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2020年11月の記事一覧

農業経営科(野生鳥獣に関する講話)

こんにちは。農業経営科です。
日ごとに寒さも増し、学校の前のイチョウも丁度見頃となってきました。

先日、農業経営科2・3年生を対象に、「狩猟の魅力PR講座」と題して、鳥獣管理士の杉本様を講師に迎え、栃木県における野生鳥獣による農作物被害やその対策について、お話をいただきました。
 

栃木県においても、ハクビシンやイノシシなどの野生動物による農作物被害は年々大きくなってきています。そのため、地元の猟友会や鳥獣管理士の方々が中心となり、その駆除や個体数管理が行われています。

「野生動物も悪気があって畑を荒らしている訳ではなく、生きるために食料を求めているだけ」なのだというお話がとても印象的でした。だからこそ、住む場所の区分けや、増えすぎてしまった場合には捕獲も必要であることなど、大切なことを学ぶことができました。

くくりワナの実演や本物の毛皮の展示もしていただき、生徒達も興味津々といった様子で見学したり、説明を伺っていました。
  

鳥獣管理は農業に大きな影響を及ぼすため、地域の農業者との連携が重要となってきます。「自分はどう関わっていけるのか」について考える良いきっかけとなりました。

以上、農業経営科でした。

農業経営科(キャリア形成支援事業&花活)

みなさん、こんにちは。

先日、農経科3年生草花分会では、キャリア形成支援事業として、日光市のシクラメン農家である「イッセイ花園」様にお邪魔してきました。

イッセイ花園の吉原一成様から花き農家のやりがいや難しさ、栽培管理や品種について、コロナ禍における花き業界の取り組みなど、なかなか聞くことができない生の声を聞くことができました。


また日々の実習を通して疑問に感じていることを質問したり、葉組みのコツも教えていただくことができました。


教えていただいたことを学校での管理に生かしていきたいと思います!


今年度はコロナ禍で、花きの需要が落ち込んでいます。そこで少しでも花き業界を盛り上げようと、栃木県と連携した「公共施設における花きの活用拡大支援事業」として、フラワーアレンジメント講座を行いました。

農業経営科では草花生産のうち、鉢ものや苗ものを中心に学習するため、切り花を扱うことは少ないので、生徒たちにとっても楽しい授業となりました。
  

講師として「はなまつり」の島田様をお迎えし、アレンジメントの基礎を教えていただきながら、思い思いのアレンジメントを作成しました。
はじめは戸惑いながら挿していた手つきでしたが、だんだんとコツをつかんでいきます。また友人のアレンジを見て、「これいいね」や「かわいい」という声が聞こえてきました。
   

コロナ禍ということで、冠婚葬祭等の草花利用の場が減ってしまっていることから、消費が減少しています。草花を扱う身としても、活用に貢献していきたいと思います。

また花は一輪あるだけで、生活を彩ります。ぜひみなさんもお家に飾る一輪の花を花屋さんで購入してみてください。

農業経営科でした。