キャリアクション・プロジェクト

キャリアクション・プロジェクト

「キャリアクション通信 第10号」発行

「キャリアクション通信第10号」を発行しました。3年生の卒業課題研究、1・2年生の発表会について掲載しています。各グループ・生徒の研究テーマの他、発表会後に生徒の皆さんから寄せられた感想・振り返りのコメントを多数紹介しています。是非ご一読ください。

キャリアクション通信 第10号.pdf

キャリアクション・プロジェクト発表会

 2月26日(月)、令和5年度キャリアクション・プロジェクト発表会を実施しました。

 先月1月末に学年別発表会を実施し、その時の全生徒の1,2年の相互評価を参考に代表として1学年4グループ、2学年4名が選ばれ、1・2年生全員の前での発表会を行ないました。

 1学年では医療分野から「予防歯科」、まちづくり分野では「小山市を活性化させるには?私たちができる取り組み」などの発表がありました。グループ内での発表役割分担をして、分かりやすいプレゼンができたと思います。

 2学年では「子どもと読み聞かせの関係性」「日常で使う数学」などの発表がありました。「なぜそのテーマなのか」から「掘り下げたことにより新たに見えた課題」などを聞き手に分かりやすくプレゼンできたと感じました。

 発表をする=アウトプットをすることで自己理解・他者理解に繋がります。また、校長講評にもありましたが、本活動が主体性を育むものであることを大いに感じました。今回の発表が進路実現への一助となり、新学年に上がる前のモチベーションアップにもなったことと考えます。

   

 1学年代表グループによる発表①   1学年代表グループによる発表②

   

    2学年代表による発表①         2学年代表による発表②

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 発表会

1月22日(月)6・7時限「1学年キャリアクション・プロジェクト発表会」

4会場に分かれ、グループによるパワーポイントを活用した発表を行いました。1学期から、各自の興味に合わせて「まちづくり」「ものづくり」「医療」「保育」「栄養」「スポーツ」「情報」「国際」「教育」の9分野に分かれ活動してきましたが、当日は各分野が更に数グループに分かれてテーマを設定し、調べたことや学んだことをまとめて発表しました。なかにはクイズを取り入れるグループもあるなど工夫されており、他分野の発表にも興味を持って聞いていたようです。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 まちづくり分野」

12月5日(火)宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン科の石井大一朗先生と大学生3名をお招きし、出前授業を実施しました。

授業前半では、宇都宮大学の学生サークル「空き家の友」の活動についてお話をうかがいました。空き家を活用した取り組みを実際に行っている学生の方々の生の声を聞く生徒たちの目はとても輝いていました。後半は「空き家の活用方法を考える」ワークショップを行いました。

生徒からは次のような感想がありました。

「空き家の活用には、地域の人とのコミュニケーションも必要だと分かった。」

「自分達で1から何かをすることは、大変だけどなしとげたときの達成感がある。」

「地域の人と仲良くなることで空き家を利用してもらい、空き家について知ってもらうことが出来る。」

「空き家の友という言葉が印象に残った。」

「空き家の活用は、空き家のオーナーさんや市役所の人にも協力してもらっていると分かった。」

「地域などの関わりが少なくなっている中で空き家を通して地域の人と関わることは、よいことだなと思いました。」

「空き家がボロボロになっているのは空気が循環せず建物が腐ってしまうから」

「空き家の問題はフェスティバルで使うことによって解決できるというのが逆転の発想でとても面白いと思った。」

「今回の空き家の活用方法やそこまでの流れなどを聞いてたいへんだけれどたのしく、やりがいのある活動なのだと感じた。」

「広報活動や企画も全て学生さんや300人を超える関係者で行っているとわかった。空き家と言っても改装すれば沢山利用出来ると知れた。」

「空き家の活用方法について色々学ぶことが出来たり、実際の活動を見てみてネットだけでは分からない情報も得ることが出来たので今後の活動に上手く活用したいと思いました。」

「空き家の活用の仕方を知ることができた。盛り上がるための工夫や地域の人との交流の仕方を詳しく学ぶことができた。」

今回の出前授業は、たくさんの気づきや学びの多い貴重な時間となりました。

宇都宮大学の石井先生、学生の皆様、本当にありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(ものづくり分野)

12月18日(月)3・4年生対象

豊田小学校で、ものづくりに関するクイズを行いました。事前の活動で「ものづくり」の問題となっている人材不足を解消するために私たちにできることはないか考えました。その結果、少しでも多くの人に「ものづくり」に関して興味を持ってもらうためのクイズを作成しようという考えに至り、今回に至りました。豊田小学校では、3年生と4年生に対して各製品の生産量に関するクイズや、ものづくりの現在の問題点について考えるクイズを自分でパワーポイントを作成し出題しました。

 生徒たちの感想としては、

「小学生にものづくりに関して興味を持ってもらえるようなクイズを出すことができ、小学生も楽しそうに取り組んでくれて、良かったと思います。」

「ものづくりについてあまり知らない人が多くいたので、ものづくりに、ついてもっと知ってもらえるように、今後の活動も頑張っていきたいです。」

などがありました。

 とても貴重な体験をさせていただきました。この体験を今後の活動や、進路実現に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (まちづくり分野)

12月4日(月)まちづくり分野8名は、豊田小学校に訪問し、1・2年生の児童と交流を行ってきました。

交流は、まず「小山市に関するクイズ」から始まり、「空き家を壊すのに200万円かかる」ことや「小山市はハンドベルでまちづくりをしている」ことが伝えられると、会場からは「初めて聞いた!」「知らなかった!」などの驚きの声が上がりました。次に「ハンドベル演奏会」では、「きらきら星」「きよしこの夜」「さんぽ」「ジングルベル」の4曲を披露しました。1曲1曲終わるごとに児童の皆さんからのあたたかな声援とおおきな拍手があり、生徒たちは大勢の方々の前で演奏することの喜びをかみしめているようでした。また、生徒からは、次のような感想がありました。

「ハンドベルは、小山市の伝統文化だ けど小学生のほとんどはそのことを知らなかったので知ってもらう良い機会になったと思います。」

「小山市の魅力を使ったものでも地域との交流を深められることがわかった。」

「はっきりと大きな声ではなすことと小学生でも先生でも元気なあいさつをすることを心掛けた。」

「小学生の前で演奏するので笑顔であたたかい雰囲気ですることができました。」

「小学校に行って交流をする時に優しく声をかけるようにしたり、聞き取りやすいようにゆっくり話しかけることを心がけました。」

など、今回の地域交流を通し、生徒たちはたくさんのことを学んだようです。

今回貴重な経験をさせていただき、ご協力いただいた豊田小学校の皆様には心より感謝しております。ありがとうございました。                                                               

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (国際分野)

12月12日(火)国際分野15名は白鴎大学本キャンパスで留学生との交流を行いました。

最初に留学生の大学やその周辺にあるおいしいソウルフードについて紹介され、生徒たちは日頃目にしない料理を見て興味津々でした。また、日頃私たち日本人が何気なく食べているお菓子(かりんとう、駄菓子等)がその文化圏でない留学生が見たとき、全く別のものに見えるということを知り、生徒たちは大変驚いていました。 

ご担当の薄井先生による留学に関するパワーポイント使用のご説明は大変わかりやすく、生徒たちも海外へ第一歩を踏み出したくなるような感覚でした。

最後に2班に分かれて、台湾、韓国、タイご出身の留学生との意見交換を行いました。日本の周辺諸国が完全な学歴社会で、志望大学入学に向けて1日平均約12時間勉強しているという驚愕な事実を耳にして、自分たちの今の生活の改善につながったようでした。 

授業をご担当された薄井先生を始め、国際交流サポートセンターの皆様方、生徒も教員も大変貴重な経験をさせていただきました。短時間では語り尽くせないことも多いですので、またこのような機会を設け、さらに親睦を深めていきたいと思います。

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(教育分野)

日時:12月20日(水)

豊田小学校の3限目の授業の学習支援に次の分担で参加させて頂ききました。
2年1組の算数の授業に男子3名、2年2組に男子3名
4年1組の音楽の授業に女子2名、男子1名
3年1組の英語の授業に男子2名
初めはぎこちなかった生徒たちも次第に緊張が解けて児童たちと積極的にかかわり交流を深めることができました。子どもたちと関わることの愉しさを実感し、教育への志を一層強める機会になったようです。                                                   

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (スポーツ分野)

 

12月6日(水)、12月13日(水)の2回に渡り、スポーツ分野、医療分野の生徒23名が豊田小学校の「持久走記録会」の補助を行いました。

低学年は900m、中学年は1300m、高学年は1780mを走り、記録を計りました。本校の生徒は先導、後走、走路の誘導、監察、救護を担当しました。小学生が練習の成果を十分に発揮し、安全に記録会が実施できるように取り組みました。

参加した生徒から、次のような感想がありました。

「スポーツには「する」「みる」「支える」の3つの関わり方があり、「する」「みる」は今まで沢山経験してきたが、「支える」という立場での関わり方はあまり経験したことがなかった。「支える」立場を経験したことで、自分たちの部活動や持久走大会といった体育行事においても多くの人が関わって成り立っているということを改めて考えるきっかけになった。」

今回の貴重な経験を活かし、スポーツとの関わり方についてさらに考えを深めていきたいと思います。

ご協力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域交流(栄養分野)

12月14日(木)13:00

本校生15名が給食の食べ残しを減らすため、豊田小4年生と5年生に栄養クイズとSDGsを絡め発表をし、小学生との交流を行いました。食の大切さを理解し、食べ残しをしない努力をみんなで行い、フードロスの削減に繋なげましょう。

  

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流 (医療分野)

日時:12月6日(水)1~3年生、12月11日(月)4~6年生

 豊田小学校で「歯の健康教室」を行いました。事前準備として、代表グループが小学校の先生方に伝えたい内容と伝

 え方のポイントを教えていただき、学校に持ち帰ってそれぞれのグループと共有しました。対象学年に合わせたパワ  

 ーポイントを作成し、手作りの歯磨きカレンダーをプレゼントしました。生徒からは次のような感想がありました。

「歯の大切さを小学生が楽しく理解できるように、言葉遣いや声のトーン・大きさを考え、手を使って説明するなど、 工夫をしながら発表することができた。」

「始まるまではとても緊張していたが、いい経験ができたのでよかった。苦手なことも頑張って挑戦することが大切だと思った。」

「小学生と楽しみながら、歯について一緒にクイズをしたり知識を深めたりするのはとても楽しかった。地域の人と 交流をすることは、私たちも小学生のみなさんもよい刺激になったと思う。小学生のみなさんが、どのようにしたら わかりやすく歯について学べるのかを考えながらパワーポイントを作るのは大変だったけれど、人のために何かを作 るのはいいことだと感じ、多くのことを学んだ。」

 貴重な経験をさせていただきました。ご協力いただきました豊田小学校の皆様、ありがとうございました。   

                                                                 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年 地域との交流(情報分野)

キャリアクション情報分野1年生34名が6班に分かれて、豊田小学校に訪問し、1年~3年生の計6クラスで「情報教室」という出前授業をしてきました。

各班で研究してきたネットのトラブルやマナー、著作権問題等の情報に関するテーマを、少し難解なテーマを小学生に分かりやすく工夫して提示し、また、主体的に参加してもらえるように、パワーポイントや模造紙を使って、クイズ形式での授業を実施しました。生徒たちが小学生に質問すると、ハイハイハイと手を上げたりして、その反応の良さや元気の良さに驚かされていました。小学生のノリの良さに嬉しさを覚えながらも、きちんと分かりやすく解説して、小学生の質問に誠実に的確に回答していました。発表を終えて、感想を聞くと、各班とも「良かった。」や「上出来です。」などの感想でした。そして、その表情は充実感と達成感でいっぱいでした。豊田小学校の先生方からは「子供たちは楽しかったようです。」「今後ともよろしくお願いします。」と言われました。地域連携教員の私としては、あらためて地域交流の重要性を実感し、今後も様々な交流の場があれば生徒にとってかけがえのない経験と成長の機会になると確信しました。生徒たちが小学校を出る際、多くの小学生たちから「バイバイ。」「また来てね。」とたくさんの元気な声をかけられ、生徒たちは校門の外に出てからも手を振りながら、大きな声であいさつを返しながら、別れを惜しんでました。

出前授業実施後の生徒達のアンケート調査では、「大変良かった。」との意見が大半でした。その感想では、「小学生との交流という貴重な経験ができた。」「分かりやすく説明する発表の勉強になった。」「いろいろな課題が見つかった。」など、キャリアクションでの経験を通して、主体的で前向きな反省が多く書かれていました。 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 教育分野」


7月4日(火)
宇都宮大学 大学院 教育学研究科 准教授 小野瀬善行 先生をお招きし、「これからの教育について考える」というタイトルで御講義をいただきました。生徒たちは講義内容にあった、ブラジルの教育学者パウロ・フレイレの教育論を手がかりに従来までの「教育関係」の確認と批判、中央審議会答申等を参考に「令和の日本型学校教育」を実現するためにどのようにしていくべきかを小野瀬先生との対話を通して探究しました。生徒たちは教育分野について新たな視点を見つけることがでたようです。

 

7月11日(火)
2回目のこの日は、小野瀬先生に加え、現職教員4名と学部卒院生2名、合計6名の院生にも訪問していただきました。この方々と11名の生徒たちと学校現場のことについて広く対話する時間となりました。生徒の側からは「実際に現場で働いてる教師の方から聞く意見がリアルを感じて参考になった。」「話や質問を真摯に聞いてくださった。教師には話を聞く能力も必要だと思った。」「現場で働いている人の意見や回答を聞くのはとても参考になってとても楽しい時間になりました。実体験なども入れてくださったので意見などをまとめる際に活用していきたいと思います」などと教師という職業や教育全般について関心を深め、学習意欲の向上に繋がったと思います。

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 国際分野」

7月4日(火)

公益財団法人栃木県国際交流協会 元海外青年協力隊の講師の先生をお招きし、「国際分野で働くための必要な資質」をテーマにご講話頂きました。生徒達は、国際について、大きな視点でとらえていましたが、講師の先生のウガンダ共和国における海外協力隊のご経験を聴き、より具体的なイメージを膨らますことができるようになったと思います。 特に理数系教員として海外で教育活動されたことに生徒は興味を持ちました。それ以外にも留学や英語の勉強法など具体的にお話を頂き、生徒たちは日々英語を頑張りたいと思うようになりました。

 

 

7月10日(月)

宇都宮大学国際学部より講師の先生をお招きし、「国際的なキャリア」をテーマに、ご講話をいただきました。国際的なキャリアの実現に向けて大学で実践している内容について事例を挙げてご説明頂きました。また、来年の修学旅行の平和学習の先取り学習として、日中戦争や沖縄戦、米軍基地問題についての講義も聴講し、生徒たちは沖縄が抱える様々な問題について知る機会となりました。今回の講義を通じて、生徒たちは日本を中心とした第二次世界大戦の情勢について改めて理解を深めることができました。

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 情報分野」

 

令和5年7月3日、小山西高校キャリアクションにおいて、宇都宮大学大学川島芳昭教授による「情報モラルと情報社会を生きる」という出前授業が、情報分野の生徒34名を対象に行われました。

情報者化社会の現状や、様々なネットトラブルを分かりやすく解説してくれました。具体的な事例から生徒に投げかけられた問に対して、生徒同士の話し合いの時間もあり、生徒は情報化社会の課題を自分事としてとらえることができ、主体的に考えることができました。川島先生は、それぞれの話題で、今後の生徒たちの活動に参考となる、HP上の資料先も数多く提示してくれました。

情報化社会では、これまで以上に相手を意識したコミュニケーションが大切であり、相手を思いやること、相手の人権を尊重すること、法を知り遵守することが重要であることを学びました。また、AI技術に関して、正確性の不十分さや法の未整備や利用規約がこれからという現状とその将来について話していただき、情報化社会の未来像を思い描くきっかけとなりました。

7時間目でありましたが、情報分野に興味関心のある生徒たちなので、川島先生の話を、熱心にメモを取りながら聞いていました。講演後に、生徒たちに感想を聞くと、口々に、「ためになった。」「勉強になった。」「調べてみたくなった。」と言っていました。生徒たちのキャリアクション(情報分野)の主体的な活動が、一層広がり、深まっていくだろうと思いました。川島先生、本当にありがとうございました。【文責 原昌作】

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 スポーツ分野」

 

7/10(月)

白鴎大学教育学部発達科学科スポーツ健康専攻 濱﨑 裕介准教授をお招きし、スポーツ運動学がご専門の濱﨑先生に「人生を豊かにするためにスポーツとの関わり方を理解しよう」というテーマで出前授業を行っていただきました。そもそも「スポーツ」とはどういうものを指すのか、ということからお話ししていただきました。普段スポーツに親しんでいる生徒も、「スポーツ」を改めて考え直すきっかけになったと思います。また、スポーツには「する」「見る」「支える」といった多様な関わり方があるということがわかりました。大学での研究や論文の内容も紹介していただき、スポーツに対する関心がより一層深まっただけではなく、進路意識も高まる有意義な時間となりました。

               

                       

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 栄養分野」

7/3(月)

高崎健康福祉大学 健康栄養学科 竹内真理 先生をお招きし、「栄養とダイエット」についてご講話を頂きました。

 栄養・食を通して人々の健康と幸福に貢献する栄養士の仕事である。対象者の意思や感情、嗜好、生活状況、センスといった複合判断はAIにはできない。 

 糖尿病の食事療法として野菜やきのこを先に食べてから食事をすると検討をコントロールできる。血糖値の上昇を抑えられればブドウ糖に取り込みも抑えられ、ダイエットに約に立つかもしれない。他に何を先に食べればダイエットに繋がるかは研究中だそうです。

 栄養士・管理栄養士に興味を感じた人は

・予習・復習の習慣を身につける ・理系の科目に苦手意識の克服する 

・日本語力を身につける  ・身体と精神力を鍛える    以上心がけましょう。

 

  7/10(月)

 高崎健康福祉大学 健康福祉部 木村 典代 先生をお招きし、「選手の夢を食で支えるスポーツの関わり方を理解しよう」についてご講話を頂きました。

 スポーツ栄養士とは、選手の身体状況や栄養摂取状況を把握し、その個人にあった適切な栄養サポートを行う人のことである。スポーツを栄養に取り込む理由はコンディションの維持、身体面・体力面の維持・向上、無理なくウェイトコントロールが可能、環境が異なる場所の食情報が入る、試合当日の集中力の向上等があげられる。スポーツにおける「心技体」は同じ練習をしても同じ時間を費やしても、心と技を支える体が土台なので、強くならない。

 たんぱく質と脂質のバランスが良い牛乳を筋グリコーゲン回復のため運動後30分以内に意識して飲みましょう。

 

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 保育分野」

7月3日 

「保育士と子育てママとの交流会」と題して、現役保育士であり本校の卒業生でもある奈良部先生と2歳のお子様を子育て中のママ達 青山 恵理先生 相川 弘美先生をお迎えして、子育てママが抱える問題や保育士ならではの視点など、生徒の質問に応える形で交流会を行いました。保育士が抱える課題や子どもと関わる楽しさについて実際にお話を聞くことができました。また妊婦のときに物を拾う大変さなど実際にリュックサックを背負う体験しました。2歳の子どもたちと一緒に遊び、柔軟な感性に触れました。

 

 

 

7月4日 

岩城 淳子先生(白鴎大学教育学部教授)をお招きし、最初に、単細胞から始まる人間の進化の過程(系統発生)と受精卵から始まる赤ちゃんの成長の過程(個体発生)の共通点について講話されました。365億年前の海の中のバクテリアから進化の歴史を追っていくと、人間が歩くようになる約1歳3ヶ月程で今の新人類に例えることができるというお話は大変興味深いもので、生命の神秘を感じました。その後、少子化問題にも触れ、出生率とその背景となる社会問題との関連性にも注目し、体系的に現代の少子化問題について学ぶことが出来ました。岩城先生はLife Educationをご専門にされておりLifeは訳すと人生、生活、生命、自立・自律とありますが、その全てを大切に「健康教育」というテーマで講義をされているということで、学生には先を見通した人生について考える機会を設けているとのことでした。

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 医療分野」

7月3日(月)

国際医療福祉大学 医療福祉学部 学部長  教授 山本 康弘 先生をお招きし、「チーム医療・チームケア」の観点から様々な専門職種を知ることができました。

生徒からは「福祉(ふくし)の頭文字は、(ふ)普通に、(く)暮らせる、(し)社会・幸せ、という言葉が印象的である。共に生きる社会の実現に向けて、今の様々な学びから基礎を身に付けていきたい。」という感想もあり、進路選択についての視野を広げただけでなく、学習意欲の向上にもつながったようです。

 

7月10日(月)

国際医療福祉大学 保健医療学部 言語聴覚学科 教授 前新 直志 先生をお招きし、リハビリテーションとは、単に機能訓練をさす言葉ではなく、その人にあった生活に近づけるための治療やトレーニングであるということを学びました。また、日本語の不思議な規則性を体験させていただき、発音の仕組みについて興味を持つことができました。生徒からは「色々なことに興味や関心を持って生活していくことの大切さに気付いた。」という感想がありました。興味を持ったことについて深く調べていくことが、将来の職業選択につながっていくかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 ものづくり分野」

 

7月4日(火)

帝京大学 航空宇宙工学科 教授 真子弘泰先生をお招きして「ロケットエンジン開発」というテーマでお話をいただきました。ロケットエンジン制作の歴史や、開発における失敗の動画などを通して、「失敗から学び新しいものの創造につなげる」というものづくりの考え方を学ぶことが出来ました。失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを学ぶことができ、将来の進路選択の視野が広がりました。

 

7月11日(火)

帝京大学 機械・精密システム工学科 学科長 篠竹 昭彦先生をお招きして「鉄鉱石から鉄を作る」というテーマでお話をいただきました。私たちの身近にたくさんある「鉄」がどのようにして作られているのか、現在の鉄作りの課題は何なのか、という専門的な内容を学ぶことができ、ものづくりへの興味関心がより一層高まりました。

 

 

 

 

キャリアクション・プロジェクト 第1学年「出前授業 まちづくり分野」

7月3日(月)

小山市教育委員会文化振興課 文化振興係より講師の先生をお招きし「文化芸術活動の育成・支援について」をテーマに、ご講話いただきました。心を豊かにするには文化芸術活動が必要であり、そのために小山市では文化芸術活動の育成・支援を積極的に行っていることやハンドベルを使ってまちづくりを行っていること、課題として後継者不足があることなどを知ることができました。生徒たちはハンドベルに興味を持ち、自分たちも演奏してみたと話していました。

 

 

7月11日(火)

小山市役所都市整備部建設指導課空き家対策係より講師の先生をお招きし「他人ごとでない空き家の話」をテーマに、ご講話をいただきました。小山市における空き家の現状、空き家が発生してしまう要因、小山市の空き家に関する施策などについて知ることができました。地域の高校生が空き家利活用案を提案していることも知り、生徒たちはこれから自分たちにもできることを探していきたいと考えたようです。

 

 

「キャリアクション通信 第9号」発行

探究学習における今年度前半の取り組みを振り返る「キャリアクション通信 第9号」を発行しました。出前授業、先輩の話、大学見学、学校祭、コミュニケーション・トレーニングと、様々な機会に校内外の人々と触れ合い、新たな気づきや知識を得ることができました。活動後に実施しているアンケートに寄せられた生徒の声も抜粋して掲載していますので、是非ご一読ください。

キャリアクション通信 第9号.pdf

キャリアクション・プロジェクト① 第1学年「職業講話」

3年間にわたって取り組む本校独自の探究学習「キャリアアクション・プロジェクト」。その第一回目として、第一学年を対象にした職業講話が実施されました。講師は本校同窓会の副会長である露﨑智宏様です。本校の同窓生であり、社会の第一線で活躍されている先輩のお話に生徒たちはメモを取りながら、真剣な眼差しで聴いていました。

生徒たちの心に特に印象付けた言葉は「失敗は行動した証」「失敗してもリカバリ-できる」でした。挑戦という高いハードルに対し躊躇していた生徒たちから、勇気をもって第一歩を踏み出そうと思うようになったという声が多数寄せられました。

また、災害時、電気自動車(リーフ)を使って電気を供給していたというお話しを聴き、企業の社会貢献や社会的責任について理解を深めるいい機会となりました。

今回の講話を機に、生徒たちは社会のために何ができるか、そして今後自分がどのような道を進むべきかについて考える意識が芽生えたように思えました。

1学年まちづくり分野「小学校の跡地利用に関するプレゼンテーション」

1月31日(火)、廃校となった豊田北・豊田南の両小学校の跡地利用について、1学年まちづくり分野の生徒たちが小山市教育委員会職員の方5名を前にプレゼンテーションを行いました。まちづくり分野の25名は5班に分かれ、本校生へのアンケートや豊田小学校での児童との交流、宇都宮大学の学生とのディスカッションを通し、企画書をまとめてきました。カフェの開設やスポーツ・音楽活動のための施設貸出しなど具体的な活用案は様々でしたが、「異なる世代の人々が交流し、地域の良さを生かしながら更なる活性化につながる施設に」という思いは全ての班に共通するものでした。1学期に始めたグループ研究の集大成として貴重な機会をいただき、大きな達成感につながりました。

※この活動に関する記事が2月2日(木)下野新聞に掲載されました。

令和4年度キャリアクション・プロジェクト発表会

1月23日(月)24日(火)の6・7時限、1・2学年がそれぞれ「キャリアクション・プロジェクト発表会」を開催しました。当日の欠席者を除く全生徒が学習内容を発表すると同時に、お互いの発表を聞き、評価し合いました。本校の探究学習「キャリアクション・プロジェクト」の目標の一つに発信力の向上があります。学校祭や豊田小学校との活動等を通して他者に伝える経験を積んできましたが、この発表会が今年度の探究学習の総仕上げとなりました。

〇1学年

4会場に分かれ、グループによるパワーポイントを活用した発表を行いました。1学期から、各自の興味に合わせて9分野に分かれ活動してきましたが、当日は「豊田小学校での持久走大会補助(スポーツ分野)」、「ロマンス詐欺(情報分野)」、「小山市や栃木市の外国人居住者へのサポート(国際分野)」、「教育格差(教育分野)」など、各分野が更に数グループに分かれてテーマを設定し、調べたことや学んだことをまとめて発表しました。スライドも工夫されており、他分野の発表も興味を持って聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇2学年

個人研究を進めてきた2年生。ポスターセッションの形を取り、12会場に分かれて一人一人が発表しました。テーマは「救急救命士の現状」、「花粉症から学ぶ環境問題」、「音と脳」、「赤ちゃんと絵本の関係性」、「映像技術の進化」など、各自の進路希望につながるものも多く、非常に多彩でした。7時限目は1年生も聴衆に加わりました。2年生の間で発表し合った6時間目には、各教室とも雰囲気に硬さが見られましたが、7時間目は緊張もほぐれ、下級生も加えた聴衆の前で堂々と話すことができていました。1年生にとって、良いモデルとなりました。

キャリアクション・プロジェクト第1学年「栄養・教育・スポーツ分野」

1学年キャリアクション栄養・教育・スポーツ各分野の生徒たちが、豊田小学校において児童の皆さんと交流しました。今までの学習成果を実践・発表する場となったと同時に、素直で活発な小学生の皆さんから元気をもらうことができました。本校生の感想や振り返りは、後日キャリアクション通信にてお伝えします。

〇栄養分野

12月15日(木)5~6年生を対象に、食育講座を実施しました。栄養分野の1年生が3グループに分かれ、それぞれ「食品ロス(給食等の食べ残し)」「偏食」「郷土食」をテーマに、クイズ形式で行いました。

〇教育分野

12月16日(金)4~6年生を対象に、SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに授業を行いました。クイズを交えて、海のない栃木県に住む私たちも海の汚染の原因を作り出していることなどを伝えました。

〇スポーツ分野

12月19日(月)、豊田小学校の持久走大会において、補助員として先導・後走、コースの誘導・監察、片付けを担当しました。天気にも恵まれ、筑波山を後方に背負いながらのスタート。児童の皆さんも本校生の声援を受け、一生懸命に走っていました。帰り際、温かいお茶を振舞っていただき、小西生も終始笑顔あふれる中での支援となりました。

キャリアクション・プロジェクト第1学年「まちづくり分野」

〇11月17日 豊田小学校での「まちづくり教室」

 1学年まちづくり分野の25名が小山市立豊田小学校を訪問し、「まちづくり教室」を開催しました。3年生から6年までを対象とし、小山市の魅力や豊田南小・北小の校舎や跡地利用について小学生と意見交換をしました。小学生は自分の住む地域についてよく知っており、たくさんのアイデアをもらうことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇11月22日 大学生とのディスカッション

 宇都宮大学地域デザイン科学部より石井大一朗准教授と大学生5名に来校していただき、廃校利用等による小山市の活性化についてディスカッションを行いました。今後小山市に提案する企画書の作成のためのアイデアを出し合いました。大学生のアドバイスにより、先行事例やアンケート結果をもとに、様々な視点から物事を捉えることの大切さを学びました。

キャリアクション・プロジェクト第1学年「情報モラル教室」

今年の情報モラル教室は、11月11日(金)に豊田小学校にて行われました。

新しい校舎と子供たちの元気な挨拶に、大変癒やされました。

6年生は、教室の大型テレビを使っての説明です。

難しい用語にはイラスト等もつくので、分かりやすいです。

担当生徒は緊張しながらも、落ち着いた雰囲気の中、説明できました。

5年生は、広い体育館のスクリーンを使っての○×クイズです。

隣同士で話し合いをしながら、答えを考えています。

司会役の生徒を中心に、どんな質問にも明るく答え、場を盛り上げてくれました。

 

キャリアクション・プロジェクト出前授業「栃木県経済同友会」 

10月31日(月)、1~3年生の希望者を対象に、栃木県経済同友会より株式会社古口工業の代表取締役である古口勇二先生を講師にお迎えし、「モノ造りとひと造り~継続は力なり~」をテーマにお話を伺いました。古口先生の働くこと・生きることに対する前向きな姿勢と、重責を担う会社経営者としてのパワフルな語り口が非常に心に残る授業でした。受講した生徒からは、「人生、社会人として大切な事を学んだので、将来自分が社会人となったときに当たり前の事ができる人になりたいと思った」「学生は探究心や真面目に生きる努力、大切な身体を造り続ける継続力が大切だとわかったのでこれらを意識して生活していきたい」などの感想が寄せられました。

キャリアクション・プロジェクト出前授業「宇都宮地方検察庁」 

10月31日(月)7限、宇都宮地方検察庁より検察広報官の菊地佳美先生、検察事務官の阿久津泉美先生を講師にお迎えし、出前授業を実施しました。1~3年生の希望者を対象に、検察庁の組織や仕事の内容、その難しさややりがい等について、わかりやすくお話しいただきました。特に、検察官を支える検察事務官の職務内容が多岐に渡ることや、検察と警察の違いなど、初めて知ることも多い授業でした。「講義全体を通して、とてもやりがいのある仕事なのだろうなと思った」「ドラマをきっかけに検察という仕事に少し興味を持っていたが、具体的に何の仕事をしているかはあまり理解していなかったのですごく勉強になった」「正義感や責任感が仕事を続ける上でとても大切な事だとわかった」「新しい職業を知ることができて、また将来自分がどんな職業に就きたいか考えるきっかけになった」などの感想がありました。

第2学年「高校卒業後に待っている成年者としての世界」

10月25日(火)、東洋大学法学部より根岸謙先生をお迎えし、成年年齢の引き下げをテーマとした講義をお聞きしました。「”成年者”になると、法律上、どのような権利・義務を有するようになるのか」。民法を扱う一見難しそうなテーマでしたが、コンビニでの買い物やお年玉などの身近な例えや根岸先生の楽しい語り口によって、非常に分かりやすく興味深い講義となりました。大学とは何をする場所なのか、大学で学ぶためには何が必要なのかのお話も盛り込まれ、来年度18歳になる2年生にとって、大学での講義の雰囲気も感じられた有意義な時間でした。「成年になると自由が増えるけど、その分義務を負い、自分で責任を取らなければならないことが改めて分かった」「”大学とは自分の価値観をブラッシュアップするところ”という言葉が印象に残った」「大学で学ぶのが楽しみになった」などの感想がありました。

キャリアクション・プロジェクト「看護の出前授業」

10月11日(火)7時間目、新小山市民病院にお勤めの現役看護師、飯島翼様を講師にお迎えし、「看護の出前授業」を実施しました。受講者は看護職に関心を持つ1~3年生の希望者40名です。

看護職の仕事内容だけでなく、やりがいや難しさ、病院勤務以外にも活躍の場があること、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を選べることもお話しいただき、看護職を希望する生徒たちはその目標を更に明確にすることができました。「高校や大学の時よりも、看護師になった今のほうが多くのことを学んでいる」という飯島先生のお言葉が印象に残った生徒も多く、特に入試を控えた3年生たちには学習へのモチベーションにつながったようです。

第3学年コミュニケーション・トレーニング

8月19・22・25日の3日間、「コミュニケーション・トレーニング」が行われました。受験予定先の試験で面接やグループ討議が行われる生徒、看護医療・教育・福祉・心理など対人コミュニケーション能力が要求される分野に進学したい生徒など、希望者を対象にしたプログラムです。
普段ぼんやりと考えていることも、改めて言葉にしようとするとなかなか難しいものです。聴き方・話し方・志望理由や自己PRの話し方などについて、実践的に学べるこのプログラムは、入学時の「構成的グループエンカウンター」と合わせて本校が長年取り組んでいる特徴的な活動の一つです。
25日は、「幸せの定義」についてグループ・ディスカッションを実施しました。写真は各自の定義を発表した後に、それらがどのように分類されるか話し合っている様子です。先生方のリードで、参加生徒たちは自ら挙手して発表し、仲間達の意見にも熱心に耳を傾けていました。

キャリアクション・プロジェクト⑥2学年「先輩の話」

7月19日(火)、本校の卒業生である大学生5名が来校し、2年生に向けて各教室でお話しをしてくださいました。各大学での学びの内容やコロナ禍での学生生活の様子など、先輩方の生の声をお聞きして大学生活のイメージが膨らみました。また、失敗や反省も踏まえての高校時代や受験に関するお話しは、非常に実感のこもったアドバイスとして心に残りました。5名の先輩方も当初は緊張の面持ちでしたが、友人や先生方との再会に笑顔があふれ、充実した大学生活を送る様子に頼もしさが感じられました。

キャリアクション・プロジェクト⑤1学年出前授業(その3)

7月12日(火)
○情報分野 宇都宮大学 共同教育学部 自然科学系技術分野 教授 川島芳昭 先生
サイバー犯罪の被害から自分の身を守るだけでなく、無自覚なまま加害行為を行わないためにも、情報モラルについて学ぶことの重要性を実感した講義でした。「ネット上のやりとりで、想像上の人物を作り上げてしまってはいけない」「『知識として知っている』を『やっている、守っている』へ」という先生のお言葉が印象的でした。


○保育分野 石橋おはなし会
保育分野では、小学校での読み聞かせ「小西おはなし会」を計画しています。絵本の持ち方、読み方、間の取り方など、読み聞かせの技術を石橋おはなし会の皆様から学びました。短い時間でしたが実習をすることもでき、今後の実践に繋がる講習会となりました。



○国際分野 JICA国際理解講師 大貫 文 先生
青年海外協力隊員として、ネパールに派遣されていた大貫先生。ネパールの地理や食生活、文字や学校の様子など、豊富な写真とともに非常に具体的にお話しくださいました。現地で活動する中で、国際援助の現実に葛藤を抱いた経験も語られ、求められる国際協力とはどのようなものなのか、非常に考えさせられる内容でした。

キャリアクション・プロジェクト④1学年出前授業(その2)

7月5日(火)

○栄養分野 女子栄養大学 倉持光江先生

「栄養にかかわる仕事」について講義をしていただきました。「食」が人を作っており、栄養に関する職業は人の一生にかかわる仕事であること、それぞれの生活スタイルを踏まえたサポートをするには、コミュニケーション力が重要であることが分かりました。


 
○教育分野 宇都宮大学大学院 教育学研究科 教育実践高度化専攻 准教授 小野瀬善行 先生

大学院生7名とともに来校してくださいました。まず小野瀬先生より、「教育学」という学問で扱う内容を具体的な事例を交えてお話しいただいた後、小グループに分かれ、大学院で学ぶ現職の先生方から教職の魅力や課題などについてリアルなお話しを聞くことができました。教育関係に興味のある3年生も参加しました。

 

 ○ものづくり分野 2年生とともに帝京大学インターンシップに参加

工学部の体験授業を受講し、「ぶつからない車作り」や航空機とヘリコプターの違いなどについて学びました。一足先に大学での学びに触れることができ、その専門性やスケールの大きさが印象に残ったようです。

7月11日(月)
○医療分野 国際医療福祉大学 言語聴覚学科 教授 前新直志 先生
ことばによるコミュニケーションに困難を抱える人々を支援する言語聴覚士。映像を交えて先生にお話しいただくことで、この学科で学ぶことの具体的なイメージに繋がりました。実際に訓練を受け、大きな効果を得た子どもさんの記録映像は大変印象的でした。



○まちづくり分野 宇都宮大学 地域デザイン科学部 コミュニティデザイン学科 准教授 石井大一朗先生・大学生4

 まちづくり分野15名は、小・中・高生のための地域の学び場・遊び場・憩いの場をつくろうと廃校利用や空き家利用等による地域の活性化を考えています。大学生からの空き家利用の事例紹介とグループでのディスカッションを行いました。廃校等の利用を考える際の留意点を学ぶと共に、一人ひとりが意見を出すことによって、様々な視点からアイディアが広がることを体感できました。 

キャリアクション・プロジェクト③1学年出前授業

1学年は各自の興味関心に応じて9つの分野に分かれ、それぞれの研究をスタートさせました。各分野に関する知識を深めるために、7月は大学等から講師を招いて出前授業を受講しました。各分野の様子を数回に分けてお伝えします。

 

7月4日(月)

○医療分野 国際医療福祉大学 医療福祉マネジメント学科 教授 山本康弘 先生

近頃耳にすることの多い「チーム医療」ですが、医療福祉分野での様々な職種についてお話しいただきました。各職種が、お互いに密接に繋がりながら現場で活躍していることをお聞きし、初めて知る職種に興味を持った生徒も多かったようです。



○保育分野・教育分野 白鷗大学 教育学部児童教育専攻 准教授 中村三緒子 先生

子どもの発達段階に応じた対応の仕方を学びました。紙人形を使っての実演など、具体的で分かりやすくお話しいただきました。目線や興味を引く話し方など、今回の授業で得たことを心掛け、絵本の読み聞かせなどの実践に活かしていきます。


○スポーツ分野 白鷗大学 教育学部 発達科学科スポーツ健康専攻 教授 竹島克己 先生
スポーツを行う上での栄養や休養の重要性をお話しいただきました。「何を食べるかではなく、どう食べるか」、「今強い人は強い、長くやる人も強い」など、心に残るフレーズがたくさんありました。姿勢の良さがやる気やいいプレーに繋がるとお聞きし、良い姿勢を心掛け、柔軟運動を実践していきたいとの感想がありました。

キャリアクション・プロジェクト②2年大学見学

7月5日(火)第2学年の生徒が2コースに分かれ、大学見学を実施しました。

大田原市にある国際医療福祉大学では、視機能療法学科や作業療法学科の体験授業を受講し、学内の施設を見学しました。充実した実習用設備を目にし、検査などを実際に体験することで、医療職の具体的なイメージに繋がりました。

帝京大学宇都宮キャンパスへのコースでは、「進路選択と探求学習に関するインターンシップ」に参加しました。模擬講義の聴講や研究室体験などを各自が選択しましたが、今まで視野に入っていなかった分野の面白さに気づいた生徒も多かったようです。

両コースとも、大学の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会となり、生徒からは「ネットで調べるのも良いが、やはり直接足を運んで見たり聞いたりしたほうが、自分にとってよりよい経験になる」「自分は将来への視野がとても狭かったことに気付かされた」「自分の将来について、そろそろ真剣に考えた方がいいと気づいた」などの感想が寄せられました。




キャリアクション・プロジェクト①1学年「職業講話」

5月16日(月)7限

3年間にわたって取り組む本校独自の探究学習「キャリアクション・プロジェクト」。その第一歩として、1学年を対象にした職業講話が実施されました。講師は本校同窓会の副会長である露﨑様です。社会の第一線で活躍している先輩のお話に、1年生はメモを取りながら熱心に耳を傾けました。「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」「逃げを早くに打たない」「『意識』することで『知識』に変わる」など、進路を考える上で大きな刺激となるお話をたくさん伺いました。ご紹介いただいた松下幸之助氏の「企業は社会の公器」という言葉は多くの生徒に響いたようです。社会のために何ができるかを考え、実践することのすばらしさについて、多くの感想が寄せられました。

キャリアクション・プロジェクト㉖2学年発表会

 1月31日(月)

 2学年は、進路や興味関心に応じた課題を設定し、個人での研究を進めてきました。研究の成果をポスターにまとめたものを全員が同級生や1年生に向けて発表をしました。感染症対策のため10会場に分かれての実施となりましたが、どの教室においても、図やグラフを丁寧に説明する姿や、活発に意見交換をする姿がありました。ポスターには、テーマに関する地域の課題や進路実現に向けての決意が含まれており、進路についてより深く考えるきっかけとなりました。1年生が見学に訪れる中、上級生として立派な発表でした。

キャリアクション・プロジェクト㉕まちづくり分野廃校利用企画書

 1月25日(火)

 1学年まちづくり分野の各グループの代表者4名が、小山市教育委員会の方々に今年度で閉校となる豊田南小学校の活用方法について、プレゼンテーションを行いました。宇都宮大学石井大一朗准教授のご指導や豊田南小学校のご協力により、グループ毎に地域の活性化を目指した様々な活用方法を考えてきました。今回それらをまとめたものを企画書として教育委員会に提案することができました。4グループそれぞれが工夫を凝らした企画書となりましたが、高校生らしい視点で、多世代が交流できる場にしたいという想いは共通していました。提案が1つでも採用されることを願っています。
※この活動の様子が、1月30日下野新聞全県ワイド版に掲載されました。


キャリアクション・プロジェクト㉔1学年発表会

1月24日(月)6,7限

 1学年は5月より9つの分野に分かれ、大学の出前授業や地域の小学生との交流を行ってきましたが、その集大成として、活動の様子やそれらを通して学んだことなどについて、パワーポイントを用いた発表を行いました。各分野3~5のグループに分かれ、グループ毎の発表を4会場で実施しました。生徒たちは緊張しながらも、協力し合い発表することができました。また、他の分野の研究発表を視聴したことで、多くの発見がありました。

キャリアクション・プロジェクト㉓1学年国際分野ポスター作成

 国際分野(24名)が「小山市における国際事情」についての研究報告をポスターにて行いました。各グループがそれぞれ小山市に住む外国人のサポート体制や課題について、教育、医療、交流の場などの様々な場面に応じて調査し、まとめました。研究の過程において課題が明確になり、高校生としてできることを考えました。このポスターは、本校の1学年のフロアに掲示してありますが、小山市立豊田南小学校、豊田北小学校においても掲示をしてもらっています。小学生にも広く知ってもらい、課題を共有していきたいと考え、小学生にもわかりやすい表記に変えたり、図や絵を入れたりと、工夫を凝らした仕上がりとなっています。

キャリアクション・プロジェクト㉒小西おはなし会その2

12月10日(金)

 1学年保育分野とJRC部員の13名が今年度2回目となる「小西おはなし会」を豊田南小学校で行いました。絵本の読み聞かせの前に小学生とのコミュニケーションを図り、場を和ませてから読み聞かせに入るなどの工夫も見られました。次年度豊田南小学校と豊田北小学校が合併し、「豊田小学校」となりますが、長年継続しているこの行事を豊田小学校においても続けていきたいと考えています。

キャリアクション・プロジェクト㉑1学年情報分野「情報モラル教室」

12月16日(木)

 1学年情報分野(代表の3班・11名)が小山市立豊田南小学校を訪問し、「情報モラル教室」を開催しました。やや緊張もありましたが、徐々に発表を楽しむ様子が見られました。班ごとに練習を重ねてきたこともあり、多少の反省点はありながらも、満足のいく発表となりました。小学生のみなさんが興味を持って聞いてくれたことや、自分の考えを積極的に発表してくれたことに喜びを感じ、またぜひ交流したいという感想もありました。



キャリアクション・プロジェクト⑳まちづくり分野「防災マップ教室」

12月14日(火)

 1学年まちづくり分野(17名)が小山市立豊田南小学校を訪問し、「防災マップ教室」を行いました。生徒たちは、次年度開校する豊田小学校周辺を実際に歩いて、危険箇所や避難場所などを記録して、防災マップを作成しました。作成した防災マップを提示しながら、防災マップの意義やどういう視点で作成したかなどを4~6年生に向けて発表しました。小学生のみなさんは、熱心に耳を傾けてくれ、一緒に防災について考える時間となりました。


キャリアクション・プロジェクト⑲1学年教育分野「情報モラル教室」

12月1日(水)

 1学年教育分野(20名)が小山市立豊田北小学校を訪問し、「情報モラル教室」を開催しました。11月に熱気球体験の補助をし、交流を持った児童のみなさんを対象とした教室であったため、お互い和やかな雰囲気の中での実施となりました。生徒たちは、「子供たちに話を伝えるためには、話し方や言葉の表現の仕方を考えることが重要だということがわかった」、「今回自分達でパワーポイント作成をしたりして相手にわかりやすく伝える難しさを改めて実感しました」、「小学生に情報モラルを呼びかけたからには、私たちが気をつけなければいけないと思いました。また子供たちと関わりたいと思いました!」などの感想を持ち、さらに教育関係の仕事への思いを強くしたようです。

キャリアクション・プロジェクト⑱豊田南小学校でのスポーツ教室

11月30日に1学年スポーツ分野が小山市立豊田南小学校を訪問し、ハンドボール、サッカー、野球、バドミントンのスポーツ教室を行ってきました。生徒たちはスポーツの楽しさ、大切さ、また、それぞれの競技の良さを伝えるためにはどのように実施をすればよいかを考え、工夫をし当日を迎えました。スポーツ教室終了後、小学生から「楽しかった。またやりたい。」と声をかけられ、生徒たちは大変喜んでいました。来年には、国民体育大会が本県開催されることもあるので、引き続きスポーツの大切さを広めていける活動をしていきたいです。

キャリアクション・プロジェクト⑰1学年栄養分野出前授業

11月22日(月)

 1学年栄養分野(8名)が小山市農政課による出前講座「小山市の地産地消・食育について」を受講しました。小山市の食を取り巻く重点課題についてお話を伺いました。生徒たちは小山市の地産地消の取り組みについて学び、「自分の食生活を見直し、周囲の人にも食の重要性を伝えていきたい」や「給食と地域との関わりについてもっと調べたい」などの感想がありました。

キャリアクション・プロジェクト⑯城山さくら保育園での紙人形劇の発表

11月22日(月)

 1学年保育分野(18名)が小山市の城山さくら保育園を訪れ、生徒たちが作成したペープサート(紙人形劇)による発表を行ってきました。声の大きさや話す速度、人形の動かし方などを工夫することができ、園児のみなさんも喜んでくれました。また、保育士の方々の園児にきめ細やかに接する姿を通して、保育士として身につけておくべき資質を感じ取ったようです。

キャリアクション・プロジェクト⑮豊田北小学校での熱気球体験

11月18日(水)

 1学年教育分野(20名)が小山市立豊田北小学校を訪れ、学校行事として実施された熱気球体験に補助員として参加しました。はじめは、小学生にどのように接すればよいか戸惑う姿もありましたが、生徒たちは徐々に打ち解け、声かけや誘導が自然にできるようになりました。

 教育分野の生徒たちは、今回の経験を生かし、12月1日に再度豊田北小学校を訪問し、「情報モラル教室」を実施します。

キャリアクション・プロジェクト⑭豊田北小学校の持久走補助

11月16日(火)・19日(金)

 1学年スポーツ分野が小山市立豊田北小学校を訪問し、持久走大会に向けた練習の補助員として活動しました。小学生と一緒に準備運動をしたり、伴走をしたり、走り終わってからも遊具で遊んだりとパワフルな小学生のみなさんと体を動かしました。12月には持久走大会の本番のお手伝いをします。少しでもいい記録を出してもらえるように頑張りたいと生徒たちは話していました。

キャリアクション・プロジェクト⑬1学年まちづくり分野出前授業

11月1日(月)

 1学年まちづくり分野(17名)が、宇都宮大学地域デザイン科学部准教授石井大一朗先生による出前授業を受講しました。まちづくり分野は、令和4年度の小山市立豊田南小学校の合併・移転を知り、現校舎を地域の活性化のために活用したいと考え、その実現に向けた企画書の作成に取り組んでいます。7月には小山市立豊田南小学校を見学し、石井先生のご指導の下、利用方法についてのディスカッション行いました。今回は、実現するための方法や概算費用、スケジュールなどより具体的なアイデアを大学生6名のアドバイスにより引き出してもらいました。授業の終わりには、各グループが企画を発表し合い、利用対象や利用目的も様々でユニークな提案が並びました。生徒たちは、今後地域への効果が期待できるような提案を企画書にまとめ、小山市に提出し、自分たちがその担い手となっていきたいと夢を膨らませていました。

キャリアクション・プロジェクト⑫1学年スポーツ分野出前授業

10月25日(月)

 1学年スポーツ分野(17名)がとちぎ県政出前授業「いちご一会とちぎ国体・いちご一会栃木大会」を受講しました。2022年に本県で開催される国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会を通して、スポーツの意義について学ぶことができました。また、この大会の目的は広くスポーツを普及させ、国民の生活を明るく豊かにすることであることを知り、高校生としてスポーツを普及させるために何ができるかを考えました。スポーツ分野の17名は、11月~12月に豊田南小学校と豊田北小学校を訪問し、スポーツの楽しさを小学生に伝えるスポーツ教室や持久走大会のサポートを行う予定です。

キャリアクション・プロジェクト⑪JICA筑波訪問

10月22日(金)

 1学年キャリアクション・プロジェクト国際分野(23名)と3学年希望者(6名)が、JICA筑波を訪問しました。国際協力の仕事についての講話や世界の問題について考えるワークショップを行っていただき、「世界の中には530万人もの人が5歳にならずに亡くなっているということを知り、食べ残しを減らすことや水の無駄遣いをしないことなど身近なことから改善して少しでもその人達のために行動しようと思った」、「SDGsが本当に自分の身近にあるということを知って、これからはもっと自分が世界のためにできることをやっていこうと思った」、「他人事にせず、改善策を皆で考えることが大事だと再認識できた」などの感想がありました。今回の訪問を通して、世界を知り、さらに自分たちにできることは何かを考え行動していこうという気持ちを強くしたようです。また、施設見学では、各国の民族衣装が並んでおり、顔を輝かせて試着する姿がありました。世界の問題や文化に触れた貴重な1日でした。



キャリアクション・プロジェクト⑩RCからの贈呈式

9月29日(水)

 小山北ロータリークラブ(RC)よりキャリアクション・プロジェクトに対し、10万円のご支援をいただきました。同RC会長であり、本校の学校評議員でもある福地博行様が来校され、校長室にて、キャリアクション国際分野の代表生徒に支援金の贈呈が行われました。RCは国際交流や地域貢献に関する事業に取り組まれており、キャリアクション・プロジェクトへの支援を申し出てくださいました。支援金は、本校のキャリアクション国際分野が1022日に予定しているJICA筑波訪問をはじめ、キャリアクションの運営費として活用させていただく予定です。
※10月2日下野新聞県南・両毛版に掲載されました。




 

キャリアクション・プロジェクト⑨1学年「まちづくり」

7月19日(月)

 1学年「まちづくり分野」は、令和4年度の小山市立豊田南小学校の合併・移転を知り、現校舎を地域の活性化のために活用したいという想いを抱きました。この日は、小学校を見学し、宇都宮大学地域デザイン科学部准教授石井大一朗先生のご指導の下、大学生5名にもアドバイスをいただきながら、利用方法についてのディスカッションを行いました。様々な視点でたくさんのアイディアを出すことができ、今後はより具体的な提案となるよう調査を進めていきたいと考えています。
※この活動の様子が、7月25日下野新聞県南・両毛版に掲載されました。

キャリアクション・プロジェクト⑧出前授業その3

7月19日(月)

 1学年における出前授業3回目です。今回は、医療、保育、栄養の分野の出前授業が行われました。

 

◎医療分野 国際医療福祉大学保健医療学部視機能療法学科 
准教授 岡野真弓先生・
技術助手 漆原美希先生

「リハビリ入門講座」

 リハビリテーションに関わる4つの職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視機能訓練士)についてその役割や魅力について教えていただきました。医療には様々な職種があることを知り、また、「医療は連携プレー」という言葉通り、様々な職種がチームとして患者さんを支えていることを学びました。


 

◎保育分野 白鴎大学 准教授 中村三緒子先生 
「保育所・幼稚園への実習とは」

 幼児の発達段階における心理やジェンダーに関する保育者としての意識など、保育としての基本的な知識を学びました。また、3から5歳児を対象とした絵本の読み方、ペープサート(紙人形)作成の際の留意点など具体的な手法についても教えていただきました。


◎栄養分野 女子栄養大学 生涯学習講師 宮崎美紀先生

「栄養士の仕事~その可能性を考えよう!」

 管理栄養士と栄養士の違いを現場での様子を例に、その仕事内容について教えていただき、様々な職種の方とつながりの多い職業であることを知ることができました。また、栄養学から生活に生かせることがたくさんあり、改めて「食」の大切さを学ぶことができました。3年生の栄養系進学希望者も一緒に受講しました。

キャリアクション・プロジェクト➆2学年「先輩の話」

7月19日(月)6限 
 本校卒業生である東洋大学、成蹊大学、文教大学、芝浦工業大学、東京電機大学の大学3年生5名が来校し、2学年に向けて高校時代の経験や進路選択の理由など様々なアドバイスをしてくれました。「行ける大学でなく、行きたい大学に行くべき」や「役に立たないものはなく、自分で役に立つものに変えることが大切」などの言葉が印象に残ったようです。話を聞いて、日ごろからこつこつ勉強することの大切さを実感するとともに、「オープンキャンパスなどへ参加し、行きたい大学の情報収集を行いたい」という感想も多く、進路への意欲も高まりました。
 



キャリアクション・プロジェクト➅1学年「保育」小西おはなし会

7月14日(水)

 1学年キャリアクション「保育分野」の生徒11名とJRC部員2名が小山市立豊田南小学校を訪問し、小学生を対象とした読み聞かせを体験しました。小山市立中央図書館の方から講義を受け、絵本を選ぶことから始めました。小学校での本番は、緊張もありましたが、笑顔で迎えてくれた小学生のみなさんに喜んでもらいたいという気持ちで取り組むことができました。

キャリアクション・プロジェクト⑤1学年出前授業その2

7月12日(月)

 1学年における出前授業2回目です。今回は、まちづくり、ものづくり、国際、情報の分野の出前授業が行われました。

◎まちづくり分野 宇都宮大学地域デザイン科学部 准教授 近藤伸也先生

「防災マップをみんなで考えよう」
 先週地域の危険箇所を探し歩いた記録を元に、実際に「防災マップ」の作成に取りかかりました。また、熱海の土砂災害を事例に災害後の対応についての講義もしていただきました。



◎ものづくり分野 帝京大学理工学部 教授 蓮田裕一先生

「ロボットのお仕事」

栃木県における産業用ロボットメーカーの紹介やロボットの仕組み等の講義をしていただき、実際にロボットの操作も体験させていただきました。


◎情報分野 宇都宮大学共同教育学部 教授 川島芳昭先生

「ネット犯罪(情報モラル)と少子高齢化(情報格差)について」

「言葉だけの知識ではなく、その言葉を他人事でなく自分事として考える」など、これからの社会の中で正しく情報を収集し、適切に発信していくことの重要性を学ぶことができました。


◎国際分野 元JICA海外協力隊ラオス隊員(助産師)大竹恵美先生

1人では何もできない。協力者を見つけて、想いを共に活動する。」という言葉に心を動かされた生徒が多くいました。仲間と共に今後自分たちがどのように行動すべきかを考えたようです。

キャリアクション・プロジェクト④1学年出前授業その1

7月5日(月)

 1学年は、進路への興味関心に応じた分野に分かれ、地域の課題について考え、その解決に向け始動しました。各分野に関する知識を深めるために、今月は大学の出前授業を実施します。今回は、まちづくり、教育、医療の3分野での実施となりました。

・まちづくり分野 宇都宮大学地域デザイン科学部 准教授 近藤伸也先生

「防災マップをみんなで考えよう」 講義を受講後、校外へ出て、近藤先生にご説明いただきながら、地域の危険箇所を探して回りました。



・医療分野 国際医療福祉大学 医療福祉・マネジメント学科 教授 山本康弘先生
「医療福祉入門講座」(写真上)

・教育分野 白鴎大学教育学部 教授 金井正先生 
夢を叶えましょう」(写真下)

医療と教育の分野では、それぞれ医療福祉の各専門職や教員に求められる適性や心構えなどを教えていただき、今後医療や教育を目指す一員として地域にどのように貢献できるかを考えきます。

キャリアクション・プロジェクト③2学年大学見学

6月21日(月)・23日(水)2学年

  21日は理型2クラスが、帝京大学、国際医療福祉大学へ、23日には文型3クラスが、帝京大学、国際医療福祉大学、作新学院大学へバスにて見学に訪れました。コロナ禍により県内の大学限定での実施でしたが、多くの生徒にとって、実際に大学に足を踏み入れるはじめての機会となり、進路意識の向上につながりました。模擬授業や施設見学、本校卒業生の話などを通して、「実際に現地に行くことでしか分からないことを知ることができるいい機会だった」や「たくさんの大学を調べ、オープンキャンパス等に参加するべきだと思った」などの感想がありました。コロナ禍において受け入れを快諾いただき、感染症対策にもご配慮いただきました各大学様には、心より感謝申し上げます。
写真は上から国際医療福祉大学(本校卒業生からの話)・作新学院大学・帝京大学(キャンパス見学)です。

キャリアクション・プロジェクト②1期スタート

5月31日(月)6,7時限 1学年

 まちづくり、ものづくり、医療、保育・栄養、スポーツ、情報、国際、教育の8分野に分かれ、キャリアクション1期のグループ活動をスタートしました。それぞれの分野で、各自が調べてきた地域の課題について話し合い、その解決に向けて高校生としてできることは何かを考え、意見を出し合いました。生徒間の話し合いの中で挙げられた地域の医療や安全に関すること、情報モラルの低下、労働力不足などの様々な課題について、今後も当事者意識を持って、取り組んでいきます。

キャリアクション・プロジェクト①職業と地域のかかわり

5月17日(月)6,7時限 1学年対象とした「キャリアクション・プロジェクト」を実施しました。

 

本校同窓会副会長の露崎様とPTA会長の戸田様を講師に招き、日産自動車総務と栃木市役所職員の立場から、それぞれ貴重な経験を伝えていただきました。生徒は、ものづくりやまちづくりに多くの人が携わり、地域を支えていることを知ることが出来ました。また、将来社会の一員として、自分自身がどのように地域貢献出来るかを考える良いきっかけとなりました。ありがとうございました。