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【SSH】夏季宿泊研修(生物)

1.行事名 


  夏季宿泊研修(生物)

 2.実施日時 


  平成29年7月26日(水)、27日(木)、28日(金)

 3.実施場所 


  お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター  館山臨海実験所(千葉県館山市)
 

 4.参加者 


  2年生SSクラス 生物選択者
  

 5.実施概要 


 (1) 指導者

  
    お茶の水女子大学大学院 人間科学研究科
      準教授    清本 正人 氏
      準教授    嶌田 智 氏
      特任助教   吉田 隆太 氏
      特任講師   大類 穂子 氏


 (2) 日程・実施内容
  7月26日(水)
    ・ウニの受精と発生の講義と実験
    ・海の動物の講義
    ・ウミホタル採集、観察

  7月27日(木)
    ・ウニの発生観察
    ・船にてプランクトン採集
    ・ドレッジ採集
    ・磯の動物採集、観察、同定
    ・採集した動物の観察と同定
    ・薄層のクロマトグラフィーの実験
    ・海藻の同定、標本作製

  7月28日(金)
    ・ウニの発生観察
    ・海藻標本のパウチ




【SSH】夏季宿泊研修(生物)



【SSH】夏季宿泊研修(生物)2



【SSH】夏季宿泊研修(生物)3





 


【生徒の感想】
 ・海には陸とは比較にならないほど多くの種類の生物がいたことを知った。今後、磯の生物の観察会があったら参加したい。
 ・栃木県ではなじみの薄い海洋生物について、実際に採集し観察する機会を得たことが良かった。
 ・船に乗ってプランクトンの採集をしたことが嬉しかった。ただ海水を集めただけであれほどのプランクトンが採集できることを知り驚いた。
 ・ウミホタルの採集と観察はとても新鮮で光も鮮やかで感激した。
 ・海藻や貝などの同定は難しく、一目見ただけで識別できる研究者の方々はすごいと思った。
 ・ウニの発生の観察では、だんだんと育っていくウニが面白く可愛いと感じられた。
 ・卵が精子と受精して受精卵になるまでの過程が1分程で、自分が思っていたよりも非常に短く驚いた。
 ・偏光板を使うことで、ウニの骨格が鮮やかに浮き上がってきて、透明で分かりにくかったウニの構造がしっかり分かった。
 ・SSHに入って、この研修に参加できて、本当に良かった。
 ・図表に載っていることはほんの一部だと思った。

以上、アンケート結果より、生徒の海洋への興味関心は非常に高まった。