2021年8月の記事一覧
(野球部)新チーム始動&秋季交流戦結果
新チームの目標は「夏に勝つチームを作ること」、スローガンは「一球執着」に決定しました。いずれも部員たちの話し合いで決めたもので、夏の敗戦の悔しさを忘れず、一球に執着して(こだわって)、夏の勝利を目指す、という思いが込められています。
今年のテーマは自主・自律です。主体性を発揮し、自ら考え工夫して、夏の大会で勝てるよう努力を積み重ねて参ります。今年も変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。
また、8/21には感染拡大に配慮の上、秋季交流大会が行われました。当校は連合チームとして、足利大附属高校と対戦いたしました。
結果は以下の通りです
連合チーム(足利清風・佐野松桜・壬生) 3-17 足大附
8回まで3-7と善戦するも、9回に足大附の猛攻に遭い、敗戦となりました。
活動が制限される中ではありますが、各自が自分の時間を有効に使い、次に向けてレベルアップしていきたいと思います。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。
《野球部大会戦評2021/07/11、佐野松桜-足利南》
夏の高校野球一回戦、マウンドには背番号5をつけた I が上がる。緊張感からか、初回にいきなりノーアウト満塁のピンチを招き、押し出しで一点を先制される。しかし、その後は調子を取り戻し、二者連続三振と内野ゴロで初回を最少失点に抑える。
(先発の I )
さらに一点を追加されて迎えた三回には、エースの S がマウンドへ。流れを変えたいところではあったが、ツーアウト二、三塁から二点タイムリーを浴び、0-4とリードを広げられてしまう。打線は5回までに3併殺打と、流れの来ない苦しい展開が続く。それでも、エースの S が10個の三振を奪うなど4回からはパーフェクトに抑え試合を作ると、打線は0-4で迎えた8回、1番 Y、二番 K の連続長打などで3点を返し3-4とし、流れは一気に佐野松桜へ。
(一番のY。右中間に二塁打を放つ)
9回には途中出場の K がレフト前ヒットで出塁し、後続も続いて一打逆転のチャンスを作る。ここで前打席長打を放っている二番の K が今度は値千金のフェンス直撃のヒットを放ち、土壇場で逆転に成功する(5-4)。
(九回先頭でレフト前を放つ)
(逆転の一打を放ったK。この日3安打3打点の大暴れ。)
しかし、ここで簡単に勝たせてくれないのが夏の高校野球。9回裏、四球をきっかけに二死3塁のピンチを招くと、相手の4番の打球はこちらのエラーを誘い、またもや土壇場で同点に。
後続は抑えて試合は今大会初の延長戦へ突入する。圧巻だったのはエースのS。延長に入っても球威は衰えず、延長12回を投げきり、10イニング16奪三振の力投を見せる。
(力投を見せるS)
援護したい打線も代わった相手投手の球威あるストレートに押され、得点を奪えず。試合は延長13回、ノーアウト一、二塁から始まる、運命のタイブレークに突入する。
先攻は佐野松桜。内野ゴロでランナーを進めると、チーム1の努力家、Oが打席に入る。追い込まれても食らいつき、迎えた7球目、ストレートを振り抜くと打球はセンター前へ。待望の二点タイムリーを放ち松桜が二点を先制する。
(努力家のO。執念の二点タイムリーを放つ)
迎えた13回の裏、勝利も見えかけたところではあったが、先頭打者にセンターオーバーのタイムリー三塁打を浴び同点とされると、次打者にレフト前へ運ばれ万事休すとなった。
炎天下の中、3時間半を超える文字通りの死闘であった。極限の緊張感の中で、両チームが持てる力を全て出し切り、観る者を感動させる試合を繰り広げてくれた。本当にありがとう。
【野球部】夏の高校野球選手権大会・結果報告
去る7/11(日)、夏の高校野球栃木大会が行われ、
本校は足利南高校と対戦しました。
結果は7対8(延長13回タイブレーク)で惜しくも敗戦となり、夏の勝利は叶いませんでした。
しかし、劣勢を跳ね返し、最後までアツい試合を繰り広げた三年生は、充実した表情で高校野球を引退していきました。まだまだ先の長い選手・マネージャー達です。野球人として、人として、これから次のステージでの、さらなる活躍を期待しています!!
また、ここまで、本当にたくさんの人に支えられて夏の大会に臨むことができました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
この試合もまた次の“糧”として、これからも全力で目の前の一球に取り組んで参ります。次のステージへ進む三年生を、そして当野球部を、これからも応援いただければ幸いです。