(火)

○栄養分野 女子栄養大学 倉持光江先生

「栄養にかかわる仕事」について講義をしていただきました。「食」が人を作っており、栄養に関する職業は人の一生にかかわる仕事であること、それぞれの生活スタイルを踏まえたサポートをするには、コミュニケーション力が重要であることが分かりました。


 
○教育分野 宇都宮大学大学院 教育学研究科 教育実践高度化専攻 准教授 小野瀬善行 先生

大学院生7名とともに来校してくださいました。まず小野瀬先生より、「教育学」という学問で扱う内容を具体的な事例を交えてお話しいただいた後、小グループに分かれ、大学院で学ぶ現職の先生方から教職の魅力や課題などについてリアルなお話しを聞くことができました。教育関係に興味のある3年生も参加しました。

 

 ○ものづくり分野 2年生とともに帝京大学インターンシップに参加

工学部の体験授業を受講し、「ぶつからない車作り」や航空機とヘリコプターの違いなどについて学びました。一足先に大学での学びに触れることができ、その専門性やスケールの大きさが印象に残ったようです。

7月11日(月)
○医療分野 国際医療福祉大学 言語聴覚学科 教授 前新直志 先生
ことばによるコミュニケーションに困難を抱える人々を支援する言語聴覚士。映像を交えて先生にお話しいただくことで、この学科で学ぶことの具体的なイメージに繋がりました。実際に訓練を受け、大きな効果を得た子どもさんの記録映像は大変印象的でした。



○まちづくり分野 宇都宮大学 地域デザイン科学部 コミュニティデザイン学科 准教授 石井大一朗先生・大学生4

 まちづくり分野15名は、小・中・高生のための地域の学び場・遊び場・憩いの場をつくろうと廃校利用や空き家利用等による地域の活性化を考えています。大学生からの空き家利用の事例紹介とグループでのディスカッションを行いました。廃校等の利用を考える際の留意点を学ぶと共に、一人ひとりが意見を出すことによって、様々な視点からアイディアが広がることを体感できました。 

キャリアクション・プロジェクト③1学年出前授業

1学年は各自の興味関心に応じて9つの分野に分かれ、それぞれの研究をスタートさせました。各分野に関する知識を深めるために、7月は大学等から講師を招いて出前授業を受講しました。各分野の様子を数回に分けてお伝えします。

 

7月4日(月)

○医療分野 国際医療福祉大学 医療福祉マネジメント学科 教授 山本康弘 先生

近頃耳にすることの多い「チーム医療」ですが、医療福祉分野での様々な職種についてお話しいただきました。各職種が、お互いに密接に繋がりながら現場で活躍していることをお聞きし、初めて知る職種に興味を持った生徒も多かったようです。



○保育分野・教育分野 白鷗大学 教育学部児童教育専攻 准教授 中村三緒子 先生

子どもの発達段階に応じた対応の仕方を学びました。紙人形を使っての実演など、具体的で分かりやすくお話しいただきました。目線や興味を引く話し方など、今回の授業で得たことを心掛け、絵本の読み聞かせなどの実践に活かしていきます。


○スポーツ分野 白鷗大学 教育学部 発達科学科スポーツ健康専攻 教授 竹島克己 先生
スポーツを行う上での栄養や休養の重要性をお話しいただきました。「何を食べるかではなく、どう食べるか」、「今強い人は強い、長くやる人も強い」など、心に残るフレーズがたくさんありました。姿勢の良さがやる気やいいプレーに繋がるとお聞きし、良い姿勢を心掛け、柔軟運動を実践していきたいとの感想がありました。

キャリアクション・プロジェクト②2年大学見学

7月5日(火)第2学年の生徒が2コースに分かれ、大学見学を実施しました。

大田原市にある国際医療福祉大学では、視機能療法学科や作業療法学科の体験授業を受講し、学内の施設を見学しました。充実した実習用設備を目にし、検査などを実際に体験することで、医療職の具体的なイメージに繋がりました。

帝京大学宇都宮キャンパスへのコースでは、「進路選択と探求学習に関するインターンシップ」に参加しました。模擬講義の聴講や研究室体験などを各自が選択しましたが、今まで視野に入っていなかった分野の面白さに気づいた生徒も多かったようです。

両コースとも、大学の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会となり、生徒からは「ネットで調べるのも良いが、やはり直接足を運んで見たり聞いたりしたほうが、自分にとってよりよい経験になる」「自分は将来への視野がとても狭かったことに気付かされた」「自分の将来について、そろそろ真剣に考えた方がいいと気づいた」などの感想が寄せられました。