キャリアクション通信

 本校では、「総合的な探究の時間」において「キャリアクション・プロジェクト」と称した探究活動に取り組んでいます。グループ研究や個人研究による進路実現に向けた取り組みです。今年度は「キャリアクション通信」を発行し、それぞれの学年でどのような活動を行っているかを紹介します。ぜひご一読ください。

キャリアクション通信 創刊号(2021/06/02)

キャリアクション通信 第2号(2021/07/20)

キャリアクション通信 第3号(2021/11/11)

キャリアクション通信 第4号(2021/12/23)

キャリアクション通信 第5号(2022/03/24)

キャリアクション通信 第6号(2022/09/07)

キャリアクション通信 第7号(2023//1/11)

キャリアクション通信 第8号(2023-3-24)

キャリアクション通信 第9号(2023/11/1)

キャリアクション通信 第10号(2024/3/21)

キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト

「キャリアクション通信 第10号」発行

「キャリアクション通信第10号」を発行しました。3年生の卒業課題研究、1・2年生の発表会について掲載しています。各グループ・生徒の研究テーマの他、発表会後に生徒の皆さんから寄せられた感想・振り返りのコメントを多数紹介しています。是非ご一読ください。

キャリアクション通信 第10号.pdf

キャリアクション・プロジェクト発表会

 2月26日(月)、令和5年度キャリアクション・プロジェクト発表会を実施しました。

 先月1月末に学年別発表会を実施し、その時の全生徒の1,2年の相互評価を参考に代表として1学年4グループ、2学年4名が選ばれ、1・2年生全員の前での発表会を行ないました。

 1学年では医療分野から「予防歯科」、まちづくり分野では「小山市を活性化させるには?私たちができる取り組み」などの発表がありました。グループ内での発表役割分担をして、分かりやすいプレゼンができたと思います。

 2学年では「子どもと読み聞かせの関係性」「日常で使う数学」などの発表がありました。「なぜそのテーマなのか」から「掘り下げたことにより新たに見えた課題」などを聞き手に分かりやすくプレゼンできたと感じました。

 発表をする=アウトプットをすることで自己理解・他者理解に繋がります。また、校長講評にもありましたが、本活動が主体性を育むものであることを大いに感じました。今回の発表が進路実現への一助となり、新学年に上がる前のモチベーションアップにもなったことと考えます。

   

 1学年代表グループによる発表①   1学年代表グループによる発表②

   

    2学年代表による発表①         2学年代表による発表②

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 発表会

1月22日(月)6・7時限「1学年キャリアクション・プロジェクト発表会」

4会場に分かれ、グループによるパワーポイントを活用した発表を行いました。1学期から、各自の興味に合わせて「まちづくり」「ものづくり」「医療」「保育」「栄養」「スポーツ」「情報」「国際」「教育」の9分野に分かれ活動してきましたが、当日は各分野が更に数グループに分かれてテーマを設定し、調べたことや学んだことをまとめて発表しました。なかにはクイズを取り入れるグループもあるなど工夫されており、他分野の発表にも興味を持って聞いていたようです。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 まちづくり分野」

12月5日(火)宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン科の石井大一朗先生と大学生3名をお招きし、出前授業を実施しました。

授業前半では、宇都宮大学の学生サークル「空き家の友」の活動についてお話をうかがいました。空き家を活用した取り組みを実際に行っている学生の方々の生の声を聞く生徒たちの目はとても輝いていました。後半は「空き家の活用方法を考える」ワークショップを行いました。

生徒からは次のような感想がありました。

「空き家の活用には、地域の人とのコミュニケーションも必要だと分かった。」

「自分達で1から何かをすることは、大変だけどなしとげたときの達成感がある。」

「地域の人と仲良くなることで空き家を利用してもらい、空き家について知ってもらうことが出来る。」

「空き家の友という言葉が印象に残った。」

「空き家の活用は、空き家のオーナーさんや市役所の人にも協力してもらっていると分かった。」

「地域などの関わりが少なくなっている中で空き家を通して地域の人と関わることは、よいことだなと思いました。」

「空き家がボロボロになっているのは空気が循環せず建物が腐ってしまうから」

「空き家の問題はフェスティバルで使うことによって解決できるというのが逆転の発想でとても面白いと思った。」

「今回の空き家の活用方法やそこまでの流れなどを聞いてたいへんだけれどたのしく、やりがいのある活動なのだと感じた。」

「広報活動や企画も全て学生さんや300人を超える関係者で行っているとわかった。空き家と言っても改装すれば沢山利用出来ると知れた。」

「空き家の活用方法について色々学ぶことが出来たり、実際の活動を見てみてネットだけでは分からない情報も得ることが出来たので今後の活動に上手く活用したいと思いました。」

「空き家の活用の仕方を知ることができた。盛り上がるための工夫や地域の人との交流の仕方を詳しく学ぶことができた。」

今回の出前授業は、たくさんの気づきや学びの多い貴重な時間となりました。

宇都宮大学の石井先生、学生の皆様、本当にありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(ものづくり分野)

12月18日(月)3・4年生対象

豊田小学校で、ものづくりに関するクイズを行いました。事前の活動で「ものづくり」の問題となっている人材不足を解消するために私たちにできることはないか考えました。その結果、少しでも多くの人に「ものづくり」に関して興味を持ってもらうためのクイズを作成しようという考えに至り、今回に至りました。豊田小学校では、3年生と4年生に対して各製品の生産量に関するクイズや、ものづくりの現在の問題点について考えるクイズを自分でパワーポイントを作成し出題しました。

 生徒たちの感想としては、

「小学生にものづくりに関して興味を持ってもらえるようなクイズを出すことができ、小学生も楽しそうに取り組んでくれて、良かったと思います。」

「ものづくりについてあまり知らない人が多くいたので、ものづくりに、ついてもっと知ってもらえるように、今後の活動も頑張っていきたいです。」

などがありました。

 とても貴重な体験をさせていただきました。この体験を今後の活動や、進路実現に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (まちづくり分野)

12月4日(月)まちづくり分野8名は、豊田小学校に訪問し、1・2年生の児童と交流を行ってきました。

交流は、まず「小山市に関するクイズ」から始まり、「空き家を壊すのに200万円かかる」ことや「小山市はハンドベルでまちづくりをしている」ことが伝えられると、会場からは「初めて聞いた!」「知らなかった!」などの驚きの声が上がりました。次に「ハンドベル演奏会」では、「きらきら星」「きよしこの夜」「さんぽ」「ジングルベル」の4曲を披露しました。1曲1曲終わるごとに児童の皆さんからのあたたかな声援とおおきな拍手があり、生徒たちは大勢の方々の前で演奏することの喜びをかみしめているようでした。また、生徒からは、次のような感想がありました。

「ハンドベルは、小山市の伝統文化だ けど小学生のほとんどはそのことを知らなかったので知ってもらう良い機会になったと思います。」

「小山市の魅力を使ったものでも地域との交流を深められることがわかった。」

「はっきりと大きな声ではなすことと小学生でも先生でも元気なあいさつをすることを心掛けた。」

「小学生の前で演奏するので笑顔であたたかい雰囲気ですることができました。」

「小学校に行って交流をする時に優しく声をかけるようにしたり、聞き取りやすいようにゆっくり話しかけることを心がけました。」

など、今回の地域交流を通し、生徒たちはたくさんのことを学んだようです。

今回貴重な経験をさせていただき、ご協力いただいた豊田小学校の皆様には心より感謝しております。ありがとうございました。                                                               

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (国際分野)

12月12日(火)国際分野15名は白鴎大学本キャンパスで留学生との交流を行いました。

最初に留学生の大学やその周辺にあるおいしいソウルフードについて紹介され、生徒たちは日頃目にしない料理を見て興味津々でした。また、日頃私たち日本人が何気なく食べているお菓子(かりんとう、駄菓子等)がその文化圏でない留学生が見たとき、全く別のものに見えるということを知り、生徒たちは大変驚いていました。 

ご担当の薄井先生による留学に関するパワーポイント使用のご説明は大変わかりやすく、生徒たちも海外へ第一歩を踏み出したくなるような感覚でした。

最後に2班に分かれて、台湾、韓国、タイご出身の留学生との意見交換を行いました。日本の周辺諸国が完全な学歴社会で、志望大学入学に向けて1日平均約12時間勉強しているという驚愕な事実を耳にして、自分たちの今の生活の改善につながったようでした。 

授業をご担当された薄井先生を始め、国際交流サポートセンターの皆様方、生徒も教員も大変貴重な経験をさせていただきました。短時間では語り尽くせないことも多いですので、またこのような機会を設け、さらに親睦を深めていきたいと思います。

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(教育分野)

日時:12月20日(水)

豊田小学校の3限目の授業の学習支援に次の分担で参加させて頂ききました。
2年1組の算数の授業に男子3名、2年2組に男子3名
4年1組の音楽の授業に女子2名、男子1名
3年1組の英語の授業に男子2名
初めはぎこちなかった生徒たちも次第に緊張が解けて児童たちと積極的にかかわり交流を深めることができました。子どもたちと関わることの愉しさを実感し、教育への志を一層強める機会になったようです。                                                   

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (スポーツ分野)

 

12月6日(水)、12月13日(水)の2回に渡り、スポーツ分野、医療分野の生徒23名が豊田小学校の「持久走記録会」の補助を行いました。

低学年は900m、中学年は1300m、高学年は1780mを走り、記録を計りました。本校の生徒は先導、後走、走路の誘導、監察、救護を担当しました。小学生が練習の成果を十分に発揮し、安全に記録会が実施できるように取り組みました。

参加した生徒から、次のような感想がありました。

「スポーツには「する」「みる」「支える」の3つの関わり方があり、「する」「みる」は今まで沢山経験してきたが、「支える」という立場での関わり方はあまり経験したことがなかった。「支える」立場を経験したことで、自分たちの部活動や持久走大会といった体育行事においても多くの人が関わって成り立っているということを改めて考えるきっかけになった。」

今回の貴重な経験を活かし、スポーツとの関わり方についてさらに考えを深めていきたいと思います。

ご協力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域交流(栄養分野)

12月14日(木)13:00

本校生15名が給食の食べ残しを減らすため、豊田小4年生と5年生に栄養クイズとSDGsを絡め発表をし、小学生との交流を行いました。食の大切さを理解し、食べ残しをしない努力をみんなで行い、フードロスの削減に繋なげましょう。